プラズマコイです(^^)
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今回は「ULSグループ」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
ULSグループは「ITコンサルティング企業」です。
ウルフシステムズを中核に、戦略的なITコンサルティングをサポートします。
近年は各企業で、データ活用(DX活用)が各社の成長のカギだとされていますね。
そのためDX推進サポートを行うコンサルティング企業の成長が目立ちます。
背景として、DX推進は企業内の人財では難易度が高い実情があります。
データの入手、分析、活用といった流れを具体的に設計したり実行したりするには高度なスキルが必要になります。
仮に流れを具体的に設計、実行できる人が社内にいたとしても、経営者へ承認させるまでのプロセスはかなり難易度が高いと言えるでしょう。
そのため企業はコンサルティング会社にDX推進の相談を行うのです。
ULSグループ (3798)はITコンサル会社🏢
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析🎏 (@purazumakoi) July 24, 2022
中核のウルシステムズは「エンジニア、コンサルの両方の知識を持つ」コンサルタントが企業のDXサポートを行います👨🏾💼
業績は右肩あがりで11年連続で増収・増益・増配を達成している成長企業です🌟
株価も右肩あがりですね📈📈 pic.twitter.com/x8PNOIoLOY
※増収は11年連続ではありませんでしたので修正・追記します。
エンジニアスキル、コンサルスキルの両輪を持った人財が企業のDXをトータルサポートします。
この企業は、いま買うべき銘柄なのか?見ていきましょう。
- 「ULSグループ」はIT戦略を具体的に提案・実行サポート
- 「ULSグループ」のPER推移を見る
- 「ULSグループ」の配当利回りを見る
- 「ULSグループ」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「ULSグループ」の営業利益率(10%以上が目安)
- 「ULSグループ」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「ULSグループ」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「ULSグループ」の配当金
- 「ULSグループ」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)
- 「ULSグループ」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「ULSグループ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「ULSグループ」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「ULSグループ」は安定成長で11年連続で増益・増配の企業
- 【チャートは?割安?】「ULSグループ」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「ULSグループ」はIT戦略を具体的に提案・実行サポート
コンサルタントは「技術力&コンサル力」の両方を持つ人財です。
「ULSグループ」の事業利益はに「コンサルティング事業」で生み出されています。
子会社のウルシステムズの公式サイトには「ビジネス課題を解決できるエンジニア」を求めている記載があります。
つまり具体的な実装イメージを持って提案できるところを使命としているのでしょう。
コンサルタントと言っても、実際の実装イメージができていなければ、提案がふんわりした「絵に書いた餅」しか提案できないようでは意味がありません。
コンサルティング力とエンジニアリング力を両方持つコンサルタントでないと、デジタル課題に対し適切なサポートをすることが難しいと言えます。
時価総額は22/7/22時点で「247億円」ということで小型株ですね。
PERは18.7倍と一般的にはやや割高水準です。
成長株としての評価では標準の水準です。
今回は「ULSグループ」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※各種指標の表はIRBANKより引用しています。
「ULSグループ」のPER推移を見る
PERは過去比較では割高水準ですね
「ULSグループ」のPERは18.7倍(22/7/22時点)。
過去の推移を見ると平均値くらいですね。
このまま増収、増益が続く限りはPERが15倍以下になったら買いというわかりやすい目安を立てることができます。
「ULSグループ」の配当利回りを見る
配当利回りは1%ほどです
「ULSグループ」の22/7/22時点での予想配当利回りは1.08%です。
配当利回りは高くなく配当で買う企業ではないですね。
長期の高配当というよりも、キャピタルゲイン狙いで買っていきたい企業になります。
「ULSグループ」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は上昇傾向です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「ULSグループ」の売上は上昇傾向です。
安定的に売上が伸びており、社員数も増加傾向で今後の売上成長にも期待できます。
「ULSグループ」の営業利益率(10%以上が目安)
営業利益率は高いですね。
業種ごとで異なりますが、営業利益は4%〜7%を目安としています。
「ULSグループ」の営業利益率は20%ほどです。
営業利益率はコンサルなので高いですね。
コンサル企業は、重いコストがほぼ人件費だけで営業利益率が高くなるのが特徴です。
営業利益率低くなるのは、小売業や製造業など、仕入れや設備投資が前提の企業ですね。
「ULSグループ」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは高水準で横ばいです。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円以上」が一つの目安です。
「ULSグループ」のEPSは増加中!
2023年は200円を突破予定です。
自社株買いも定期的に0.5億円〜2億円あたりで行われています。
「ULSグループ」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は盤石です。
「ULSグループ」の自己資本比率は80%弱で推移しています。
有利子負債もなく、自己資本だけで経営ができています。
財務状況としては盤石と言えるでしょう。
「ULSグループ」の配当金
配当は増配傾向で推移しています。
「ULSグループ」の配当金は11年連続で増配をしています。
11年連続で増益となっており、配当金も毎年増配を続けています。
2022年も1株43円と増配予想です。
「ULSグループ」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は20%が目安です。
「ULSグループ」の配当性向は20%〜30%で設定されています。
過去の実績だと20%で推移しています。
配当性向は低めで、配当性向の上限を30%目安にしていることから減配耐性もあると考えられます。
今後も安定して増配を期待できます(増益傾向が続くことが前提ですが)
「ULSグループ」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは横ばい推移です。
「ULSグループ」の営業CFは横ばい傾向です。
2017年以降は約5億円〜11億円ほどの営業CFで推移しており、
若干伸び悩みを感じる傾向です。
社員数が2017年から1.3倍ほどになっており、人件費が上がっている影響かもしれませんね。
コイは営業CFの伸びは重要視しているので、1段階ステップアップしてほしいと思います。
「ULSグループ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は増加傾向です。
「ULSグループ」の現金は2022年で54億円程度。
総資産は87億円ほどで、総資産に占める現金の比率は60%程度です。
超キャッシュリッチな企業で、好財務が現金額からもわかります。
そう簡単に潰れる企業ではないでしょう。
「ULSグループ」の当期純利益は上昇中か?
利益は上昇傾向です♪
「ULSグループ」の当期純利益は上昇傾向です。
盤石な成長力を感じます。
2023年は昨対20%アップの12億円が見込まれています。
かなりの利益成長が見込まれていますね。
【まとめ】「ULSグループ」は安定成長で11年連続で増益・増配の企業
DXコンサルの需要は年々高まっています。
ULSグループの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ▲ | 1% |
売上高 | ○ | 上昇傾向 |
営業利益率 | ◎ | 20%程度 |
EPS(1株利益) | ◯ | 上昇傾向 |
自己資本比率 | ◎ | 80% |
1株配当 | ◎ | 11年連続非減配 |
配当性向 | ◯ | 20〜30% |
営業キャッシュフロー | ▲ | 伸び悩み |
現金など | ◯ | 増加傾向 |
総評としては「安定成長&好財務の優良企業」です。
11年連続で増益・増配企業で売上も増収が続いています。
好決算が続く限り、株価も上昇傾向が続くでしょう。
【チャートは?割安?】「ULSグループ」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】タイミングが難しいですが、上昇トレンドは継続です。
この記事の現時点(22/7/22)では株価は4,000円。
最近は株価もあがっており、下がっても直感安値で反発しています。
毎年少しでも売上、利益の成長が続けば今後の株価成長にも期待できますね!
時代背景もITコンサル企業の「ULSグループ」の業績にとっては追い風ですね。
※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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