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三種の神器とは?【国を治める上での3つのメッセージです】

こんにちはプラズマコイです。

令和の時代を迎え、新天皇が即位するにあたり「剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀」というのが行われていました。これは三種の神器を継承する儀式です。

今回は、三種の神器とは?について調べていきたいと思います。

【結論】3つのメッセージ

最初に結論を書いてしまうと、鏡(正しい判断)、勾玉(農業)、剣(治世)の願いが込められており、これらを心に刻みましょうということです。

昔は天皇が政治をしていましたからね。

三種の神器とはなにか?

三種の神器とは以下の3つです。

  • 鏡・・・八咫鏡(やたのかがみ)
  • 勾玉・・・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
  • 剣・・・草那藝之大刀(くさなぎのたち)別名:草薙の剣

詳しくはWikipediaや他のサイトに書いてあります。

なぜ三種の神器を継承するのか?

三種の神器は天皇が親から子へ継承していく、天皇の証なのです。
そのため、所持していないと天皇であるとは言えません。

なぜ三種の神器が天皇の証なのか?

では、なぜ三種の神器が天皇の証なのかということですが

そもそも天皇家は天孫(天の神の子孫)であり、その中でも特に天照大神(あまてらすおおみかみ)の子孫になります。
※ちなみに天照大神は最高神(神々の中で最も地位が高い)になります。

天照大神は、その孫である邇邇芸命(ににぎのみこと)に地上の葦原中国を治める事を命じます。
そして地上に降臨する際、この三種の神器を授けました

そのため、この三種の神器を持っていることが天皇である証となったのです。

なぜ三種の神器を授けたのか?

ではなぜ、そもそも三種の神器を授ける必要があったのか?ということですが、それぞれにメッセージが込められています。

八咫鏡に込められた想い

この鏡を私だと思って祀り、時には向き合う事により、困った際の助けにしてください。というメッセージが込められています。

鏡は心を映すと言います。
自分としっかり向き合いなさいというメッセージや、この鏡を、通じて天照大神であればどのように考えるだろうかという想像をしてください
ということですね。

天照大神の写真のような感覚でしょうか。

八尺瓊勾玉に込められた想い

勾玉とともに、一房の稲穂を送ったとされています。
そこから、稲を大切に育て、人々のお腹を満たしてくださいというメッセージが込められています。

草那藝之大刀に込められた想い

これは、未来永劫、良い政治をしなさいということが込められています。剣が象徴するように武力や、厳正とした国造りの要素を感じますね。

まとめると

  • 八咫鏡・・・迷ったときに自分と向き合い、正しい判断をするための道具
  • 八尺瓊勾玉・・・農業を発展させてという願い
  • 草薙の剣・・・良い政治をしてとう願い

がそれぞれ込められていると考えられますね。

参照文献

https://mag.japaaan.com/archives/93101

http://fuum.me/archives/273
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