こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
田端信太郎さんの著書である「これからのお金の教科書 」について要約して、皆さまと勉強をしていきたいと思います。
本書は、これからの時代で「あなたが探しているお金との付き合い方」これからの「資本主義を生き抜いていくための考え方のヒント」になるための本です。
年収の伸びしろをケタ違いにしてくれる本です。
このブログによる要約&補足を読んでいただけた時間や、
本書をご購入の場合はそのお金があなたの「資本になる」と嬉しいです。
本書はChapterが複数に分かれており、1章ずつ要約をしております。
今回は、②「使い方」を変えてお金への主導権を握る について要約をしていきます。
お金に対する適切な「距離感」
お金は不思議なもので「お金と関係がないところにこそ」お金を増やし、お金を稼ぐヒントがあります。
この「逆説、パラドックスに気がつくこと」が重要になってきますと本書で田端さんは断言しています。
お金がない人は、常にお金の事で頭が一杯です。
そうすると「つい高金利で借金」をしてしまったりするのです。
つまり、お金に対して正しい距離感をもっていないと「騙されやすくなったり」人生を豊かにしてくれる「本当に大切な事にお金を使えなくなる」のです。
そのため、お金に対する正しい距離感を持つ事が必要になるのです。
元ZOZOの前澤さんが力説「お金は追えば逃げるもの」
本書のエピソードに、元ZOZOの社長である前澤友作さんのエピソードが載っていました。
前澤友作さんの言葉「お金というのは追えば逃げるものなんだ」
「お金はばら撒けば、それ以上に戻ってくる」と確信しているからと確信しているからやっていると田端さんは評されています。
この逆説も、わかる人とわからない人がいるますが、
この感覚が「わかる気がする」と思う人は「お金儲けのセンスがある」と書かれていますね。
たしかに前澤さんは現在、毎日10万円を10名に配っています。お金をばら撒いていますね。
プラズマコイは自信を持って”わかる”とは言えませんが、
今は、誰かのために使う時にこそ喜びを感じるなと思います。
お金は追えば逃げる、使えばそれ以上に戻ってくる
自分の器を大きくすることに「お金を使う」
お金は「体験や学びなど、自分の器を広げることに使う」ことが大切です。
その差が、本当のお金の差となって現れてくるのです。
経済用語の「縮小均衡」「拡大均衡」を知ろう
突然ですが、経済用語の「縮小均衡」「拡大均衡」という言葉を知っているでしょうか?
全然わからんです(><)
僕も何のことやら不明でしたのでわかりやすく解説します。
要は「お金の収支がマイナスにならない為の方法」ですね。
2つの方法で「収支を均衡させる」
- 縮小均衡 … 収入が減る → 支出も減らす
- 拡大均衡 … 収入が増える → 支出も増やす
お金の収入にたいして、支出を調整することですね。
そして「日本の会社員ははどんどん可処分所得が減っています」
そのため、多くの人は「縮小均衡」になっていく事が予想できます。
しかし、これからの時代で「お金を稼いで金銭的に豊かになりたい」なら「拡大均衡」の方向、つまり「稼ぐ力を伸ばすためにお金を使う事を考えたほうが良い」です。
これからの「2つの生き方の考え方」
- 縮小均衡…給料が増えないので、節約して「収支の均衡を保つ」
- 拡大均衡…収入を増やして、それに伴い支出も増やして「収支の均衡を保つ」
支出を増やしすぎると高年収でも貧乏になりますが、「成長のためにお金を使う」という意識は大切ですね。
体験や学びなど、自分の器を広げることに使う
安いもの、高いもの「両方を知っているから価値になる」
世の中のものは概ね「安かろう悪かろう」といったように大体は決まっているものです。
しかし、それは何となく知識として知っているだけで「本当に自分で体験して体得したものでは無い」場合が多いかと思います。
その代表例が、ホテルのサービスです。
つまり1泊500円の宿と、1泊5万円の宿の「両方に泊まり」
「自分の世界を広げる経験が価値になる」のです。
イソップ童話の「酸っぱいブドウ」の物語に学ぶ教え
イソップ童話に「酸っぱいブドウ」という物語があります。
自分が手の届かないものに対して、どうせあのブドウは酸っぱいからと「体験もしてないのに勝手に決めつける」
そして言い訳をして、手に入らない理由をつけて、自分を納得させるというのが人間の性質だと言うことを学べます。
高級なサービスに対して「酸っぱいブドウ」と同じことをしていないか?
先程、これからの時代で金銭的に豊かになろうと思ったら
「拡大均衡」の考え方が必要と書きました。
お金に支配されず「自分がお金の使い方を支配する」ためには
これら世の中にあるサービスの「違いを知らなければ判断ができません」
つまり「高いものを体験しよう」というメッセージになります。
安価なサービス、高価なサービスの両方を知ることが必要ですが、
僕たちは「安いものには流れやすい」ので、そこは意識をしなくても体験が可能です。
そのため意識をすることは「高価なサービスに触れてみる」ことです。
1泊5万円のホテルと、1泊500円のホテルを往復してそれぞれの価値を知ろう
自分の器を知るということは、様々な体験をするということです。
そのために本書で紹介されている方法をご紹介します。
1週間で予算を7万円などと定め、1泊5万円のホテルと、1泊500円のホテルを往復するのです。
両方を体験することで「感じ取れる差異」
そこから見えてくる「各々の価値」
この2つを体験することが大切です。
同じジャンルでも「安価なもの、高価なもの」両方を体験しよう
本来の「コスパ」は、自分が好きな事に採算度外視でお金をつぎ込むため
現在は、ミニマリストなど「所有しない生活」が流行っています。
例えばカーシェアリングが流行していて、車を所有する人は減ってきています。
車は自分にとって本当に不要なものか?
カーシェアリングなど、持たない生活は、現代における「経済的な合理性」から言えばたしかにそうです。
しかし、実際に「自分の車に乗ってみて、所有してみて」初めて気がつ価値もあるはずです。
仕事では、自分で車を持つという「消費経験がない」ことで、車の案件や車関係の転職先などをのがしてしまうチャンスを逃してしまうかもしれません。
それに、車を持たないということは、ゴルフやスノーボードといったスポーツを趣味にすること自体が、はじめから選択肢に入ってこないでしょう。
しかし、プラズマコイは両方やっています。
それらで交友関係も広がり「それがあったからこそ人生が豊かになった」と思えます。
そこで注意したいのは「20代の若い人など、一度も車を所有するという体験をしなくて良いのか?」という問いです。
30代、40代のミニマリストで「一度所有をしたけど、持たない生活をやってみた」という「両方の体験」をした人は問題ないかと思います。体験した上で、持たない生活を選んでいるからですね。
しかし両方を体験していない人は「人生を豊かにするチャンスを逃している」可能性があります。
体験しないと、本当の「コスパ」はわからない
コスパとは本来「自分の価値観」と照らし合わせて考えるものです。
テクノロジーやサービスが発展したので
経済的な合理性が先行して「家、車、友達」を持たないという選択をする場面が増えてきています。
しかし、これらのモノは「自分にとって採算を度外視しても使いたいもの」を見つけ、それにつぎ込むために「自分に無価値なものの消費を抑える」というプロセスを経て「所有する価値がないなと思ってから判断」をすれば良いです。
本当のコスパ意識とは
- 自分にとって「採算を度外視しても使いたいもの」を見つける
- それにつぎ込むために「自分に無価値なものの消費を抑える」
何かにお金を使わないと言うことは
「逆に何かには使うということ」を意味しています。・
では何に対して、採算度外視で使うのでしょうか?
それを判断する意味でも、さまざまなもので、
ローエンド、ハイエンドなものを1度は持ってみて、
「自分で体験すること」が大切と言えます。
一度は体験しておきたい、ローエンド・ハイエンド
- 衣服、食事、飲み物、家、ホテル、車、時計、レストラン、パソコン、電車や飛行機の座席、
そうやって1度やってみた上だからこそ、お金では買えない「自分にとって大切なもの」が見えてくるでしょう。
その上で、自分にとって大切な価値が見えてきます。
必要に感じない所にはお金をかけなくてよい
田端さんの場合、
服は1000円のZOZOのTシャツと1万円のTシャツの違いはあまりないので1000円のTシャツを来ています。
逆に家は、家賃5万円のところと50万の所は環境と住心地が全く違うので住む家にはこだわると書かれていました。
このように自分で体験して判断していけば、誰かに言われたわけではない「自分にとっての本当のコスパ」が見えてくるのです。
正しいお金の使い方
最近は景気も悪いですし、それに伴い収入が減っているので、お金は節約するものという意識が根強くなってしまいました。
そんななかこの”教科書”は「お金の使い方」を紹介しています。
人にご飯を奢るのは良いお金の使い方
あなたが社長だったとして、社員の給料を毎月1万円上げるのと、
ご飯を1万円奢るのと、どちらがリターンが良いでしょうか?
これはモチベーションのお話なのですが、
ご飯を1万円奢ったほうがが、奢られた相手がいざという時に力を発揮してくれるのです。
「今の時代としては古い考え方」と思った方もいると思います。
これは友人の社長も言っていましたね
これは、ある意味では「計算」の部分もあると思いますが、
後述するように「お金は回すもの」です。
では誰が回しているのかというと、人間な訳です。
お金は天下の回りもの
先程のご飯を奢るエピソードでは少し”ピン”とこない方もいると思います。
その場合は「お金は回すもの」という感覚ならどうでしょうか。
経済は「お金が回ること」によって成立します。
ならば、沢山お金を回せば、自分にたくさん回ってくるのが道理です。
そうやって「お金が回るような人間同士の関わりに身を置いて」
「時にはお金が回ってくる、時にはお金を回す」
そこに喜怒哀楽が発生して「価値が発生するのです」
だからやっぱり、お金を沢山稼ごうと思ったら、ケチケチせずお金を巡らせるという、心がけが大切です。
今の時代は、ネットでビジネスもできるかもしれません。
それで多少お金を稼ぐ事ができるかもしれんが、
やはりネットビジネスで成功しているひとも僕が見る限り大体は「人と会う事」の重要性を発言されています。
気持ちよく奢る人にこそ、いい仕事、いい情報など色んなものが集まってきます。
それがやがてお金になるというのは「どの時代でも変わらない道理」です。
ケチな男は女性にも、男性にもモテない
よくテレビドラマで女性が「身を挺して自分を守ってくれる人にキュンとくる」エピソードがあります。
男女問わず「モテないよりモテた方が良い」に決まってますよね。
先程のご飯を奢るという行為は
一種の「自己犠牲の精神」になります。
「自己犠牲」また古めかしい言葉がでてきました。
危機一髪の場面でヒロインを身を挺して守る。
そんな場面はなかなか訪れないのが現実ですが、
普段の「ご飯代というささやかなお金」さえ自己犠牲をできない人は、いざという場面でヒロインを身を挺して守る人ではありません。
・・・実際はわかりませんが、少なくともそうやって思われるのです。
これはビジネスでも同じ事が言えます。「ノーペイン、ノーゲイン」と言いますよね。
まずは自分が先に支払いましょう。そうすると他人もそれに答えてくれるという好循環が起きるのです。
お金をコスパ”だけ”で決めるのは、”美学”がない
人はいつか死にます。そしてあの世にはお金はもっていけません。
そのため僕たちは自分のお金を「何に払うのか?もっと言うと誰に払うのか?」を決める事ができます。
人は物を買う時「その物語」をも一緒に買うものです。
日本一の職人さんが想いを込めて作った一品ものなら、
大量生産の既製品と機能は同じでも高い値段がつくでしょう
「そこには機能以外の高い価値があるからです」
あなたも「誰かの物語」にお金をつかう事ってありますよね。
たとえばこんな「物語」を買っています
- 「好きなアーティスト」のグッズ
- 好きなブランドの「コンセプト」
- 「環境に配慮」して作られたされた製品
このように、お金には2つの使い方があることがわかります。
お金の2通りの使い方
- 安くても十分という「コスパ」で買うもの
- 自分の満足感という、高くても「自分にとって価値のあるもの」
お金の使い方を洗練していくと
「自分のお金の使い方の美学」が養われてき、
トータルとして豊かな人生につながっていくのです、
所詮、人はいつか死にます。そしてあの世にはお金はもっていけません
30代、40代、50代と段々お金の節約が上手になってきたからこそ
「生産性やコスパを度外視でお金を使えるものを大切にする」という視点を身につける事が幸福な人生に繋がります。
【まとめ】お金の「正しい使い方」を身に着けよう
お金は貯めるだけではなく
使う力も重要になってきますね。
田端信太郎さん著「これからのお金の教科書」Chapter2「使い方」を変えてお金への主導権を握る まとめ
- お金に対する適切な「距離感」を身につける。お金は追えば逃げるもの
- 自分の器を大きくすることに「お金を使う」
- 安いもの、高いもの「両方を知っているから価値になる」
- 本来のコスパは「自分が好きな事」に採算度外視でお金をつぎ込むため
- 正しいお金の使い方。お金は天下の回りものという感覚を知る。
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