プラズマコイです(^^)
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今回は「GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代」という本を読みました。
まず本書の結論としては「とにかく人に与える事を意識しましょう」です。
世の中は「ギブ&テイク=1つ与えて、1つ受け取るのがフェア」という価値観が一般的です。
しかし、本書ではギブ、ギブ、ギブと見返りをもとめずたくさん与えて、知らないうちにテイクできてるくらいが理想と伝えています。
そういう意味では「与える人=ギバー」は、他人より多くを与えている人といえるでしょう。
しかし私たちは損得勘定を抜きにして「他人に優しくしつづける」ことは難しいですよね・・・
お金も時間も無限ではないので、自分ばかりが損をしつづけていると感じると続きません。
今の日本では「ギバー」になれない理由はいっぱい!
- お金が足りない
- 時間が足りない
- 余裕がない
※意識せず行動をしていると「ギバー」になれない
特に仕事では、短期的に「利益」を出す必要があるので、本書で言うところの「テイカー」になりやすいです。
プラズマコイもこの本を読んで、ギバーになる事の重要性を感じながらも、
同時に難しさも感じて以下のツイートをしました。
会社員の生活でギバーの振る舞いをするのは絶望的に難しい。だからこそ3ヶ月に1回読み返したい名著です。https://t.co/3LI6hFI6M9
— プラズマコイ@大企業で好きに生きる (@purazumakoi) January 17, 2021
本書では、そんな言い訳だらけの私たちにお金や心の豊かさを手に入れるために「ギバー」になることの重要性と、方法を教えてくれています。
- 人の思考と行動には3タイプの種類がある
- 誰もがが、どこかでそれぞれのタイプの行動をしている
- 結局得をするのは誰か?
- ギバーになるにはどうしたら良いのか?
▼ 興味を持ったら是非、実際に手にとってみてください ▼
【前提】「GIVE & TAKE」の一般的な使われ方
「ギブ アンド テイク」はどんな風に使われているでしょうか
一般的な「ギブ アンド テイク」の使われ方は2つのパターンになります。
ギブアンドテイクの一般的な使われ方
- 僕が先にこれをあげる、君が次にくださいね
- 君が先にこれをしてくれた、次は僕がこれをするね
お互い、他人のために行動して「トータルで損得をゼロ」にするという感覚ですね。
友人関係や恋人関係でも「貸し借り」をなるべく短い期間でやりとりして、すぐに”回収”しようとする傾向にあります。
しかし、本書では「そうじゃない」と言っています。
たしかにGIVE & TAKEの1部としてその考え方はありますがが、
本当に「成功して幸せになる人の考え方はそうではない」という事を教えてくれます。
もしあなたが、すぐに”回収”したいと思っていたり、
自分の方が得したいと思っている場合は、考え方を変えたほうがいいでしょう。
人の思考と行動には3タイプの種類がある
本書では、人には3つの思考・行動パターンがあると書かれています。
人には3つの思考と行動のパターンがある
- ギバー(与える人)
- テイカー(受け取る人)
- マッチャー(バランスを取る人)
「ギブ&テイク」で貸し借りがフェアな状態をもとめる人は「マッチャー」と呼ばれます。
この3タイプのなかでは「マッチャー」が一番の多数派になります。
マッチャーは「今回は僕が払うから、次は君が払ってね」の考え方です。
タイプ | 行動指針 |
---|---|
ギバー | 他人に利益を与える |
テイカー | 自分の利益を得る |
マッチャー | 損得を均等にする |
ここで重要なことは「テイカー」の考え方は他人を不幸にする考え方なので、テイカーの人とはなるべく近づかないようにしましょう。
そして、世の中の多くの人はマッチャーなので、
あなたや、周りの人もマッチャーとして振る舞うことが多いと思います。
あなたがもし「幸せな成功者」になりたいなら、ギバーへの道を歩みましょう。
単なる成功者ではなく、
幸せな成功者になるには、ギバーになることが必要になるからです。
誰もが、どこかでそれぞれのタイプの行動をしている
3タイプの要素は、誰もが持っている要素で、それぞれの人が様々なシーンで使い分けています。
人はそれぞれの立場を使い分けている
例えばこんな感じです。
- 家庭・・・ギバー
- 仕事・・・テイカー
- 友達グループ・・・マッチャー
上記は一例ですし、どの立場でも「本当の自分のタイプ」が少し強めにでてしまうでしょう。
例えばあなたが”ギバー寄り”の人なら、どのシーンでもギバー寄りの行動をしているのでしょう。
しかし、あなたの周りのテイカーも「常にテイカーなわけではない」可能性もありますね。
テイカーだからと言って、絵に書いたような嫌なヤツという見え方はしていないことも十分あります。
結局、最も得をするのは誰か?
本書の中では「最もお金を稼ぐ」のはどのタイプか?について書かれています。
非常に興味深いですね。
結論、最もお金を稼ぐのはギバーです!
しかし同時に、最もお金を稼がないのもギバーという結果になっています。
では、2つのギバーによって、お金持ちと貧乏になってしまう理由は何があるでしょうか?
その境目はなにになるのでしょうか?
最も稼ぐ人と稼がない人はどちらもギバー
- 最もお金持ち・・・自分と他人を大切にするギバー
- 最も貧乏・・・自己犠牲をしてしまうギバー
どっちも「与える人」ギバーではあります。
1つポイントなるのは、成功するギバーは「他人のために行動できる」ことの他に「自分のためにも行動できる」ことが特徴となります。
成功するギバーは、常にwin winで考える。
自分も相手も両方メリットになることを考える
世の中には「返報性の原理」というものがあり、ギバーは時間はかかりますが、最も見返りが多いタイプです。
しかし「自分も幸せにする」という強さを持っていないと、搾取されるだけの人になってしまう場合があるということですね。
なぜ、多くの人はギバーにはなれないのか?
ここまで読んでみて、こう思った方も多いのではないでしょうか?
分かってるけど実際はできないよ><
ギバーになれない理由はたくさんある。
例えば以下のような理由がある。
- 【仕事】相手より自分の方が得をしないと生き残れない
- 【家庭】自分より家族を優先させなければならない
【真実】多くの人は、すぐにお金を手に入れる必要がある
世の中の人のほとんどの人は「十分にお金を持っているわけではない」という事実があります。
そのため、すぐにお金を手に入れたいという欲求が生まれます。
すると「見返りを期待しない」ギバーの考え方からは離れてしまいやすいですね。
そのため、自分で意識しないとギバーにはなりにくいということを覚えておきましょう。
あなたはギバーになるべきでしょうか?
先程触れましたが、世の中の多数派はマッチャーです。
では「あなたもマッチャーで良い」かもしれません。
ここは「自分が本当にギバーになりたいか?」を考えてみてください。
例え100%のギバーになれなくても良いのです。
- 自分はギバー寄りのマッチャーになりたいのか?
- 自分はテイカー寄りのマッチャーになりたいのか?
自分はどちらになりたいかを選べば良いです。
それでも多くの人は、ギバーが「お金も心の豊かさも」得ることが出来る唯一の考え方ならば、そちらを目指すほうが良いのではないでしょうか。
あなたが「ギバー(与える人)」になる方法3選
ここまでご覧になったかたは「私はギバーになりたい!」と思ったことと思います。
ではギバーになるにはどうすればよいのでしょうか?
結論としては「与える事を楽しめる人」になることです。
「良いギバー」になるために行うこと3選
- 損得で考えない
- 見返りを求めない
- 自分をまず幸せにして、その上で他人も幸せなことをギブする
具体的な行動としては上記の3つになりますが
ギバーの人は他の人と「考え方」が違います。
自分の行動指針を「与える事を楽しめる」「与える事を生きがいにできる」
こんな形に少しずつ変化させていくことが必要なのです。
自分にはギバーになる才能がない?
そんな「いい人」になれないよ・・・
どうしても、テイカー、マッチャーの社会に慣れてしまっていると
「自分はギバーになれるような聖人ではない」と思ってしまいます。
しかし安心してください。
「ギバーっていいな、なりたいな」と思った段階で才能はあります。
少しずつで良いので、周りに流されず、自分の目指す行動をできるようにしていきましょう。
【まとめ】ギバーになるためには「他人と違った考え方」が必要
与えられる人になれるよう、今日から1歩ずつ向かっていきましょう。
この記事のまとめ
- 人の思考と行動には3タイプの種類がある
- 最も得をするのも損をするのも「ギバー」
- 多くの人は「ギバーになれない」
- ギバーになるためには「他の人と違った考え方」が必要
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