プラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は僕が普段やっている「ファンダメンタルズ分析」の方法を紹介します。
僕は普段、日本株の分析をするとき「IR BANK」と「マネックス証券の銘柄スカウター」を使っています。
今回はマネックス証券の「銘柄スカウターの11の使い方」を紹介します。
僕が企業分析をするときはこららの項目をチェックします。
他にもSBI証券、楽天証券も持っていますが、株の分析をするときはマネックスの銘柄スカウターが一番使いやすいと感じています。
- 【割安度】PER、配当利回り、時価総額、自己資本比率をみる
- 【企業情報】その企業が「要はどんな事業をしているか」をみる
- 【業績】企業の年度、四半期ごとの業績推移をみる
- 【チャート】企業の株価動向をみる
- 【セグメント】事業セグメントの数と構成比率をみる
- 【セグメント】事業セグメントごとの年度、四半期ごとの業績推移をみる
- 【セグメント】事業を海外で展開しているかをみる
- 【配当】連続で増配しているか、増配傾向かをみる
- 【適時開示】決算短信・決算説明資料、上方・下方修正を情報をみる
- 【適時開示】決算後のPERの推移をから割安度を測る
- 【進捗率】決算ごとの業績の進捗率と、コンセンサス予想との乖離をみる
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- 【割安度】PER、配当利回り、時価総額、自己資本比率をみる
- 【企業情報】企業が「要はどんな事業をしているか」をみる
- 【業績】企業の年度、四半期ごとの業績推移をみる
- 【チャート】企業の株価動向をみる
- 【セグメント】事業セグメントの数と構成比率をみる
- 【セグメント】事業セグメントごとの年度、四半期ごとの業績推移をみる
- 【セグメント】事業を海外で展開しているかをみる
- 【配当】連続で増配しているか、増配傾向かをみる
- 【適時開示】決算短信・決算説明資料、上方・下方修正を情報をみる
- 【適時開示】決算後のPER推移から「今の割安度」を測る
- 【業績の進捗率】決算ごとの業績の進捗率と、コンセンサス予想との乖離をみる
- 【まとめ】株の分析は無料で持てるマネックス証券の「銘柄スカウター」が最強
【割安度】PER、配当利回り、時価総額、自己資本比率をみる



4つの指標をぱっ見ます
まず見るのは4つの指標です。
4つの指標はこんな視点で見る
- PER…割安度、人気度は?
- 配当利回り…株のお買い得度合い、株価の暴落耐性は?
- 自己資本比率…会社の倒産耐性、成長の可能性は?
- 時価総額…株価の安定度・上昇余地は?
これら4つの項目はその株を「高配当株」「成長株」「安定業績株」など、
どんな立場で見るかによってメリット、デメリットが変わってきます。
PERで「割安度、人気度」を見る
PERで「割安度」と「人気度」を把握します
PERというのは、その会社の純利益の何倍の株価がついているのか?を表す指標です。
日本株ならPERは15倍前後を目安としています。
理由は日経平均やTOPIXの平均PERが大体13倍〜17倍だからです。
平均より安ければ割安、平均より高ければ割高ということです。
プラズマコイが見る目安の数字
- PERが10倍以下なら、不人気株(割安で放置されている)
- PERが30倍以上なら、人気株(実力以上に未来に期待されている)
株価というのはその株にどれだけ期待(人気)があるか?で上下するものです。
つまりPERは、その株の「割安度」「人気度」の2つを表す指標となります。
配当利回りで「お買い得度、株価の暴落耐性」をみる
特に安定業績の株だと「配当利回り」が株価を下支えします
株を買う目的の1つに「配当金をもらえるから」がありますよね。
特に高配当株を買う場合は、配当金が多いと魅力度がくなります。
単純に見るなら配当利回りが高い銘柄は「たくさん配当金がもらえるお買い得」な状態と言えます。
※一時的に高くなっているワナ銘柄になっている場合もあるので注意が必要です。
そのため業績に問題や懸念がないのに、配当利回りが高くなっている銘柄は「お買い得」な状態になります。
その結果「株価の暴落に対する耐性」が生まれるのです。
プラズマコイが見る目安の数字
- 配当利回りがゼロ…若い成長企業、業績が悪い企業
- 配当利回りが2%前後…割と普通
- 配当利回りが4%前後…成長余地が乏しい成熟企業
- 配当利回りが5%以上…業績が不安定だと思われている危険な株
自己資本比率で「会社の倒産耐性、今後の成長の可能性」をみる
自己資本比率は40%を目安として
企業の「財務の安定度」を見ます。
自己資本比率は簡単に言ってしまうと「未来に支払いが発生しない良いもの」の割合です。
自己資本比率が低くなる理由は主に有利子負債(要は借金)です。
借金をはいつかは返済しないといけない負債なので、借金が多いと会社の倒産リスクが高いというわけです。
しかし銀行業やリース業、不動産業など、自己資本比率が低いのが普通の業種もあるのでその当たりは合わせて見ますね。
自己資本比率は高ければ高いほど倒産リスクは低くなりますが、
同時に株価の上昇余地も低くなる数字として見ています。
プラズマコイが見る目安の数字
- 自己資本比率が20%以下…銀行業、リース業、不動産業なら普通。成長企業ならOK
- 自己資本比率が40%前後…普通の水準
- 自己資本比率が60%前後…安定の財務。少し成長力には期待できない
- 自己資本比率が80%以上…超安定の財務。大きい成長力には期待できない。
時価総額で「株価の安定度・上昇余地」をみる
テンバガーを狙うなら時価総額は500億以下が目安です
時価総額は、今その企業がいくらの値段をつけられているか?です。
「株価 x 発行株式数」で計算されますが、時価総額が高い企業は大企業や人気企業の証ですね。
企業の価値は「株価ではなく時価総額」で見ます。
プラズマコイが見る目安の数字
- 時価総額が1兆円以上…超大企業。株価は安定しやすい。
- 時価総額が5000億円以上…大型企業。
- 時価総額が1000億円以上…中型企業。ダブルバガーは十分狙える
- 時価総額が500億円以下…小型株。ダブルバガー・テンバガーを狙うならこの水準
時価総額が中型・小型あたりの株は株価が2倍、5倍、10倍になる可能性があるのと同じだけ下落のリスクもあります。その点は注意ですね。
【企業情報】企業が「要はどんな事業をしているか」をみる



企業の主な事業内容や取扱商品を把握できます
株の分析をするとき、その企業の事業をざっくり把握します。
例に挙げた「9434 ソフトバンクKK」の場合は、携帯など通信事業の他にYahooやLINEなど多数の事業を行っています。
ひと目で把握できるので「どの業種の事業をやっているか?」を速攻で把握できるのがサラリーマン投資家としては嬉しいです。
この1画面をみて興味がない業種の場合はスルーします。
【業績】企業の年度、四半期ごとの業績推移をみる
年度での業績推移、今期の業績予想を見る



四半期ごとの業績推移をみる



業績が上がっているか、下がっているかを見ます
年度や四半期ごとの業績ですが、
基本的には「上がっている企業の株価は上がります」「下がっている企業の株価はさがります」
そのため、業績が下り傾向な株には投資しないようにします。
高配当株の場合は業績が下落しても持ち続ける場合がありますが、減配したタイミングで売却を検討します。
【チャート】企業の株価動向をみる






マネックス証券ではチャートは簡単に見ます
マネックス証券ではファンダメンタルズ分析をメインで行っています。
そのためチャートを細かく見る時はマネックス証券では見ませんが、直近のトレンドをみるために少しみます。
主に2つのポイントをチェックします。
- 株価のトレンドは上昇トレンドか?下落トレンドか?
- 決算でどのように株価が反応したのか?
【セグメント】事業セグメントの数と構成比率をみる



どの事業がメイン事業かをみます
企業概要ではその企業が「要はどのような事業をやっているのか?」を見ましたが。
セグメントでは「売上の構成比率」「利益の構成比率」を見ます。
売上が多い事業と、利益が多い事業が違う場合もあしますし、
大まかな事業の数を把握して、多角的に事業を展開しているかを把握します。
【セグメント】事業セグメントごとの年度、四半期ごとの業績推移をみる






会社のどの事業が伸びているのか?をチェック
必ずやるわけではないですが、
企業が単一セグメントではなく、複数事業を行っている場合は、事業ごとの成績もチェックします。
業績の上下には必ず原因があるので、どの事業が上がっているか、下がっているかをチェックして、今後の業績の見通しを予想する場合もあります。
【セグメント】事業を海外で展開しているかをみる



海外事業に成長余地もあれば、足を引っ張っている場合もあります
海外で事業を展開しているかもチェックします。
日本企業では海外事業が上手くいっている場合は少ないですが、
海外展開による事業成長の可能性を見ます。
海外事業が上手くいっている企業であれば、日本国内での成長が見込めなくても事業全体としては成長する可能性があります。
【配当】連続で増配しているか、増配傾向かをみる



配当目当ての場合、増配傾向にあるかを確認します
特に配当金を目当てにして株を購入する場合は「1株配当」や「配当性向」の推移をチェックします。
増配余力や減配リスクを鑑みましょう。
配当性向が50%を超えるようだと減配リスクが高まってきます。
配当金目当てではなくても、連続で増配もしくは配当を維持しているかは注目したいです。
投資家に目が向いた経営をしているか企業は、株価を意識した経営をしてくれます。
【適時開示】決算短信・決算説明資料、上方・下方修正を情報をみる



決算などのIR情報をみます
株価の上下に最も影響を与えるのは「直近の決算」と「直近の業績予想(上方修正・下方修正)」の2つです。
※他のIRでも株価が大きく動くこともありますが、すぐに基に戻の株価に戻る場合も多いです。
特に決算発表の翌日には株価が大きく動きます。
そのため注目銘柄の決算日は意識したいところです。
特に短期トレードでは決算後に好決算なら買って、次の決算までに売るのが1つのセオリーになっています。
初めのうちは「決算短信」と「決算説明資料」の2つを見ることをおすすめします。
※決算説明資料は出してないい企業も多いです。
それ以外のIR情報はあまり注視していません。
【適時開示】決算後のPER推移から「今の割安度」を測る



PERが過去と比較して割安かをチェックします
企業の「決算のタイミング」や「業績予想を修正する」タイミングでPERは変わってきます。
例えば「業績の上方修正」が出た場合は一時的にPERが下がるため、
元のPERの水準まで株価が買われやすくなります。
【業績の進捗率】決算ごとの業績の進捗率と、コンセンサス予想との乖離をみる






業績が予想より好調に推移しているかを見ます
株価があがる時パターンの代表例では「思ったより業績が良かった」ときがあります。
大きくは2つの要素になります。
- 会社の進捗率が想定より大きく進んでいる(2Qなら50%が目安)
会社によってどのQに売上が集中するかはチェック - コンセンサス(証券アナリスト)予想より結果が良かった or 悪かった
決算が良かった、悪かったかの判断は「売上、営業利益、EPS」などで
上記2つの数字をみて判断される事が多いです。
【まとめ】株の分析は無料で持てるマネックス証券の「銘柄スカウター」が最強
特におすすめなのは①〜③
日本株の分析デビューでいきなり11個をやるとパンクしてしまう場合は①〜③を行うだけでも大丈夫です。
特に初心者のうちは”できる所から”初めてみましょう!
最後に使い方11選を再度掲載します。
- 【割安度】PER、配当利回り、時価総額、自己資本比率をみる
- 【企業情報】その企業が「要はどんな事業をしているか」をみる
- 【業績】企業の年度、四半期ごとの業績推移をみる
- 【チャート】企業の株価動向をみる
- 【セグメント】事業セグメントの数と構成比率をみる
- 【セグメント】事業セグメントごとの年度、四半期ごとの業績推移をみる
- 【セグメント】事業を海外で展開しているかをみる
- 【配当】連続で増配しているか、増配傾向かをみる
- 【適時開示】決算短信・決算説明資料、上方・下方修正を情報をみる
- 【適時開示】決算後のPERの推移をから割安度を測る
- 【進捗率】決算ごとの業績の進捗率と、コンセンサス予想との乖離をみる
日本株の分析をしてみたい方は、ぜひ上記の方法を試してみてください!
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