プラズマコイです(^^)
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今回は「旭情報サービス」の財務状況をチェックしていきたいと思います。
「旭情報サービス」はネットワーク会社です。
企業のDX化需要に答え、企業のITインフラの構築、運用、管理をメインで行っています。
社内システムの開発・運用も行っていますね。
コイが昔エンジニアだった頃、大企業のブレーンとして同社のエンジニアの方が会議に参加されていたことが思い出されます。
旭情報サービスはネットワークサービス会社?
— プラズマコイ@財務分析が好き? (@purazumakoi) January 29, 2022
大手企業を顧客としてネットワーク環境の構築・保守やシステムの開発・運用の行っています?
企業のDX化を支える優良企業です??
安定的に増収&増益を達成できている優良企業ですね⤴
地味で注目度が低い銘柄なので売買出来高が少ないのは注意しておきたいですね
優良銘柄ですので長期保有がおすすめです。
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「旭情報サービス」は企業のネットワーク、システム開発を行う企業
- 「旭情報サービス」のPER推移を見る
- 「旭情報サービス」の配当利回りをみる
- 「旭情報サービス」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「旭情報サービス」の営業利益率(10%以上は欲しい)
- 「旭情報サービス」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「旭情報サービス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「旭情報サービス」の配当金(高いほど良い)
- 「旭情報サービス」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「旭情報サービス」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「旭情報サービス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「旭情報サービス」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
- 「旭情報サービス」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「旭情報サービス」は盤石の業績から生み出される高い配当金が魅力の企業
- 「旭情報サービス」の今後の株価は?買い時かを予想する
「旭情報サービス」は企業のネットワーク、システム開発を行う企業
ネットワークサービスが8割です
「旭情報サービス」の事業利益は主に「ネットワークサービス部門」から生み出されています。
サーバやネットワークインフラの構築・運用を軸に行っています。
他にもシステム開発も行っており、企業の屋台骨を支えるサービスを提供しています。
旭情報サービスの3つのセグメント
- ネットワークサービス
企業内のITインフラの構築、運用、管理 - システム開発
汎用系からオープンネット系の企画、設計、開発 - システム運用
ホストコンピュータの維持運用を365日24時間体制で管理
時価総額は調査時点で「103億円」ということで小型株ですね。
PERは11.32倍と少し割安水準です。
今回は「旭情報サービス」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。
「旭情報サービス」のPER推移を見る
PER的には下落傾向です
「旭情報サービス」の今のPERは11.32倍。
過去の推移をみると割安に見えますが、地味な銘柄で注目度が下がり、PERも下がっているように思います。
好業績のため株価は少しずつ上昇していますがPER的には割安度が増していっています。
「旭情報サービス」の配当利回りをみる
利回りは下落傾向です。
「旭情報サービス」の配当利回りは3%あたりです。
長期でみると利回りがさがってきていますね。
安定業績なので株価が上昇してしまい、なかなか3.5%以降の配当利回りにはなってきません。
暴落時の数少ないチャンスを狙いたいところです。
株主優待はカタログギフト
「旭情報サービス」は500株以上と少しハードルはありますが優待でカタログギフトがあることも留意しておきましょう。
21/12/23に優待が拡張されて500株以上が対象になりました。
対象株数 | 優待品 |
---|---|
500株以上 ~ 1,000株未満 | カタログギフト3,000円相当 |
1,000株以上 | カタログギフト7,000円相当 |
「旭情報サービス」の売上(上昇トレンドであるか?)
業績は着実に上昇しています
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「旭情報サービス」の売上は上昇中です。
毎年数%ではありますが着実に上昇しています。
非常に安定的に成長できている企業です。
「旭情報サービス」の営業利益率(10%以上は欲しい)
営業利益率も上昇中
業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「旭情報サービス」の営業利益率は10%ほど。
営業利益率も売上と同様に安定的に上昇しています。
もうすぐ営業利益率も10%を突破できる勢いですね。
「旭情報サービス」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは上昇傾向です
EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「旭情報サービス」のEPSは100円を突破しています。
何より右肩あがりが素晴らしいですね。
今後も「株主の期待通り」業績を伸ばしていってくれるでしょう。
「旭情報サービス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は盤石です。
「旭情報サービス」の自己資本比率は78%程度です。
有利子負債もほとんど泣く、財務的には盤石です。
長期に渡って堅実な事業を展開できていますね。
「旭情報サービス」の配当金(高いほど良い)
連続増配の企業です
「旭情報サービス」は連続増配の企業です。
ここ数年は増配も行っており、配当も増えていますね。
2022年の一株配当は39.5円と配当維持です。
今後も安定的に配当を出してくれそうです
「旭情報サービス」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は40%が目安です。
「旭情報サービス」の配当性向は40%が目安です。
配当利回りが高かったころは配当性向も高めでしたね。
近年は適正水準まで配当性向が落ちてきています。
このペースなら少ない額ですが増配も可能ですね。
「旭情報サービス」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは増加中です
「旭情報サービス」の営業CFはプラスです近年は特に好調です。
売上は微増ぐらいでしたが、営業CFは力強く上昇していますね。
近年の株価上昇の要因は、営業CFの伸びが評価されていそうです。
「旭情報サービス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は増加中
「旭情報サービス」の現金は2021年終了時は50億円程度です。
この企業は他の企業と異なり「投資によるCF」が少ないのが特徴です。
息をするようにスキルアップや時代に合わせた企業成長ができていると言えるでしょう。
(営業活動のなかで投資的な要素を「投資」ではなく「経費」としている部分はあるでしょうが)
金額が大きくなるような設備投資が不要であるという事実は変わらないので、大きな投資が不要という点は非常に優秀なビジネスモデルといえそうです。
「旭情報サービス」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
配当総額は上昇傾向です。
「旭情報サービス」の配当総額は増加傾向です。
業績は安定成長、配当も安定増配で減配リスクはほとんど無いと言っていいですね。
今後も安定的に配当をだせそうな企業です。
「旭情報サービス」の当期純利益は上昇中か?
当期純利益は毎年過去最高を更新
「旭情報サービス」の当期純利益は上昇傾向です。
利益は安定的に上昇できています。
素晴らしいですね。
過去最高を毎年更新しており好調な推移を続けています。
毎年成長できている企業ですね!
【まとめ】「旭情報サービス」は盤石の業績から生み出される高い配当金が魅力の企業
安定&高配当株として注目したいです
旭情報サービスの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ▲ | 3% |
売上高 | ○ | 上昇中 |
EPS(1株利益) | ○ | 上昇中 |
営業利益率 | ○ | 約10% |
自己資本比率 | ◎ | 78%くらい |
1株配当 | ○ | 増配傾向 |
配当性向 | ○ | 40%くらい |
営業CF | ○ | 上昇中 |
現金など | ○ | 上昇中 |
総評としては、すべての指標が美しいとも言えるほど良い数字を示しています。
安心安全の優良銘柄といえるでしょう。
「旭情報サービス」の今後の株価は?買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】タイミングは図りたいですね
この記事の執筆時点では株価は1,247円。
個人的には配当利回りが3.5%以上になったら買いたいと思います。
配当利回りが3.5%〜4%のあたりで買い集め最終的に500株で完成といったところでしょうか。
資金が少ないうちは500株を集めると比重が高くなりすぎる可能性があるので、
無理して優待を追う必要はないかと思います。
※本記事は個別株の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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