プラズマコイです(^^)
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今回は「OSGコーポレーション」の財務状況をチェックしていきたいと思います。
「OSGコーポレーション」は主に水関連の機器やサービスを展開している企業です。
近年ではフランチャイズで「高級食パン」「高齢者向け宅配弁当」のサービス展開しています。
プラズマコイが好きな「高齢化社会向けのサービス」を展開している企業として注目しています。
ウォーターのサービスも実施しており、プレミアムウォーターHDと同業種であるという見方もできます。
OSGコーポレーション (6757)は水関連機器を販売しています?
— プラズマコイ@財務分析が好き? (@purazumakoi) January 31, 2022
ウォーターサーバや浄水器などですね??♀️?
近年は「高級食パン」「高齢者への宅配弁当」といった水を生かした食の事業で業績を伸ばしています?✔
フランチャイズ事業が「良くも悪くもリスク要因」ですね
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「OSGコーポレーション」は水関連の機器・サービスを展開している会社
- 「OSGコーポレーション」のPER推移を見る
- 「OSGコーポレーション」の配当利回りをみる
- 「OSGコーポレーション」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「OSGコーポレーション」の営業利益率(10%以上は欲しい)
- 「OSGコーポレーション」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「OSGコーポレーション」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「OSGコーポレーション」の配当金(上昇傾向か?)
- 「OSGコーポレーション」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「OSGコーポレーション」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「OSGコーポレーション」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「OSGコーポレーション」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
- 「OSGコーポレーション」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「OSGコーポレーション」は業績好調な連続増配の高配当株
- 「OSGコーポレーション」の今後の株価は?買い時かを予想する
「OSGコーポレーション」は水関連の機器・サービスを展開している会社
水関連機器・サービスが守備的な事業、
フランチャイズが攻めの事業ですね。
「OSGコーポレーション」の事業利益は主に「フランチャイズ事業」から生み出されています。フランチャイズ事業は「高級食パン屋」や「高齢者の宅配弁当サービス」などですね。
近年展開している「高級食パン」は高級食パンブーム次第という景気に敏感な飲食業であります。
高級食パンは、富裕層や高齢者の健康志向、プレゼント需要などが見込めて有望だと思う一方、競争激化など、業績の上下の見通しが難しい事業であると言えます。
高齢者の宅配弁当は個人的には需要を取っていけるサービスであると考えています。
従来の事業である「水関連機器やサービス」「機器のメンテナンス」はある程度堅調に進んでくれそうですので、事業ポートフォリオが攻守にバランスよく展開できていると思います。
セグメント別では、フランチャイズが構成比率は4割り程度と高いですが、
従来の水関連の事業がまだ全体の6割となっています。
OSGコーポレーションの4つのセグメント
- 水関連機器
業務用、一般向けに、浄水器など水関連機器を販売 - メンテンナンス
水関連機器のメンテナンス、一定の需要が確定しているストック型収入 - HOD(水宅配)
きれいな水を宅配するウォーターサーバービジネス - フランチャイズ
高齢者向け宅配弁当、食パン専門店「銀座に志かわ」
時価総額は調査時点で「58億円」ということで小型株ですね。
PERは7.8倍と割安水準です。
今回は「OSGコーポレーション」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。
「OSGコーポレーション」のPER推移を見る
PER的には割安水準です
「OSGコーポレーション」の今のPERは7.7倍。
過去の推移をみると割安に見えます。
過去では6倍、7倍代まで安くなっているタイミングがありますが、
いまも割安のタイミングが来ていると言えそうです。
「OSGコーポレーション」の配当利回りをみる
利回りは3%あたり
「OSGコーポレーション」の配当利回りは3%あたりです。
配当利回りは3%であれば割安になっていると考えられそうです。
3%では少し物足りないかもですが、
暴落で配当利回りが3.5%まできたら美味しい銘柄かもしれませんね。
「OSGコーポレーション」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は上昇中です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「OSGコーポレーション」の売上は上昇中です。
2020年からフランチャイズ事業(食パン、弁当宅配)がスタートしており、
売上規模が1段階あがりました。
今後の業績拡大はフランチャイズ事業がカギを握ります。
高配当株投資の候補としては、飲食業は高リスクな業種です。
しかし直営店ではなくフランチャイズであればリスクもある程度抑えられそうです。
現在は好調で業績は拡大傾向ですね。
「OSGコーポレーション」の営業利益率(10%以上は欲しい)
営業利益率は15%程度です
業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「OSGコーポレーション」の営業利益率は約13%ほど。
高い営業利益率の企業ですね。
フランチャイズ事業のビジネスが高い利益率を叩き出しています。
一気に営業利益率は10%を超えてきました。
高い利益率を達成できている企業です。
「OSGコーポレーション」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは上昇傾向です
EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「OSGコーポレーション」のEPSは上昇中で130円を超えてきています。
赤字の年もありましたが近年のEPSは上昇中ですね。
今後の進捗にも注目していきたいです。
「OSGコーポレーション」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は68%です。
「OSGコーポレーション」の自己資本比率は42%程度です。
それなりに有利子負債で現金を増やし、積極的に事業拡大を狙っているフェーズと言えそうです。
動向を見守る必要はありますが、
現状では有利子負債も減少傾向にあり、問題なしと見ています。
「OSGコーポレーション」の配当金(上昇傾向か?)
連続増配の企業です
「OSGコーポレーション」は連続増配の企業です。
コンスタントに増配をしており順調に経営が進んでいる印象ですね。
2022年の一株配当も40円と増配予定です。
「OSGコーポレーション」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は30%あたりです。
「OSGコーポレーション」の配当性向は30%が目安です。
過去に比べると結構さがってきました。
配当性向は低い水準になってきており、増配余地はありますね。
「OSGコーポレーション」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは一気に増加!
「OSGコーポレーション」の営業CFは一気に増加しています。
2021年は過去最高を取ってきていますね。
フランチャイズビジネスの影響でしょう。
営業CFの伸びはOKですね。
「OSGコーポレーション」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は増加中です
「OSGコーポレーション」の現金は2021年終了時は7億円程度です。
少しずつ現金は増加してきていますね。
利益を事業に再投資しつつも現金も少しずつ増やしていっている形です。
「OSGコーポレーション」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
配当総額は上昇傾向です。
「OSGコーポレーション」の配当総額は右肩あがりです。
連続増配企業で配当総額も常に上昇しています。
配当総額の上昇からも高配当株として魅力的ですね。
「OSGコーポレーション」の当期純利益は上昇中か?
当期純利益は過去最高を更新
「OSGコーポレーション」の当期純利益は絶好調と言えます。
2021年も過去最高益を更新し、2022年も更新予定です。
当期純利益の観点からは絶好調の成長株ですね。
【まとめ】「OSGコーポレーション」は業績好調な連続増配の高配当株
フランチャイズビジネスで今後も拡大を狙います
OSGコーポレーションの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ○ | 3.6% |
売上高 | ◯ | 上昇中 |
EPS(1株利益) | ○ | 上昇中 |
営業利益率 | ○ | 13% |
自己資本比率 | ◯ | 42% |
1株配当 | ○ | 連続増配 |
配当性向 | ○ | 30%くらい |
営業CF | ◎ | 一気に上昇 |
現金など | ○ | 増加中 |
総評としては、高配当ながら高い成長率を誇る優良企業です。
今後の成長や業績はフランチャイズ事業がカギを握りそうなので、事業が進捗してこれば化ける可能性がある銘柄だと思います。
「OSGコーポレーション」の今後の株価は?買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】フランチャイズビジネスの今後をどう見るか次第ですが
この記事の執筆時点では株価は1,048円。
高級食パンは競合が参入してきたり、今後のフランチャイズ事業の動向は多少未知数です。
しかし現状は決算もよく、高配当なので現状はプラズマコイはこの銘柄に対して強気で見ています。
懸念は高級食パンのブームが一過性の可能性がある部分でしょう。
※本記事は個別株の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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