こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回はビール会社3社「アサヒグループHD、サッポロHD、キリンHD」の銘柄比較をしていきます。
事業内容は概ね似ているこの3社。
ビーズ好きの方には、この会社のビールが好きといった好みもありますね。
これらビール会社の各社は、毎年シェア率の獲得ため、しのぎを削って毎年ビジネスをしています。
今回はそんなビール会社大手3社の「稼ぐ力」と「実際に稼いでいる額」を比較していきたいと思います。
- 【人気の会社は?】ビール会社3社の株価比較
- 【配当利回りは?】ビール会社3社の配当利回り比較
- 【売上成長は?】ビール会社3社の売上高の比較
- 【効率的に稼げる?】ビール会社3社の営業利益率の比較
- 【一番儲かってるのは?】ビール会社3社の当期純利益の比較
それでは3社の比較をしていきましょう。
※図はスマホだと見づらいかもしれないのでパソコンで見ていただけると嬉しいです。
【株価比較】アサヒグループHD、サッポロHD、キリンHDでどの会社の株が上がっているか?
株価の伸びは、市場の評価と言えます。
まずは株価の10年推移を見てみます。
株価の10年成長率の比較順位
- アサヒG HD
- キリンHD
- サッポロHD
アサヒG HD、キリンHDは10年間で見ると概ね成長しています。
アサヒが最も強いです。
サッポロHDは、ほとんど株価はあがっていない所に着地していますね。
株価が高いのには理由があります。
例外はありますが、基本的に株価があがっているのは、業績が成長しているからで、
株価が下がっているのは業績が成長していないからと言えます。
【配当利回り】アサヒグループHD、サッポロHD、キリンHDの配当利回りを比較
配当利回りはどうでしょうか?
直近の配当利回り
- キリンHD:3.03
- アサヒG HD:2.25
- サッポロHD
各社の配当利回りはキリンHDが最も魅力的な水準です。
ビール3社は株主優待もあるので、そこと合わせて考えるべきかもしれませんが、
高配当株として物色する場合は「キリンHD」が最も魅力的です。
【売上高】アサヒグループHD、サッポロHD、キリンHDの売上高を比較
企業の事業規模を測るための「売上高」はどうでしょうか?
直近の売上高(予想のものも含む)
- アサヒG HD:2兆2960億円
- キリンHD:1兆8800億円
- サッポロHD:4628億円
売上規模ではサッポロHDは他2社にかなり水を開けられている印象です。
また、サッポロHDは直近の売上高の成長率的にも苦しい経営を続けていますね。
また、アサヒG HDが、キリンHDのシェアを奪っているように見える売上推移ですね。
時代はアサヒビールということでしょうか。
【営業利益率】アサヒグループHD、サッポロHD、キリンHDの営業利益率を比較
次は企業の「営業利益率」を見ていきましょう。
直近の営業利益率(予想のものを含む)
- アサヒG HD:9.41%
- キリンHD:5.56%
- サッポロHD:3.84%
営業利益率が高いというのは「本業で稼ぐ力が高い」という証拠です。
ここでもアサヒG HDの強さが如実ですね。
プラズマコイ的にも、営業利益率は10%以上を優良企業の1つの目安としているので、
この水準に近いアサヒG HDは好感が持てます。
時代はアサヒビールということでしょうか(2回目)
【当期純利益】アサヒグループHD、サッポロHD、キリンHDの営業利益率を比較
次は企業の最終的な利益である「当期純利益」を見ていきましょう。
直近の当期純利益(予想のものも含む)
- アサヒG HD:1520億円
- キリンHD:1030億円
- サッポロHD:120億円
ここで目立つのはやはりアサヒG HDの強さですね。
基本的に業績は右肩あがりで、どんどん業績を伸ばしています。
そして業績が伸びるから株価があがるのです。
逆にサッポロHDは、不況がくると一気に赤字になってしまう、弱いビジネスを展開しているということがわかります。
安心して持てるのはアサヒG HDかな。
割安ならキリンHDも狙っても良いかも
【まとめ】株価の上昇は「好決算の積み重ね」
最後にこの記事のまとめです。
最初の株価のチャートをもう一度改めてみてみると、業績が成長することが株価上昇の理由であることがわかります。
好決算の株は上昇し続けるので、
今、日本のビール業界の株を買うなら「アサヒG HD(2502)」を買うのが最も王道ということですね。
この記事のまとめ
- 3社の力関係は「アサヒHD > キリンHD >サッポロHD」である
- 株価は、利益が増え続ける限り上がる
- 好決算の株を持ち続けることが株式投資の王道
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