こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今日は、【Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である】という本を読みました。
僕たちサラリーマンが取り入れやすい部分を抜粋しながら、感想、レビューをしていきたいと思います。
【本書の結論】笑顔と優しさが大切ですという事
まず最も重要なポイントとしては「イライラしてても良いことはない」ということです。
年齢や役職にも関係なく・・・誰もがお互いを思いやってというのは、大企業で日々勤めていると難しさは感じます。
僕はイソップ童話の「北風と太陽」を日々思い出しています。
相手があってのことですので、今日はまず自分が取り入れられそうだなと思った部分を抜粋して行きたいと思います。
職場の1人がイライラしてると全体の空気が悪くなる
まず想像してみてください。
あなたの職場で一番イライラしてたり、言葉がきつい人は誰でしょうか?
その人が休みのときの職場の空気はどうでしょうか?
ちょっと安らいだ雰囲気になったりしないでしょうか?
本書の抜粋によると、無礼な態度を取られた人は、仕事ができない人になってしまいます。
本書内の16Pより抜粋
48パーセントの人が、仕事にかける労力を意図的に減らしている
その人が居ることで、職場の空気が悪くなると、仕事の成果が減ってしうのです。理由としては「テンションさがるわー」ってなるからです。
ネガティブ思考よって仕事に集中できなくなるのです。
上司が部下に指示を出したりする時
最も気をつけなければならないのは、無礼にならないようにすることですね。
・部下が仕事ができないのではなく、
・上司の態度によって仕事ができなくなっている
つまりこういう事ことなのです。
多様性には「礼節」が必要
今の時代は多様性(いろんなキャラクターの人の意見が大切)が重要な時代といわれています。
ビジネスにおける多様性の必要性
ではなぜ多様性が必要になってきたのでしょうか?
それは「イノベーション」を生み出すためです。
イノベーションを生み出すと一言で言っても、タスクとして落とし込むと様々な作業があります。
- アイデアを出す人
- それを実行する人
- 実施結果を検証する人
イノベーションは、様々な考え方や、スキルが組み合わさって初めて成立するものなのです。
ここで一つ問題が出てきます。
多様性っていうけど、考え方が違う人が集まってもいい仕事ってできるの?
企業において多様性が成り立つためには
1.目的の共通認識が済んでいる。
2.お互いが礼節をもって接する
この2つが重要になるのじゃ
人間は、原則として自分とは違う人と仲良くすることができないのです。
そこを解決するために「礼儀」があるのです。
チームは「目的」の共有が必要
自分とは違う人とともに進むには、
最低限、目的が同じでないといけません。
目的地が同じなら、そのゴールをスローガンにそれぞれの得意分野を集結して業務を進められますが、実はそもそも目的地が違うことは多いです。
目的地が違う場合、どれだけ議論をしても話が噛み合うわけはないですね。
「礼節」や「教養」が無いと自分とは違う意見を認められない
多様性を認めるには、それだけ人間力が必要になります。
意見の異なる他人を尊重するのは非常に難しいことなのです。
礼節が無くても一応は機能するように、
会社など組織は「上下関係を作って物事を強制的に進められる」仕組みを導入しています。
役職や、年齢によって上下関係を規定してすることのメリットは
意見が違う場合どちらを優先するのかを決まっている事です。
これが今までの組織論でした。
過去に比べ、求められる成果、スピードは2倍、3倍になった
これからの組織論として、何度もてきましたが、多様性の必要性が叫ばれています。
企業が生き残るためには、常に競争に勝たなくてはなりません。
競争に勝つためのアイデアをを生み出し続けなければなりません。
同じ考えの人だけでは生き残れないのです。
企業に求められる機能も増えてきました。
- 同じ時間で2倍、3倍の作業量をできるように
- 同じ作業を、1/2、1/3の時間でできるように
それはさながら、今まで100点満点だったゲームが200点満点になったようなものです。
100点を超えていくように組織が進化しなければなりません。
その答えを多様性にもとめているのです。
多様性を機能させるためには、「礼節」を持った人のみを採用することが近道になります。
【まとめ】結局は人間力を高めることが大切
本書には、礼節に関する様々なエピソードやテクニックが出てきますが、読了後に思うのは、
- いつもにこにこ(^^)していて
- 相手を思いやる気持ちを持つ事
- 本当に大切な事は何かを考える力
そう思うと、人間力を高めることがこれからの時代の生存戦略になるのだと思います。
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人間のレベルを分類した興味深く納得感のある本です。
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