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【2023年 注目テーマ】地方銀行74銘柄 おすすめ高配当株28選。地銀の将来性も考察。

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「2023年の注目テーマ」になりそうな「地方銀行(地銀)」を調査しました。

実は地銀は一部の投資家では話題にあがっていました。

そのなか2022/11/25(金)に有名投資家の「井村俊哉さん」が「富山第一銀行 (7184)」の大株主に登場しました。その結果、富山第一銀行はストップ高になりました。

今後ほかの地銀や関連企業など「注目度が増していく新テーマ」になることが予想されます。

銀行セクターチェック用の指数としては「1615 野村東証銀行 」を使っています。

長らく銀行株は割安で放置されており、メガバンク以外には資金が集まりにくい状況でした。
しかし潮目が代わり、地銀セクターにもスポットライトがあたりそうです。

そこで地銀の展望を調べ、注目銘柄をピックアップしました。

プラズマコイ

ディフェンシブな高配当株も多いので、
地銀セクターは「高配当株投資にぴったり」ですね

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「地銀」が注目されている理由

地銀が注目されている理由はいくつかありますが、
おもな3つのポイントを紹介します。

【結論】なぜ地銀が注目されているの?

  1. 日本の金利上昇が期待されている
  2. 銀行の株主還元意識が高まっている
  3. PER、PBRなど株価指標が割安

個別で解説していきます。

理由1:日本の金利上昇が期待されている

日本は長らく不況のため「ゼロ金利政策・マイナス金利政策」を行ってきました。
これは銀行にとって収益が悪化することになります。


マイナス金利って聞いたことあるけど、
何で銀行が儲からなくなるのでしょう?

銀行は「金利で稼ぐビジネス」のため低金利では儲かりません
儲からない産業に投資しようという人はいません。
そのため「投資家から見放された」わけです。


銀行が低金利だと儲からないのはわかったけど、
これから日本の金利が上がるって本当なの?

今になって「マイナス金利政策の解除」が期待されています。
その背景には、日本銀行の総裁の交代が噂されているからです。

いまの日本銀行 黒田総裁の任期は2023年4月8日まで。
その後は総裁が変わって、世界各国に倣って「日本も政策金利を利上げする」との思惑が市場に広がっているのです。


日本の銀行たちの総本山の日本銀行。
その総裁が変われば方針が変わるかもしれないってことですね。

何も確定情報はでていませんが、もし日本も利上げになれば銀行の収益はかなり改善します。
投資家は未来を予想して注目・買い集めをしているのです。

理由2:銀行の株主還元意識が高まっている


少しずつ株主還元も強化されています

金利上昇により儲かるようになれば配当金も増えることが期待されますし、
銀行セクターの株主還元意識も高まっています。

株主還元意識が高い銀行は「増配や自社株買い」が期待できるため、株価の上昇が期待できます。

理由3:PER、PBRなど株価指標が割安


株価指標から見て割安です

銀行は不人気セクターなので、割安に放置されている場合があります。
PER、PBRは常に割安水準なセクターですね。
PERは10倍以下だと割安感があります。

他にも注目されているのは、有価証券の含み益です。
銀行の中には、時価総額より有価証券の含み益の方が高い資産バリュー株もありますね。

地銀セクター74銘柄から割安感がある注目28選を紹介


株価があがりそうな銀行はどこでしょうか。

74銘柄から「これだったらおすすめ出来そう」という銘柄を探していきます。

これから株価があがりそうな割安な地銀株を探すとき、
以下の4つのポイントに注目していきます。

【結論】割安な地銀株を探すとき「注目したい項目」

  1. 自己資本比率が高い
  2. 有価証券の含み益が多い
  3. PERが低い
  4. 配当利回りが高い・配当性向が低い・配当推移が安定

個別で解説していきます。

1.自己資本比率が高い(10%以上が望ましい)

銀行業は、決算短信の1ページ目に表示される、一般的な自己資本比率ではなく、
銀行業のために独自計算された自己資本比率を用いて判断します。

詳しくはこちらの記事にて。


銀行業の自己資本比率は、決算短信のとは別の独自計算のを使います。

独自計算された「自己資本比率の目安は8%

銀行には、経営の安定性を保つための自己資本比率規制があります。
・海外拠点のない「国内基準行」は4%以上
・海外拠点を持つ「国際基準行」は8%以上

地方銀行の大半は「国内基準行」に分類されますが、健全性の目安として8%が求められます。

銀行には自己資本比率の規制があるため、
株主還元を高めやすい企業は「自己資本比率が高い企業」だと言えます。

そのため、自己資本比率が高い企業が魅力的になります。

有価証券の含み益が多い


有価証券の含み益が時価総額より多い企業も

2022年3月期末時点の、有価証券含み益ランキング

  1. 8369 京都銀行:約8800億円
  2. 8359 八十二銀行:約3800億円
  3. 5831 しずおかFG ※静岡銀行として計算 :約2950億円
  4. 5830 いよぎんHD ※伊予銀行として計算 :約2700億円
  5. 8366 滋賀銀行:約2000億円

出典:エコノミストONLINE

銀行は地元企業の株など持っている場合が多く、企業の株があがると「有価証券の含み益」が生まれます。
「京都銀行は”任天堂”の株」を持っていますし
「八十二銀行は”信越化学工業”の株」を持っていますね。

PERが低い


自己資本比率が高く、有価証券の含み益が高い銘柄のPERをチェック

自己資本比率が高く、有価証券の含み益が出ている企業は「資産バリュー株」として着目できます。

次はPERを見て、既に買われていないか?を評価します。

PERが10倍以上であれば、既にある程度買われているということですので、
割安感が少なくなっていると判断できるかもしれません。

基本的には「有価証券の含み益と連動してPERが高くなっているはず」です。

配当利回りが高い・配当性向が低い・配当推移


最後は配当金を見ます

最後には「配当利回り」「配当性向」「直近の配当推移」を見ます。

配当利回りが高い銘柄を選んでおけば、最悪株価があがらなくてもホールドしやすいからです。

配当利回りが3.5%以上なら心理的に長期保有しやすいですね。

▼ 地銀セクター74銘柄、注目28選を紹介

スプレッドシートでみたい方はコチラ

参考になるサイトも合わせて紹介します。

有価証券の含み益はこちらのサイトにて
自己資本比率、有価証券含み益はこちらのサイトも見やすいです

では各項目をチェックして、注目度の高い企業を選んでいます。

7184 富山第一銀行

自己資本比率 ◯11.94% ※国内 連結
PER △9.1倍
配当利回り △3.17%
配当性向 ◯22.90%
株価504円
22/11/25 時点

「富山第一銀行」は11/25時点では井村さんが保有している唯一の地銀株。
これから多くの投資家が参加することが見込まれるためボラティリティが多くなりそうです。

前回の三井松島ホールディングスは、保有発覚以降に大きく株価が上昇したため今回も期待値は高いですね。

8359 八十二銀行

自己資本比率16.76% ※国際 連結
PER11.3倍
配当利回り3.72%
配当性向29.30%
株価537円
22/11/25 時点

「八十二銀行」は自己資本比率が16%を超えており地銀トップです。

以下がポイントです。

  • ファンドが既に投資。
  • 自己資本比率が高い(10%超え)
  • 配当利回りが高い
  • 有価証券の含み益が時価総額より高い
  • PERは11倍とやや割高

8366 滋賀銀行

自己資本比率13.40% ※国際 連結
PER8.8倍
配当利回り2.97%
配当性向22.30%
株価2,694円
22/11/25 時点

「滋賀銀行」は自己資本比率が13%を超えており、目安の10%を超えています。
配当利回りが3%を下回っているので高配当株ではないですね。

以下がポイントです。

  • ファンドが既に投資。
  • 自己資本比率が高い(10%超え)
  • 配当利回りがやや低い
  • PERが10倍以下でやや割安

8416 高知銀行

自己資本比率9.54% ※国内 単体
PER5.1倍
配当利回り3.64%
配当性向17.80%
株価686円
22/11/25 時点

「高知銀行」は自己資本比率が10%未満でPERも5倍と低めです。

以下がポイントです。

  • ファンドが既に投資。
  • 自己資本比率が低い(10%未満)
  • 配当利回りはやや高い
  • 配当性向が低い
  • PERが10倍以下で割安

7350 おきなわFG

自己資本比率11.01% ※国内 連結
PER8.2倍
配当利回り3.43%
配当性向16.60%
株価2,189円
22/11/25 時点

「おきなわFG」は自己資本比率が11%です。目安の10%を超えています。
配当利回りも3%を超えており、そこそこ高配当株ですね。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率が高い(10%超え)
  • 配当利回りはそこそこ
  • 配当性向は低い。
  • PERが10倍以下で割安

8331 千葉銀行

自己資本比率11.47% ※国際 連結
PER10.4倍
配当利回り3.05%
配当性向32.60%
株価852円
22/11/25 時点

「千葉銀行」は自己資本比率が11.47%です。目安の10%を超えています。
配当利回りは3%超えで、高配当株というには少し物足りないですね。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率が高い(10%超え)
  • 配当利回りは高配当株としては低め
  • 配当性向は高め
  • PERが10倍程度で目安水準

8368 百五銀行

自己資本比率9.84% ※国内 単体
PER6.6倍
配当利回り3.40%
配当性向20.80%
株価353円
22/11/25 時点

「百五銀行」は自己資本比率が9.84%です。目安の10%を下回っています。
配当利回りは3.4%で、そこそこ高配当株ですね。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率が物足りない(10%未満)
  • 配当利回りはそこそこ
  • 配当性向は低め
  • PERが6.6倍と割安

8381 山陰合同銀行

自己資本比率11.61% ※国内 連結
PER7.7倍
配当利回り4.56%
配当性向34.40%
株価746円
22/11/25 時点

「山陰合同銀行」は自己資本比率が11.61%です。目安の10%を超えています。
配当利回りは4.5%超えで高いですね。
現時点で高配当株として魅力的です。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率が高い(10%超え)
  • 配当利回りは高配当株として魅力的
  • 配当性向はやや高め
  • PERが10倍以下で割安

8418 山口FG

自己資本比率11.62% ※国際 連結
PER11.5倍
配当利回り3.71%
配当性向26%
※IR BANKの直近数字より
株価835円
22/11/25 時点

「山口FG」は自己資本比率が11.62%です。目安の10%を超えています。
配当利回りは3.7%超えで高めです。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率が高い(10%超え)
  • 配当利回りはやや高め
  • 配当性向はやや低め
  • PERが10倍以下で割安

8522 名古屋銀行

自己資本比率11.91% ※国際 連結
PER6.7倍
配当利回り3.67%
配当性向18.50%
株価3,270円
22/11/25 時点

「名古屋銀行」は自己資本比率が11.91%です。目安の10%を超えています。
配当利回りは3.6%でやや高めです。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率が高い(10%超え)
  • 配当利回りはやや高め
  • 配当性向は低い
  • PERが10倍以下で割安

7173 東京きらぼしFG

自己資本比率8.4% ※国内 連結
PER3.8倍
配当利回り4.31%
配当性向12.60%
株価2,437円
22/11/25 時点

「東京きらぼしFG」は自己資本比率が8.4%です。目安の10%を下回っています。
配当利回りは4.3%で高配当株として魅力です。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率が低め(10%以下)
  • 配当利回りは高い
  • 配当性向は低い
  • PERが超割安な水準

8345 岩手銀行

自己資本比率11.43% ※国内 連結
PER6.8倍
配当利回り4.62%
配当性向33.90%
株価1,950円
22/11/25 時点

「岩手銀行」は自己資本比率が11.43%です。目安の10%を超えています。
配当利回りは4.3%でやや高めです。

以下がポイントです。

  • アクティビストが入っている
  • 自己資本比率が高い(10%超え)
  • 配当利回りは高い
  • 配当性向は普通
  • PERが10倍以下で割安

8386 百十四銀行

自己資本比率9.05% ※国内 連結
PER6.5倍
配当利回り3.92%
配当性向17.60%
株価1,784円
22/11/25 時点

「百十四銀行」は自己資本比率が9%です。目安の10%を下回っています。
配当利回りは3.9%で高配当株です。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率が低め(10%以下)
  • 配当利回りは高い
  • 配当性向は低い
  • PERが10倍以下で割安

8337 千葉興業銀行

自己資本比率8.71% ※国内 単体
PER3.9倍
配当利回り1.23%
配当性向5.80%
株価407円
22/11/25 時点

「千葉興業銀行」は自己資本比率が8.7%です。目安の10%を下回っています。
配当利回りは1.2%で低いです。
配当性向も5%しかありませんね。
アクティビストが配当性向をあげようとしている?感じがしますね。

以下がポイントです。

  • アクティビストが入っている
  • 自己資本比率が低め(10%以下)
  • 配当利回りは低い
  • 配当性向は低い
  • PERが5倍以下で超割安

8341 七十七銀行

自己資本比率10.22% ※国内 連結
PER6.6倍
配当利回り3.99%
配当性向22.40%
株価2,004円
22/11/25 時点

「七十七銀行」は自己資本比率が10.22%です。目安の10%水準ですね。
配当利回りは4%で高いです。
高配当株として魅力的ですね。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率が高い(10%超え)
  • 配当利回りが高い
  • 配当性向は低め
  • PERが10倍以下で割安

7380 十六FG

自己資本比率10.67% ※国内 連結
PER5.6倍
配当利回り4.91%
配当性向15.2%
※IR BANKの直近数字より
株価2,650円
22/11/25 時点

「十六FG」は自己資本比率が10.67%です。目安の10%水準ですね。
配当利回りは4.9%で非常に高いです。
高配当株として魅力的ですね。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率が高い(10%超え)
  • 配当利回りが高い
  • 配当性向は低め
  • PERが10倍以下で割安

8334 群馬銀行

自己資本比率12.07% ※国内 連結
PER6.9倍
配当利回り3.97%
配当性向22.10%
株価453円
22/11/25 時点

「群馬銀行」は自己資本比率が12.07%です。目安の10%を超えています。
配当利回りは4%で高いです。
高配当株として魅力的ですね。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率が高い(10%超え)
  • 配当利回りが高い
  • 配当性向は低め
  • PERが10倍以下で割安

8360 山梨中央銀行

自己資本比率11.24% ※国内 連結
PER7.8倍
配当利回り3.75%
配当性向30.10%
株価1,067円
22/11/25 時点

「山梨中央銀行」は自己資本比率が11.24%です。目安の10%を超えています。
配当利回りは3.75%で高いです。
高配当株として魅力的ですね。

以下がポイントです。

  • アクティビストが入っている
  • 自己資本比率が高い(10%超え)
  • 配当利回りが高い
  • 配当性向は普通
  • PERが10倍以下で割安感

7381 北國ファイナンシャルホールディングス

自己資本比率11.21% ※国際 連結
PER12.0倍
配当利回り2.23%
配当性向14.60%
株価4,480円
22/11/25 時点

「北國FH」は自己資本比率が11.21%です。目安の10%を超えています。
配当利回りは2.2%で低いです。
PERが12倍と比較的高いですね。

以下がポイントです。

  • 株主還元意識が高い。中期経営が10年の長期である。
  • 自己資本比率が高い(10%超え)
  • 配当利回りが低い
  • 配当性向は普通
  • PERが10倍以上で割高感

7337 ひろぎんホールディングス

自己資本比率10.59% ※国内 連結
PER8.0倍
配当利回り4.19%
配当性向32.50%
株価645円
22/11/25 時点

「ひろぎんホールディングス」は自己資本比率が10.5%です。目安の10%水準です。
配当利回りは4.1%で高いです。
高配当株で、株主優待のクオカードも魅力です。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率が高い(10%超え)
  • 配当利回りが高い
  • 配当性向は普通
  • PERが10倍以下で割安感

7189 西日本ファイナンシャルホールディングス

自己資本比率9.36% ※国内 連結
PER5.0倍
配当利回り5.04%
配当性向21.30%
株価892円
22/11/25 時点

「西日本FH」は自己資本比率が9.36%です。目安の10%を下回っています。
配当利回りは5%で高いですね。高配当株として魅力です。
近年は増配傾向な点が好印象です。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率が低め(10%以下)
  • 配当利回りが高い
  • 配当性向は低め
  • PERが5倍で割安

8542 トマト銀行

自己資本比率8.88% ※国内 連結
PER7.7倍
配当利回り4.98%
配当性向38.40%
株価1,005円
22/11/25 時点

「トマト銀行」は自己資本比率が8.88%です。目安の10%を下回っています。
配当利回りは5%で高いですね。高配当株として魅力です。
配当金もずっと50円固定で安定感があります。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率が低い(10%以下)
  • 配当利回りが高い
  • 配当性向はやや高め
  • PERが10倍以下で割安感

8354 ふくおかファイナンシャルグループ

自己資本比率10.4% ※国内 連結
PER9.2倍
配当利回り3.78%
配当性向33.40%
株価2,780円
22/11/25 時点

「ふくおかFG」は自己資本比率が10.4%です。目安の10%水準。
配当利回りは3.7%でやや高いですね。

地銀のなかでは総資産がトップです。
時価総額も約4,900億円と高いです。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率は高い(10%以上)
  • 配当利回りがやや高い
  • 配当性向は普通
  • PERが10倍以下で割安感

5830 いよぎんホールディングス

自己資本比率14.55% ※国際 連結
PER9.95倍
※伊予銀行の最終値
配当利回り2.2%
※配当金16円として計算
配当性向19.2%
※伊予銀行の最終値
株価727円
22/11/25 時点

「いよぎんHD」は自己資本比率が14.55%です。目安の10%を大きく超えています。
ホールディングス化したばかりですので、PER、配当利回り、配当性向は伊予銀行のときの数字で評価します。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率はかなり高い(10%以上)
  • 配当利回りが低い
  • 配当性向は低め

5831 しずおかファイナンシャルグループ

自己資本比率14.25% ※国際 連結
PER9.8倍
※静岡銀行の最終値
配当利回り3.04%
※静岡銀行の最終値
配当性向35.4%
※静岡銀行の最終値
株価991円
22/11/25 時点

「しずおかFG」は自己資本比率が14.25%です。目安の10%を大きく超えています。
グループ化したばかりですので、PER、配当利回り、配当性向は静岡銀行のときの数字で評価します。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率はかなり高い(10%以上)
  • 配当利回りが普通
  • 配当性向はやや高い

5832 ちゅうぎんファイナンシャルグループ

自己資本比率12.76% ※国際 連結
PER9.14倍
※中国銀行の最終値
配当利回り3.07%
※中国銀行の最終値
配当性向28.4%
※中国銀行の最終値
株価982円
22/11/25 時点

「ちゅうぎんFG」は自己資本比率が12.76%です。目安の10%を大きく超えています。
グループ化したばかりですので、PER、配当利回り、配当性向は中国銀行のときの数字で評価します。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率は高い(10%以上)
  • 配当利回りが普通
  • 配当性向は普通

7389 あいちファイナンシャルグループ

自己資本比率愛知銀行 単体9.77% ※国内 単体
中京銀行 単体8.81% ※国内 単体
※合併まえ最終値
PER愛知銀行 5.65倍
中京銀行 14.4倍
※合併まえ最終値
配当利回り愛知銀行 5.49%
中京銀行 2.97%
※合併まえ最終値
配当性向愛知銀行 30.5%
中京銀行 32.1%
※合併まえ最終値
株価2,279円
22/11/25 時点

「あいちFG」は自己資本比率が愛知・中京銀行が合併したものですが両方とも目安の10%を下回っています。
グループ化したばかりですので、PER、配当利回り、配当性向は両方をだします。

中核の銀行が2つになるので現時点での割安評価は難しいですね。

8560 宮崎太陽銀行

自己資本比率11.13% ※国内 連結
PER7.5倍
配当利回り5.05%
配当性向17.90%
株価990円
22/11/25 時点

「宮崎太陽銀行」は自己資本比率が11.13%です。目安の10%を上回っています。
配当利回りは5%で高いですね。高配当株として魅力です。

以下がポイントです。

  • 自己資本比率が高い(10%以上)
  • 配当利回りが高い
  • 配当性向は低い
  • PERが10倍以下で割安感

株価が低い銘柄なら少額からでも買える

プラズマコイ

自己資本比率、配当利回り、配当性向のバランスに注目したいです

今回は地銀74銘柄を見て、特に注目の28銘柄をピックアップしました。

自己資本比率が高く、今後の成長性が高い企業を見つけたいですが、
それには詳細の分析が必要になります。

まずは以下の4点の総合で考えるとよいでしょう。

4つの項目を総合的にみて考えましょう。

  1. 自己資本比率が高い(12%以上だと◎)
  2. 配当利回りが高い(4%以上だと◎)
  3. 配当性向が低い(20%以下だと◎)
  4. PERが低い(8倍以下だと◎)

詳細の分析が難しくても、上記4点を総合的にみて、割安感が高そうな企業に投資すればリスクを抑えられそうですね。

※内容は2022/11/25時点の調査によるものです。
※本記事は個別銘柄の投資を推奨するものではございません。
※投資は自己責任でお願い致します。

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以下が気に入ってるところです。

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  2. 企業がどんな事業セグメントを持っているかがわかる
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いまから学んでおきたい「新NISAの投資戦略」と注目の「増配株100選」を紹介しておきます。

【新NISA】増配株で高配当株投資!投資枠1800万円のポートフォリオ【増配株おすすめ100選】 株式投資歴7年のプラズマコイです(^^) SNS: PostPrim ※当コンテンツは投資家バクさんのYouTube用に作...

四季報「2023年新春号」のなかから、いま買っても良いと思える企業を選定しました。

【四季報でスクリーニング】いま買える高配当株12選!連続増配・非減配企業から探す優良企業 株式投資歴7年のプラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 2022年12月16日に会社四季報2023年新春号が...

2023年は日本株は金利上昇の影響をうけそうです。注目株を選定しました。

【金利上昇】2023年は地銀株&不動産株に注目!おすすめ日本株29選【高配当株をブログで紹介】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 2022年12月20日、日銀が長期金利の許容変動幅を従来のプラスマイ...

プロが紹介されていたNISAで買いたい高配当株をチェックしてみました。

【NISA拡大で注目】NISAで狙いたい高配当銘柄44選を調査【評価方法を伝授します】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim ネットニュースの「NISAで狙いたい高配当銘柄をピックアップ 配当性...

2023年の注目テーマ地銀株の特集です

【2023年 注目テーマ】地方銀行74銘柄 おすすめ高配当株28選。地銀の将来性も考察。 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 今回は「2023年の注目テーマ」になりそうな「地方銀行(地銀)」を調...

4万円台以下で買える高配当株を集めました。

【超気軽に買える】4万円台以下で買える高配当株候補14選【注目8銘柄をピックアップ】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 先日、高配当株のはじめかたの記事を投稿しました。 https:...

5万円台〜10万円台で買える高配当株を集めました。

【気軽に買える】5万円〜10万円で買える高配当株銘柄50選【注目23銘柄をピックアップ】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 先日、高配当株のはじめかたの記事を投稿しました。 https:...

円安時に業績を伸ばしそうな日本株の好業績企業をピックアップしています。

【円安銘柄】海外売上比率50%以上の増益・増配株60銘柄【日本株】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 今回は日本株で「海外売上比率が50%以上」の有望企業をチェックします...

日本株で連続増配の優良企業60銘柄と、注目の企業をピックアップしました。

「連続増配株ランキング」ベスト60銘柄[2022年]の割安度をチェックする【10年以上 連続増配】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 更新履歴 2022.3.29 公開2022.11.10 割安度を見...

連続増配株を中心に野球の打線を組み攻守のバランスの良い高配当ポートフォリオを作りました。

【決定版】高配当株で野球の打線を組む【攻守に優れた高配当株9選+12選】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 先日、投資家バクさんが高配当株で野球の打線を組んだ場合の企業イメージ...

高い営業利益率と高い自己資本比率を持つ安定高配当株を紹介しています。

【優良銘柄】高い営業利益率&高い自己資本比率の高配当株30選 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 今回は、営業利益率が高く、自己資本比率も高い、業績・財務が安定してい...

2022年の投資環境を考慮したディフェンシブなおすすめポートフォリオを紹介します。
2023年も継続して使えると思ってます。

【2022年の投資戦略】攻守のバランスを考えた「日本株30選」厳選ポートフォリオを設定【今年の主軸銘柄】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 2022年は米国の長期金利が上昇するため「バリュー株の年」と言われて...

割安高成長の銘柄をピックアップしました。

【2022年はバリュー株の時代】割安で高成長の日本株32選【テンバガー候補の注目10銘柄】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 2022年は米国の長期金利が上昇するため「バリュー株の年」と言われて...

高齢化社会に向け成長しそうな注目企業の特集です。

【高齢化社会】看護・介護・通院関連の企業株おすすめ13選!いま投資すべき会社を探す! プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 日本は年々高齢化が進んでいる高齢化社会の国として有名です。そんな中、...

オンラインストアが人気のいま、業績が伸びそうな「物流・倉庫関連」注目企業をピックアップしました。

【おすすめ】物流・倉庫株19選!注目の物流関連の銘柄をピックアップ プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim ※2021年8月14日に公開した記事を2022年8月21日版に更新し...

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