こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は、高配当銘柄として人気の、CDSの財務状況をチェックしていきたいと思います。
「CDS(証券コード 2169)」は、配当金を出し続けられる企業なのか!?要チェックや!
チェックは「IR BANK」で行う
今回紹介されている方法は、IR BANKの「決算まとめ」から確認ができます。
今回は「CDS」の財務を見ていきます(^^)



まずは配当利回りを見る



4%台は買い時です。
概ね高配当を維持しています。
株式市場の過熱感が高まると、それに比例して株価も上がり、配当利回りもさがりますね。
そのため、業績に関係なく株価が下がってきた時に買いたい銘柄です。
売上(上昇トレンドであるか?)



足元は減収だが景気次第ですぐ回復しそう
配当金をいままで通り出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安ですね。
CDSは、コロナで売上高は概ね20%減少です。
この辺りはどの企業もですが、景気に影響されています。
営業利益率(10%以上は欲しい)



売上から経費を引いたのが「営業利益率」ですが
営業利益率は下がっても10%を維持
2019/12までは右肩あがりで15%まで到達できる勢いでしたので
稼ぐ力は問題なしだと思います。
しかし素晴らしい営業利益率の会社ですね。
業績が悪化しても営業利益が10%弱という、非常に儲かりやすいビジネスである点は評価できます。
EPS(一株当たり当期純利益)



業績悪化でも100円は維持
1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。
要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことですね。
徐々に上げてきていましたが、こちらも減少。
それでも100円を維持出来ているところに注目したいところです。
EPSが100円は優秀企業の1つの目安です。
配当金(高いほど良い)



配当金は「株を持っていると貰えるお金」です。
きた!連続増配の銘柄。
2020年3月期は配当は55円で5円の記念配当を含みますが増配の見込みです。
減益の中の増配ということで株主還元の意志と財務の盤石さを感じますね。
配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)



「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標が配当性向です。
配当性向:儲けたお金を株主に還元する割合じゃな。
概ね30%〜50%を目安としている企業ですね
コロナで一時的には配当性向はあがりますが、
そこは折込済み。
配当性向が30%〜50%であれば、
配当金を出し続けられる?の側面からは問題ないですね。
自己資本比率:基本的には高いほど良い



自己資本比率は70%台と安心
自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。
自己資本率が70%と借金も少なく、財務安定企業と言えます。
個人的には自己資本比率60%以上が1つの目安です
フリー・キャッシュフロー



基本的にプラスに出来る企業
フリーキャッシュ・フローは簡単に言うと「今年、現金がいくらプラスになったか?」の数字です。
私達の家計と同じで「収入 – 支出」がプラスならどんどん現金が積み重なっていきます。
基本的にはプラスです。
一時的にマイナスの年もありますが心配なし。
フリーキャッシュフローが一時的なマイナスでも問題ない理由
大前提として、フリーキャッシュフローは基本的には毎年常にプラスの方が良いです。
しかし企業が利益を出し続けるには「現金が溜まったら未来への投資に使う事も必要」です。
そのため、手持ち現金と照らし合わせて、投資額を調整しているのが見えますね。
↓設備投資額はキャッシュフローと合わせて調整をしています。



↓現金は基本的に年々積み重ることができていますね。



【まとめ】今後業績が急降下しない限りガチホ推奨な高配当銘柄
CDSの財務分析のまとめです。
配当性向が50%以下で、配当利回りが4%台なら買いな銘柄
CDSの財務情報まとめ
- 配当利回り…4%台
- 売上(営業利益)…基本的に堅調な企業
- 営業利益率…不況でも10%超えで素晴らしい
- EPS(一株当たり当期純利益)…100円以上で優良
- 配当金…1株55円、現状は維持が可能
- 配当性向…平常時は30%〜50%
- 自己資本比率…70%台。
- フリー・キャッシュフロー・・・基本的にプラス
安定的な企業なので、配当利回りが4%なら買いに向かってもよさそうです。
※投資は自己責任でお願いします。
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