株式投資・金融知識

【高配当株】「ミロク情報サービス(9928)」は会計・財務管理のERPソフト開発会社。株価は?投資すべき?

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「ミロク情報サービス」の財務状況をチェックしていきたいと思います。

「ミロク情報サービス」は税理・会計事務所や中小企業向けのERPソフトを開発・販売しているソフトウェア会社です。
おもな用途としては「お金を管理するため」のものです。

企業のお金の流れを管理するシステムの他にも、勤怠管理・マイナンバー管理、クラウド型POSシステムなどを展開。企業のDX化の波にのって業績を伸ばしています。

近年は主力製品の「サブスク比率」を上昇させており、収入を安定化させることができています。

プラズマコイ

業績は上昇中ですが配当利回りが上がってきました

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

「ミロク情報サービス」は会計・財務管理のERPパッケージシステムを提供している企業

取引先は企業が多く、次いで会計事務所が多い
近年はサービス収入(サブスク)に移行が進んでいる

ERP製品の開発・導入・保守運用がメイン事業です

「ミロク情報サービス」の事業利益は主に「財務管理のERP製品」から生み出されています。
ソフトウェアを開発し、企業に導入・保守を行っています。

近年では新規顧客・既存顧客のシステムを「クラウド・サブスク化」することを進めており効率的に収益をあげられるようにしています。

「ミロク情報サービス」は会計事務所・中小企業向けの財務管理システムを提供する企業。

ERP製品の開発・導入・保守がメインで、近年はサブスク化に移行を進めている。

今後は「統合型DXプラットフォーム」を構築し、
企業の業務効率や収益性向上に役立つサービスを展開する予定です。
2023年に提供開始を予定しているようです。

ミロク情報サービスの2つの収入源

  1. システム導入(初期導入費)
    システムを新規で導入するときのハードウェア、ソフトウェア、ユースウェア(システム導入支援サービス等)の売上高
  2. サービス収入(継続的な安定収入)
    ハードウェア・ソフトウェア・ネットワーク機器の保守サービス、ソフト使用料収入、サプライ・オフィス用品等の売上高

時価総額は調査時点で「406億円」ということで小型株ですね。
PERは9.3倍と割安水準です。

今回は「ミロク情報サービス」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。

「ミロク情報サービス」のPER推移を見る


PER的には割安水準です

この株の「割安度」の判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ割安になっている場合があります。

「ミロク情報サービス」の今のPERは9.3倍。

過去の推移をみるとかなり割安に見えます
過去と比較すると2014年並みのPERまで割安度があがっていることがわかります。

近年はかなりバリエーションが高かったのですが、
2022年は米国の金利上昇以前から株価は下落を初めています。

株価は2018年、2019年の最高株価の約3,500円から見ると3分の1に減っています。
時価総額も約1000億円あった頃からみると半分以下になっていますね。

「ミロク情報サービス」の配当利回りをみる

利回りは高くなってきました

「ミロク情報サービス」の配当利回りは3%あたりです。
連続増配企業ですが株価が下落しており、ここ1年で一気に高配当株化してきました。

株価的には落ちるナイフ状態ではありますが、
同時に高配当株として魅力的になってきています。

「ミロク情報サービス」の売上(上昇トレンドであるか?)

売上は上昇中です。

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「ミロク情報サービス」の売上は上昇中です。
新規顧客の追加やM&Aなどにより売上は順調に上昇できていることがわかります。

売上成長としてはOKですね。

「ミロク情報サービス」の営業利益率(10%以上は欲しい)

営業利益率は10%を達成しています

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「ミロク情報サービス」の営業利益率は約10%ほど。

2022年に下がってきていますのでそこが株価的にネガティブな部分でしょうか。
過去は16%を達成できているときもあり、営業利益率としては高い水準を達成してきています。

株価的には今後の動向次第でしょう。

営業利益率が下落傾向を続けることになるのか、
10%あたりで耐えて反転できるのかが1つの判断材料になりそうです。

「ミロク情報サービス」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは上昇傾向です

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。

「ミロク情報サービス」のEPSは2022年は過去最高を達成する見込みです。
2022年はpringという企業の株をGoogleに売却したためEPSが一時的にあがっています。
これは一時要因と見ていいでしょう。

その他では、自社株買いを積極的に行っている企業でEPSにはプラスになりそうです。
※自社株買いを行っているということは企業が「今は株価が割安」と判断しているということです。

「ミロク情報サービス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率は46%です。

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「ミロク情報サービス」の自己資本比率は46%程度です。
有利子負債を増やしてきており、財務状態はリスクオンモードになってきています。

個人的は予想では、近年は営業利益率が悪化している部分と関連がありそうです。
新規サービスの展開に向けて資金が必要ということで資金調達を行っている影響であると見ています。

今後、新規サービスのリリース後に自己資本比率が改善してくるようであれば、1つの安心材料になりそうです。

「ミロク情報サービス」の配当金(高いほど良い)

連続増配の企業です

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「ミロク情報サービス」は連続増配の企業です。
ここ数年は配当維持で耐えているという印象です。

2022年の一株配当は38円と配当維持予定です。
現状の業績からいくと38円を維持できればOKといったところでしょうか。

「ミロク情報サービス」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)


配当性向は50%あたりです。

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「ミロク情報サービス」の配当性向は50%が目安です。
市場平均からみると少し高めですね。

これは増配余力が乏しいと判断できるので、
利益水準があがるまでは増配はおあずけだと思っていいでしょう。

「ミロク情報サービス」の営業活動によるキャッシュフロー


営業CFは安定的に推移しています

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「ミロク情報サービス」の営業CFは安定的にプラスです。

直近の平均では30億〜40億円くらいは営業黒字を達成できています。
営業CFの観点からはビジネスの安定性や優位性を感じますね。

会計・財務ERPは一度導入してしまったら簡単に変更することができないので、
安定的に収益をあげてくれるサービスです。

「ミロク情報サービス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)


現金は増加中です

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「ミロク情報サービス」の現金は2021年終了時は176億円程度です。

2019年に「新株予約権付社債」を発行しており89億円がプラスになっている他、
有利子負債の増加や、通常業務の利益からの追加も合わさっています。

大きな事業転換や事業投資に向けて現金を準備しているように見えます。

「ミロク情報サービス」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)


配当総額は上昇傾向です。

投資家は、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

業績が悪化しても配当の支払いが負担にならなければ減配のリスクは下がります。
そのため、配当金の支払額を見ることがポイントになります。

「ミロク情報サービス」の配当総額は増加しており上昇傾向です。

今後は事業投資の結果が吉と出るかがポイントになりそうです。

利益があがれば増配が可能となり配当総額も増えるでしょう。
いまこの企業に投資するのはある程度リスクを取ることになりそうです。

「ミロク情報サービス」の当期純利益は上昇中か?


当期純利益は過去最高を更新予定

「ミロク情報サービス」の当期純利益は上昇傾向です。
2022年は過去最高を更新する予想です。

しかし、2022年はpring株のGoogle売却の影響が23億あるので、
その分を単純にマイナスすると利益は15億円と利益は下落傾向と言えます。
※実際は細かい計算があるので数字はイメージです。

【まとめ】「ミロク情報サービス」は高配当化している優良銘柄、今後の展望は事業投資の結果しだい

プラズマコイ

配当利回りがあがってきている注目企業です

ミロク情報サービスの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り3%
売上高上昇中
EPS(1株利益)上昇中
営業利益率10%超え。下落傾向
自己資本比率46%くらい
1株配当増配傾向
配当性向50%くらい
営業CF安定プラス
現金など増加中
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、ビジネスモデル的には大崩しにくい企業で、その上で株価がさがてきている魅力的な高配当株候補だと思っています。

少しリスクはありますが配当利回りが3.5%以降になってきたらかなり魅力を感じます。

「ミロク情報サービス」の今後の株価は?買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】株価は下落トレンド真っ最中

この記事の執筆時点では株価は1,167円。

株価が下がってきて配当利回りは3%あたりに上昇しています。
株式トレードのセオリーで考えるなら上昇トレンドに入ってから購入したいです。

高配当株として逆張りを行う場合は、決算が好調ならですが、
配当利回りが3.5%〜4%の間に入ってから買い出動したい銘柄です。

※本記事は個別株の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。

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