【書評】かがみの孤城【本当に一気読みしてしまいました】

読書
スポンサーリンク

こんにちはプラズマコイです。
GW後半は気がついたら小説を読み漁っていました(笑)

さて、今日は2018年本屋大賞受賞のかがみの孤城を読みました。
帯に”引き込まれて二日で読んでしまいました”という感想が書いてありましたが、僕も二日で読んでしまいました!
554ページと決して少なくないページ数ですが、特にラストに向かうあたりからは先が気になってしまい一気に高速で読んでしまいました。

読了後の、これはすごい・・・という感じも久しぶりでしたね。
ということで書評をしていきたいと思います。

「かがみの孤城」のあらすじ

あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――


なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

Amazonの内容紹介より

取り扱うテーマは「不登校」の子どもたちです。
さまざまな理由で学校にいけなくなった子どもたちが、とある条件によって選ばれ、パラレルワールドである「かがみの孤城」へと集められます。

いくつか本書の魅力を伝えていこうと思います。

とても読みやすいので万人におすすめ

文章が優しい

SF小説や純文学と違って、登場人物の言葉遣いや内容が比較的身近なもので構成されています。
文章も難しいことがなく、スラスラと読めます。

後半が怒涛の展開でやめられない

後半になると、
なぜこの7人が集められたのか?
それぞれどういった問題を抱えているのか?
といった部分が明かされ、それと同時に今まで緩やかに流れていた作品内の時間が、一気に危機感を伴って高速に進んでいくので、読む方のこちらも一気に集中して読んでしまいます。

登場人物が魅力的でバランスが良い

登場人物は中学生の設定ですが、いい意味でみんな大人びてると言うか、しっくりこないワガママさや傲慢さが無いです。

主人公のお母さんの成長

個人的に、主人公のお母さんの成長が見どころでした。

娘を思う気持ちと、どうしていいかわからない葛藤。

主人公のこころちゃんは繊細な心の持ち主なので、相手の気持ちを想像する場面が多いのですが、それ故に子供側からみたお母さんの見え方も感じられます。

そして、この作品に限った事ではないですが、やもすればこういった場合の大人はわかってない象徴として描かれがちですが(お父さんはそんな感じになってました(^^;)
そこでのお母さんの反応が個人的に良かったなと思いました。

お母さんの心境や行動が随時変化していくことや、逆に変わらずお弁当を作り続ける部分から、娘であるこころちゃんに対する愛情が感じられました。

7人全員にみんなに見せ場がある

7人がみんなそれぞれ”いいヤツ”ですし、すごい・・・と思う勇気を発揮したりといった場面も溢れています。

この7人以外も含めて名言も多数です!

最後は筆者からのメッセージを感じる

最後のほうに、筆者からの不登校やいじめなどに悩んでいる子供達や、親御さんにむけたメッセージ性を感じました。

我々は、今居る場所が世の中の全てだと思いやすいです。
それ以外の世界があることをイメージしずらく、
先日書評したコンビニ人間でもそれは同じだったりりますが、一つの正解のレールがあって、それをはみ出す事は良くない事だとされていますが、そんなことは無くて、選択肢は沢山あるし、それを選んで良いんだよっていうメッセージを感じました。

自信を持ってみんなにおすすめできる作品です

本屋大賞も651点と、僕が調べた所では過去最高得点でした!
自信を持っておすすめできる作品です。

映画化も過去の本屋大賞は多くがされていますので、かがみの孤城も期待できますね!

以上です。今回もありがとうございました。

コメント