株式投資・金融知識

【配当利回り5%】「武田薬品工業(4502)」は日本を代表する製薬会社。高配当株として人気。株価は?今は買いなのか?

プラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

今回は「武田薬品」の財務分析をしていきます。
武田薬品は国内トップのグローバル製薬会社で医薬品を研究開発しています。

主に「癌、消化器系疾患、希少疾患、神経精神疾患」の4つの疾患領域に注力しています。

製薬業界では他に中外製薬(4519)、参天製薬(4536)、アステラス製薬(4503)、エーザイ(4523)などが比較されます。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

プラズマコイ

魅力的だが減配リスクはあることに注意

「武田薬品」は医薬品の研究開発をしている企業

決算説明資料より引用 多数の製薬ビジネスを展開している
プラズマコイ

製薬会社では国内1位の売上を誇る

「武田薬品」の事業利益はおもに「医薬品の販売」によって生み出されています。

内訳としては「消化器系疾患、希少疾患、血漿分画製剤(免疫疾患)、オンコロジー、およびニューロサ
イエンス(神経精神疾患)」が主要なビジネスエリアです。

製薬会社らしく業績は多少不安定ですが、高い配当をしているところが魅力ですね。

「武田薬品」は医薬品の研究開発、販売」を行っている製薬企業
高配当株として個人投資家にも人気

「武田薬品」は一般的にはアパレル衣料事業で日されていますが、工業用製品などの産業用にも事業を展開しているのが意外ですね。さらに他にもスポーツジム運営などの事業も展開しています。

武田薬品の医薬品セグメントは5つ

  1. 消化器系疾患
  2. 希少疾患
  3. 血漿分画製剤(免疫疾患)
  4. オンコロジー
  5. ニューロサイエンス(神経精神疾患)

時価総額は調査時点で「5兆964億円」ということで超大型株ですね。
PERは20.26倍とほどほどです。

今回は「武田薬品」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

「武田薬品」の配当利回りを見る

プラズマコイ

配当利回りは3%を超えている

「武田薬品」の配当利回りは5.5%程度です。
かなり高い水準で魅力的です。

過去に減配も行っていないので、株主還元意識は高い企業ですので個人投資家に人気の銘柄です。

今後は株価成長、配当金の増加などで

  • キャピタルゲインを狙えるか?
  • 配当の伸びを期待できるか?

チェックしていきましょう。

「武田薬品」の売上(上昇トレンドであるか?)

プラズマコイ

売上は増加傾向

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「武田薬品」は2019年にシャイアーを買収した影響で3兆円企業になりました。
当時は話題性が大きい買収劇でしたね。

近年の売上はジリ上がりの状態です。

「武田薬品」の営業利益率(10%以上は欲しい)

プラズマコイ

営業利益率は14%あたり

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「武田薬品」の営業利益率は14%ほど。

近年は比較的安定した営業利益率です。

安定して利益を稼ぎ出せる企業になっていることが分かります。

「武田薬品」のEPS(一株当たり当期純利益)

プラズマコイ

EPSは高い水準で安定している

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「武田薬品」のEPSは安定していますね。

少しずつ利益が残る企業体質になってきていますがEPSとしては概ね横ばいで
レンジ内を推移しています。

「武田薬品」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

プラズマコイ

自己資本比率は低下中

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「武田薬品」の自己資本比率は40%程度です。
有利子負債によって現金を賄っている企業です。

有利子負債の増加とともに自己資本比率が下がっていっています

自己資本比率の下落が止まらないと少し厳しい水準になってきそうです。

「武田薬品」の配当金(高いほど良い)

プラズマコイ

常に180円

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「武田薬品」は毎年かならず1株180円です。
決して減配しないという意志を持った企業で、増資をしても減配はしていません。

2022年も1株180円の予想です。

今の配当利回りだと減配がないと見るなら魅力的な水準ですね。

「武田薬品」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)

プラズマコイ

配当性向は常に無理をしている

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「武田薬品」の配当性向は75%が目安です。
近年は配当性向が100%を超えるなど、決して減配をしないという意志が見えます

しかし利益水準から考えると、いつ減配しえもおかしくない水準です。

「武田薬品」の営業活動によるキャッシュフロー

プラズマコイ

営業CFは増加傾向

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「武田薬品」の営業CFは安定のプラスです。
シャイアーを買収して収益構造が改善したように見えます。

2021年は1兆円ものキャッシュフローで買収の成果がでているようですね。

現金創出力が強い企業になってきています。

「武田薬品」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性) 

プラズマコイ

借金で現金を増やす

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「武田薬品」の現金は少しずつ上昇。
近年はフリーCFもプラスになる場合が多く、現金保有額にプラスの要素です。

有利子負債を増やしているので手放しには喜べませんが概ね現金保有択としては問題ないでしょう。

製薬会社なので今後も現金保有額の上下は激しそうです。

「武田薬品」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)

直近の配当金の支払い状況はどうでしょうか?

プラズマコイ

2800億円くらいが当面の配当総額ターゲット

投資家としては、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

業績が悪化しても配当の支払いが負担にならなければ減配のリスクは下がります。
そのため、配当金の総支払額を見ることがポイントになります。

「武田薬品」の配当総額は2800億円程度。
シャイアー買収のために増資を行った結果、ここ2年は配当額が倍になっています。

3000億近く配当をだしているので利益水準から見て、配当維持がいっぱいいっぱいですね。

「武田薬品」の当期純利益は上昇中か?

プラズマコイ

一段回、利益水準をあげる

「武田薬品」の当期純利益は2500億円〜4000億円がターゲットでしょうか。
大型買収をして生み出した「効率化」で国内、海外を問わず大きな業績をあげてくれることを期待しましょう。

当期純利益の当面の目標は4000億円でしょうか。

【まとめ】「武田薬品」は高配当化している減配をしない製薬企業

プラズマコイ

今後は利益率を上昇させることがポイントになる

武田薬品の財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り5.5%
売上高上昇トレンド
営業利益率14%で上昇中
EPS(1株利益)150円
自己資本比率40%くらい
1株配当180円で維持
配当性向75%目安
営業キャッシュフロー強い伸び
現金など安定稼働
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、今後も減配をしないと思うなら買いだと思います。

配当利回りが5.5%は非常に高い水準です。
そして過去は減配をしていません。

気になるのは配当性向でしょうか。
近年のJTのように減配の可能性はあります。

【チャートは?割安?】「武田薬品」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【買い】多少減配リスクがあても買っても良い

この記事の執筆時点(21/10/8)では株価は199円。
高配当株として買うなら非常に魅力的な水準です。

減配したJTと並ぶ高配当の代表株ですが、同様の減配リスクは覚悟して購入する必要があります。

※投資は自己責任でお願いします。

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