おすすめ読書の要約

【要約】年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資【著者:配当太郎】

株式投資歴7年のプラズマコイです(^^)
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今回は「年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資」 という本を読みました。
本書のテーマは「長期で増配株をコツコツ買って、年間100万円の配当金を目指す」です。

本書はTwitterフォロワー8万人超えの「配当太郎さん」がおすすめしている
配当金を目当てとした「配当株投資」の解説本になります。

増配株を長期保有で「年間100万円の配当金」を達成するための
「配当株投資」の方法が紹介されています。

本書の著者である「配当太郎さん」は2021年2月からTwitterをスタート。
2023年2月5日時点でフォロワーが8.2万人を超える人気のインフルエンサーです。

プラズマコイ

2023年 No.1候補の書籍です。

本書は以下の内容で構成されています。

もくじ

  1. 第1章 半永久的に「配当金」が入ってくる最高の投資法
  2. 第2章 3万円⇒12万円⇒100万円 配当金を計画的に増やす3ステップ
  3. 第3章 「配当株」を買うベストのタイミングとは?
  4. 第4章 一生持ち続けることができる王道の配当銘柄
  5. 第5章 「1株当たり利益」で優良銘柄を見抜く!
  6. 第6章 持っているだけで利益が増える「増配銘柄」の探し方
  7. 第7章 配当太郎が注目する15銘柄の「今後」を診断!

今回は「特にポイントになる部分」を中心に要約していきます。

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本書は、以下の方におすすめです。

▼ 興味を持ったら是非、実際に手にとってみてください ▼

なぜ配当株投資は「最強の株式投資」なのか?


最強の投資法といわれる理由を解説します。

本書は配当金を主な目的とした「配当株投資」の手法を解説してくれています。
株式投資には大きく2つ利益を得る方法があります。

株式投資で利益を得る方法

  • 株が安いときに買って、高い時に売る「キャピタルゲイン」
  • 買った株が出す配当金を得る「インカムゲイン」

インカムゲイン狙いの配当株投資はギャンブル要素が低い投資法

もしあなたが「株式投資は怖いもの、ギャンブルのようなもの」と思っている場合は
「キャピタルゲイン」の方法の例を思い浮かべている場合が多いでしょう。

「キャピタルゲイン」はトレードによって利益を得る手法のため、ギャンブル要素が強い投資法と言えます。
期間は数日〜数ヶ月と短期の投資法になります。

一方「インカムゲイン」狙いの投資は長期に渡り、企業が株主に分配する「配当金」を目当てとした投資法です。

配当金は一度株を買ってしまえば企業が配当金を出し続ける限り不労所得が得られるためギャンブル要素が低い投資法と言えます。

ギャンブル要素が低いどころか、半永久的に「配当金」が入ってくる最高の投資法と言えるかもしれません。

株価は予想できない。配当金は予想できる

本書は「キャピタルゲイン(売買利益)」VS「インカムゲイン(配当金)」でインカムゲインの投資法を解説している本になります。

では、なぜインカムゲイン(配当金)を重視する投資法をするのでしょうか?

それは「株価は予想できない」「配当金は予想できる」という側面があるからです。

株価は企業の業績以外にも、政府の意向や株式市場全体の思惑など外的要因が複雑に絡みあって上下します。
しかし配当金は企業の業績や株主還元方針を見ることで予想しやすいのがメリットになります。

  • 配当株投資はギャンブルにならない投資法
  • 配当株を買えば、配当金という不労所得を得られる
  • 配当株投資は、半永久的に配当金が入ってくる最強の投資法

配当株投資は優良企業を「自分が買える時に買う」


買うタイミングを選ぶ必要がない理由を解説します。

「配当株投資」のユニークなところは「買うタイミングを選ばない」ということです。

よく「株は買うタイミングが重要」と言われます。
確かに暴落時など「買い場」と言われるときがあるのは事実です。

しかし本書では「今後利益があがって増配していく企業なら株価は上昇傾向になるはず」と考えます。

その意味では、含み損を抱える可能性は少なく、5年・10年の長期スパンで見れば、株数を増やして配当金を増やしていくことが大切になるわけです。

逆に言うと、配当株投資は利益や伸び続け、配当金が伸び続け、株価も伸び続ける「一生持ち続けられる企業を選ぶこと」が重要になってきます。

  • 買うタイミングを考える必要はなく、買える時に買う
  • 利益や株価が上昇し続ける「一生持ち続けられる企業」を選ぶことが大切

配当株投資の最重要ポイントは「増配し続ける企業を買う」


増配しつづけられる強い企業を選ぶことがポイントです。

「配当株投資」の最重要ポイントは、一生増配し続けられる「稼ぐチカラが高い」企業を選ぶことです。

どんな企業を選べばいいのでしょうか?
以下の基準で選びます。

「配当株投資」の投資先は次の条件を満たす企業から選ぶ

  • 【超重要】参入障壁が高い業種の企業から選ぶ
  • 【超重要】稼ぐチカラが高い企業を選ぶ
  • 3割以上のシェアを持つ企業を選ぶ
  • ストック型ビジネスの企業を選ぶ

超重要な2つの項目について紹介します。

まず参入障壁が高い業種を選ぶ

最初に注目したいのは「参入障壁が高い業種」です。

以下の特徴を持ちます。

  • 既存企業に優位性(規模の経済性、ブランド力、技術力)
  • 法律的な規制がある(独占権)
  • 著しく差別化が図られている商品を持つ

このような「参入障壁」が高い業種の代表例は以下の4つになります

参入障壁が高い4つの業種

  • 銀行・金融
  • 商社
  • 保険
  • 通信キャリア

次に参入障壁が高い業種から1位、2位の企業を選ぶ

参入障壁が高い、稼ぐチカラが高い業種を選んだら、その中でさらに稼ぐチカラが高い企業を選びます。

具体的には各業種で利益が1位、2位の企業を選べばいいのです。

参入障壁が高い4業種から最も利益を上げている企業

  • 銀行・金融…三菱UFJ(8306)、三井住友FG(8316)
  • 商社…三菱商事(8058)、伊藤忠商事(8001)
  • 保険…東京海上HD(8766) ※保険は1強のため1社のみ
  • 通信キャリア…NTT(9432)、KDDI(9433)、ソフトバンク(9434)

基本的にはこの中の企業を順番に買っていくことが王道のステップになります。

これら参入障壁が高い4つの業種から選んだ企業をポートフォリオの土台として、
他にも稼ぐチカラが高い、JT(2914)、オリックス(8591)、さらにニッチな業種でも安定して株主還元をできている中小企業もトッピングしていきます。

  • 参入障壁がある業種の企業を選ぶ
  • 参入障壁がある企業で1位、2位の企業を選ぶ
  • 他では稼ぐチカラが高く、株主還元意識が高い企業を選ぶ

配当株投資を進めるための3段階のステップ


投資金額は初期100万円からコツコツと増やしていき最終的には1000万円をめざしましょう

「配当株投資」は長期スパンで実施する投資法です。
本書では以下のように少しずつ買い足していくのがおすすめされています。

まずは投資金額1000万円を目指して買い進める

  1. 初期投資「100万円」で株を買ってみる
  2. 年間12万円(月1万円)の配当金を目指す
  3. 1000万円の投資金額が一つのゴール

まずは最初の種銭を100万円貯めることが第一歩です。
株式投資は余剰資金ではじめるのが鉄則です。

生活防衛資金(有事の際に備えておく現金)も含めると、実際は200万円以上の貯金が必要になるでしょう。

まずは固定費の見直しなどをして投資資金100万円を生み出します。

そして初期100万円でスタートして先程紹介した稼ぐチカラの高い企業を買います。
配当金が入金されることを実感し、配当株投資のモチベーションを上げ徐々に投資額を増やしていくイメージです。

ステップ3の投資金額1000万円が一旦のゴールです。
その時も投資銘柄はたったの◯銘柄だけで良いということです。

この部分は本書のなかでも読み応えのある部分なので、ぜひ購入して読んでいただきたいです!

【NISA枠で買うと配当金が非課税に】

配当株投資にはNISA口座の相性が非常に良いです。
ポートフォリオの土台になる4業種の1位、2位の企業を優先的にNISA枠で購入すると良いでしょう

  • 配当株投資をはじめるため、まずは投資資金100万円を貯める
  • 参入障壁が高い4業種の1位、2位の企業の株を買い進める
  • 投資金額1000万円が一旦の目標

【時代をおさらい】2022年に人気化「高配当株」投資

※このエリアは本書の要約ではなくプラズマコイの独自解説になります。

本書が注目されている背景として、株式投資のトレンドについてサクッと解説します。

米国成長株の下落で「配当金目当て」の投資に注目が集まる

2022年は「配当金目当ての株式投資」に注目が集まった年でした。

その背景には2020年、2021年に人気だった「米国インデックス投資」に陰りが見えたことがあります。

もともと「配当金で不労所得」をゲットする高配当株投資、連続増配株投資は人気でしたが、2022年はこれらの投資法が再び人気になった1年でした。

新NISAで「配当金が非課税」の投資に注目が集まる

2022年の12月には「NISAの抜本的拡充・恒久化」プランが政府から発表されました。

具体的には2024年からスタートの新NISAですね。
「新NISAは、配当金目当ての株式投資を後押し」します。

新NISAは従来のNISAにはなかった「投資可能期間が恒久化」「非課税期間も無期限」が神改正として話題になりました。

つまり「配当金目当ての投資の人気が再熱した」のが2022年でした。
時代ごとに投資手法の人気は変わりますが、新NISAの登場で2023年以降も配当金目当ての投資の注目度は高まりそうです。

何より、インデックス投資と違って、配当金投資は実際に現金が手に入るため、長期投資を続けるのに向いている投資手法ですね。

【まとめ】本書の投資手法は誰でもできる「配当金」投資の入門ガイド

プラズマコイ

新NISAでさらに注目度が高まる投資法ですね

本書は「配当金」を目当てとした株式投資の解説本です。
年間100万円の配当金があれば生活がかなり楽になり、豊かな生活が送れますね。

そういった、長期で着実に収入を増やしたいといった方にピッタリな1冊になっています。

この記事のまとめ

  • 配当金目当ての「配当株投資」ならギャンブル性が低く、誰でもできる!
  • 買うタイミングは自分が買えるタイミング!
  • 買う銘柄は「一生持ち続けられる」参入障壁が高い4業種の1位、2位の企業
  • 投資資金は100万円からスタート、投資資金1000万円がゴール

記事で紹介した内容は本書のなかのほんの一部です。
ぜひ実際に読んでみてください。

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