こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は、プロ野球選手の和田毅さんの「だから僕は練習する」という本の要約をしていきます。
和田毅さんと言えば、40歳でも福岡ソフトバンクホークスの先発ローテーションに入っている「息の長い選手」です。
体格はプロ野球選手としはそこまで恵まれていない中”球の出どころが見づらい”という武器を引っさげ、
今も現役で活躍している、和田毅さんの”考え方”は僕たちビジネスパーソンにもそのまま使えるものなります。
アスリートの「仕事術」は新人、ベテランの全ての社会人にとって、イメージしやすく取り入れ易いですね。
プラズマコイ的にも、非常に共感が出来て、満足感の高い本でした。
では本書の要約と、それらをビジネスパーソンがどう仕事に活かしていくかを紹介していきたいと思います。
- 天才の才能だけでは長くは続けられない。
- 長く活躍するには「凡人の才能」が有用
- 長く活躍するために「努力は考えてやる」努力の意味や目的を意識する。
- 継続して努力し続けるため「試行錯誤(努力)が楽しいと言う境地」を目指そう。
▼ 興味を持ったら是非、実際に手にとってみてください ▼
この本は「長く活躍するため」の正しい努力の方法を教えてくれる本
まず僕がこの本を買ったきっかけからご紹介します。
何気なくプロ野球を試合を見ている時に和田毅さんが先発していた事がきっかけです。
カフェで、ソフトバンクVS楽天の試合を見ながら
— プラズマコイ@財務分析が好き? (@purazumakoi) May 5, 2021
高橋ダンさんの新書の要約ブログを書いてたら
気づいたら先発の和田毅さんの本を買っていた?
40歳で先発ローテに残るには頭脳的な練習をしているに違いない??♂️
高橋ダンさんの書籍https://t.co/zf1Br71gaI
和田毅さんの書籍https://t.co/F5d9CJGbiI
40歳で、新人のときと変わらず140kmの速球を投げ、先発のマウンドに立てている投手は多くはありません。
長く活躍するには何か練習方法に秘密があるに違いない!
当時そんな予想をしました。
そして結果は予想通り。和田毅さんの考え方や練習の姿勢は、長く活躍できている理由として非常に納得がいくものでした。
本書に書かれているポイントを一言で言うなら
天才よりも凡人の方が「練習の質」を高くするための「努力」が出来るという事です。
この記事を読んでいる殆どの人は、天才ではないはずです。
しかし天才ではないからこそ、
「努力の質」にこだわり、長く活躍できる。
そんな凡人の強みを教えてくれる一冊です。
凡人は「努力をしないと出来ない」のが強み。
努力をせずに出来る事は
再現性がない
例えば140kmの直球が投げられる人でも、出来るようになるまでのプロセスは様々です。
和田毅さんは、大学時代に大胆にフォーム改造をして初めて140kmの速球を投げられる様になりました。
ある意味では和田毅さんの場合、140kmの直球を作ったと言えるかもしれません。
同じ「出来る」でも天才と凡人のプロセスは違う
世の中で「天才」と言われる人は才能があるので「感覚」で出来てしまったりします。
逆に「凡人」は感覚では出来ないので「試行錯誤」をして、少しずつ出来るようになります。
例えばプロ野球選手であれば、以下のような技術を手に入れるにはどんなプロセスがあるでしょうか?
- 140kmの直球
- 鋭く曲がるスライダー
これらのボールは、天才であれば何も考えなくても自然とできてしまう場合もります。
その変わり、天才は、体力の衰えや、感覚がズレてしまった時には、手に入れる方法を知らないので戻せません。
一方「凡人」は、試行錯誤をして、出来るようになっているので、体力の衰えや、感覚のズレが来ても、
手に入れる方法を知っているので、戻すことが出来る場合がある。
凡人は、才能が無いので、
「謙虚に理屈で方法を考え」粛々と実行する
「地道に身につけたこと」は「再現できる」
努力をして身につけた事は、同じ努力をすれば再現できる
先程、天才は「手に入れる方法を知らない」のでもとに戻せないと書きました。
つまり、感覚だけでやっていると、調子を崩した時にもとに戻せないわけです。
しかし「出来ない→改善」の方法を知ることで、出来なくなってもある程度は努力でもとに戻す事ができるようになります。
つまり「地道に身につけたこと」は「再現できる」ということです。
努力のコツは「目的x習慣」10年後を見て練習をする
「先の事を考えながら実行」するのが「良い努力」
本書の中の「努力のコツ」として、何のための努力なのか?を明確にすることが必要と書かれています。
その努力の目的は何か?
- 能力をアップさせるためのものか?
- 現状のコンディションを維持させるものか?
- 将来的な備えなのか?
長く活躍するためには、例えば「10年後を見て努力する」事が必要です。
もし引退を5年後に決めているなら5年後でも良いでしょう。
いずれにしろ、目的を決めて、そのためのトレーニングを淡々とやり続けることを習慣にするのがコツです。
ベテランになっても「心」はまだ磨ける
ベテランになってからは「心」を鍛える事を意識する
アスリートやビジネスパーソンにとって、
成果を出すために大切なのは「心・技・体」のトータルパフォーマンスです。
- 心・・・精神力
- 技・・・技術力
- 体・・・体力
この3要素の平均点が総合力になるのです。
若いうちは体力で乗り切り、ベテランになれば、技術や、精神力を強みとするのが一般的ですね。
そして心の部分は「考え方、向き合い方」が含まれます。
この精神力は、特にベテランの強みと言えますし、ベテランになってもまだまだ伸ばせる「永遠の伸びしろ」の部分です。
仕事だと、日々移り変わる時代の流れによって、変化できる力もその1つだと思います。
長く活躍できる秘訣は「考える事」が「楽しい・当たり前」になるかがカギ
苦痛ではない「努力」をすることが大事
本書では「考えることを諦めない心」これが和田毅さんの強みと書かれています。
要は「考え続ける事が重要」という事です。
長く続けるには「考える事を」し続ける事が必要です。
そこで1つポイントになる疑問が生まれます。
- 人間は嫌いな事を10年も考え続けられるでしょうか?
- 例え続けたとしても、他人より優れたレベルまで持っていけるでしょうか?
嫌いな事をしても、優れた成果が出るとは僕は思えません。
つまり、努力を続けるためには、前向きに考え続けられる事が必要なのです。
そのためには3つのステップを経る事がポイントになります。
10年間、考え続けるための3つのステップ
- 嫌いなテーマを選ばない
- 考える事を好きになる
- 考える事を習慣化する
1つ伝えたいのは「無理して努力」をしつづけることは不可能だということです。
そのため、嫌いではない事を選ぶ事が必要です。
乱暴に言ってしまえば、例えば仕事は「嫌いな仕事を選ばない」ということですね。
続けることで「楽しさ」が見えてきたら本物
楽しんで出来る事が最も重要
この章はプラズマコイの実体験Tweetをご紹介します。
昨日、元アシスタント(バイト)の方と久しぶりに電話して嬉しい報告をもらいました。
— プラズマコイ@財務分析が好き? (@purazumakoi) May 16, 2021
・正社員として就職が決定した
・前に僕の教えた事がかなり高評価だった
・当時の仕事は楽しかった
・今でもすごく感謝している
優秀な方でしたが、やはり楽しんで仕事をすると伸びるということですね?
能力が伸びる時というのは「楽しんでやっている時」というのは多いと思います。
ここでご紹介したバイトの子は、とても優秀で明るく仕事をしていたのですが、やっぱり楽しんでやってたからこそだなって思ったものです。
【まとめ】長く活躍するには「考えて努力」「楽しんで努力」することが大切
この記事のまとめです。
本書が教えてくれる重要なポイント5選
- 長く活躍するためには「考えてる事が大切」
- 「地道に身につけたこと」は「再現できる」
- 努力のコツは「目的x習慣」10年後を見て努力する
- この努力は何のためかを答えられない努力はムダかも?と疑う
- 長く活躍できる秘訣は考える事が「楽しい・当たり前」になるかがカギ
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