連続増配の株

【7年連続増配】「DCMホールディングス(3050)」は大手ホームセンター運営。株価は?今は買いなのか?【安定配当株】

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「DCMホールディングス」の財務状況をチェックしていきたいと思います。

DCMホールディングスは国内大手「ホームセンター企業」です。

全国に669店舗(2022年2月末現在)の店舗を展開する国内大手のホームセンター企業ですね。

ホームセンター企業や関連企業の買収による企業拡大も実施しており、
M&Aにも積極的な企業です。

プラズマコイ

DIY人気もありホームセンター事業は堅調のようです。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

「DCMホールディングス」はインテリアを中心に4つのセグメントで事業展開

出典:決算説明資料

DCMホールディングスの展開業態は3つ

  1. DCM
    ホームセンター(旧ホーマック、旧カーマ、旧ダイキ、旧サンワ、旧くろがねやを統合)。
    D2ケーヨーデイツーも持分適用会社。
  2. ホダカ
    工具・金物・作業用品の専門店
  3. DCMニコット
    小商圏型ホームコンビニ店

日用品・園芸用品、工具などを販売しているホームセンター事業が中心です。

「DCMホールディングス」の事業利益はホームセンター事業で生み出されています。
DCMを中心としたホームセンター店舗が主力ですね。

出典:決算説明資料

今後は単なる内装の企業から、空間デザインも行うスペースクリエーション企業へと転換を図っていくことを宣言しており停滞気味の業績打破に向けて活路を模索しています。

また2022年2月に家電EC大手のエクスプライスの買収も発表されています。

「DCMホールディングス」は「ホームセンター事業」を中心に店舗を展開。

国内に多数の店舗を展開し、同業他社・関係企業の買収も積極的に実施して企業全体の利益を増加させている。

7年連続増配の増配株であり株主還元の安定増加も魅力

時価総額は調査時点(22/6/21)で「1,619億円」ということで中型株ですね。
PERは8.0倍と一般的には標準水準です。

今回は「DCMホールディングス」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

「DCMホールディングス」のPER推移を見る


PER的には過去と比べると多少割安です。

この株の「割安度」の判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ割安になっている場合があります。

「DCMホールディングス」の今のPERは8.0倍。

過去を見るとPER8倍は底水準です。
非常に割安感を感じる低さですね。

業績は堅調に推移していますが、株価は大きく動かないためPERが下がってきていいます。
これ以上は下がりにくいので買いやすい割安水準になっています。

「DCMホールディングス」の配当利回りを見る

配当利回りは3.3%と上昇中

「DCMホールディングス」の6/23時点の配当利回りは3.3%です。
配当利回りは上昇傾向です。

過去を見ると3.3%の利回りまであがっていることはなく投資妙味が増しています。

株主優待はグループ企業で使える買い物券

「DCMホールディングス」は株主優待としてグループ企業で使える買い物券が貰えます。
近くにお店がある方はラッキーですね。優待で買い物ができてしまいます。

対象株数優待品
100株500円
※3年保有で2,000円
500株1,000円
※3年保有で3,000円
1,000株2,000円
※3年保有で5,000円

「DCMホールディングス」の売上(上昇トレンドであるか?)

売上は右肩あがりです。

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「DCMホールディングス」の売上は横ばい傾向です。

2023年はエクスプライズの買収分が上乗せされている関係で二桁成長を遂げていますが基本的には成熟企業ですね。

今後の成長のカギもM&Aが重要になってきそうです。

「DCMホールディングス」の営業利益率(10%以上が目安)

営業利益率は6%ほどです。

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、営業利益は4%〜7%を目安としています。
「DCMホールディングス」の営業利益率は6%ほど。

営業利益は上昇傾向ですね。
営業利益はコメリ(8218)やジョイフル本田(3191)と比較すると多少見劣りしますので、
簡単ではないでしょうが、もう少し効率化を進める余地もあるでしょう。

「DCMホールディングス」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは上昇中

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円以上」が一つの目安です。
「DCMホールディングス」のEPSは上昇中です。

1株の価値は上昇中と言えますね。

概ね右肩あがりで成長しており業績推移は問題ないと言えるでしょう。
定期的に自社株買いも実施されています。

「DCMホールディングス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率は53%程度です。

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「DCMホールディングス」の自己資本比率は53%程度です。
有利子負債が年々減少しており、自己資本比率は上昇傾向です。

財務の安定度が年々増しています。

少しずつですが着実に自己資本比率が上昇しているので問題ないですね。

「DCMホールディングス」の配当金(高いほど良い)

7年増配傾向の安定増配企業です

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「DCMホールディングス」は7年連続増配を達成している増配企業です。
毎年1円ずつ増配を重ねています。

2023年も1円増配で1株33円と8年連続増配を継続する見込みです。

大幅に増配できているわけではないですが、安定増配株として検討した企業です。

「DCMホールディングス」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)

配当性向は25%程度

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「DCMホールディングス」の配当性向は25%です。

配当性向的には市場平均並みか少し下といったところです。

連続増配を維持していくためか、毎年1円ずつ配当金を増やしている部分もあり、配当性向としては低めの水準になっています。

減配リスクは少ない企業といえるでしょう。

「DCMホールディングス」の営業活動によるキャッシュフロー

営業CFは安定プラスです。

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「DCMホールディングス」の営業CFは安定プラスです。

2022年は仕入れによる在庫増加で営業CFはマイナスになっていますが、1年であれば問題ないでしょう。

長期で見ると安定的にCFはプラスで近年は増加傾向です。
前回、営業CFがマイナスとなった年も前年は400億円以上の営業CFでしたね。

「DCMホールディングス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性) 

現金は減少傾向

現金は業績悪化に対する備えや、事業活動の原資になります。
基本的に“現金など”は多い方が良いです。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎも良くありません。

「DCMホールディングス」の現金は2022年で441億円程度。
2021年は799億円もの現金がありましたが、
金余りになったのか2022年は有利子負債の返済を多めにしており現金は減少しています。

しかし2019年の水準からみると大幅に増加しているので現金保有額としては問題ないでしょう。

「DCMホールディングス」の当期純利益は上昇中か?

当期純利益は安定上昇です。

「DCMホールディングス」の当期純利益は毎年のように上昇しています。
2021年、2022年に続き2023年も過去最高を更新見込みです。

業績は好調のようですね。
巣ごもり需要が一服したいま、今後の成長余地が乏しいと見られるホームセンター業界だけに今後の戦い方にも注目したいですね。

【まとめ】「DCMホールディングス」は7年連続増配の安定業績企業

成長のカギはM&Aでしょうか。

DCMホールディングスの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り3.3%
売上高上昇
営業利益率6%
EPS(1株利益)上昇中
自己資本比率上昇中
1株配当7年連続増配
配当性向25%
営業キャッシュフロー概ねプラス
現金など増加傾向
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、安定業績のバリュー株ですね。
業績は伸び悩みという印象ですが今後も上手くM&Aを実施できれば少しずつ事業拡大ができるでしょう。

毎年1円ずつではありますが、7連続増配も嬉しいところです
株主還元意識は高めで、今後もイレギュラーなことがなければ連続増配記録は伸ばせるでしょう。

【チャートは?割安?】「DCMホールディングス」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】長期的には株価は横ばいです

この記事の現時点(22/06/21)では株価は1,031円。
株価はコロナショック後はDIYなど巣ごもり需要で一時的に増加しています。

現在は需要も一服しもとの位置まで株価がもどってきました。

ある意味”定位置”に来ており株価は値ごろ感がでてきています。

※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。

この記事が為になったと思ったら応援クリックをお願いします(^^)↓

本ブログは株式投資から経済を学ぶブログです。応援クリックをお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 成長株へ にほんブログ村 株ブログ 高配当株へ ← ポチッと応援

個別株の分析に興味がある人におすすめの記事

この記事をご覧のかたで、個別株の分析に興味がある方におすすめのツールがあります。
マネックス証券の「銘柄スカウター」を使った株の分析方法を解説しています。

【使い方11選】株の分析ツールは「マネックス証券の銘柄スカウター」がおすすめ!【初心者でもすぐできる】 プラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)今回は僕が普段やっている「ファンダメンタルズ分析」の方法を紹介します。 僕は...

マネックス証券なら「企業の分析」が簡単にできる

上の記事でも解説していますが、プラズマコイが分析用に使っているツールは
マネックス証券の「銘柄スカウター」です。

以下が気に入ってるところです。

  1. 企業の業務内容・サービスの概要がわかる
  2. 企業がどんな事業セグメントを持っているかがわかる
  3. 直近の決算短信などのIR情報にすぐにアクセスできる
  4. 各年度ごとや四半期ごとの業績推移が見やすい

銘柄スカウターはマネックス証券の口座を持つことで使えます。
そして口座開設は無料。無料なのでノーリスクです。
口座開設がまだの方はとりあえず開設しておいても損はないので開設しましょう。

本ブログは株式投資から経済を学ぶブログです。応援クリックをお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 成長株へ にほんブログ村 株ブログ 高配当株へ ← ポチッと応援

関連コンテンツです。

円安時に業績を伸ばしそうな日本株の好業績企業をピックアップしています。

【円安銘柄】海外売上比率50%以上の増益・増配株60銘柄【日本株】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 今回は日本株で「海外売上比率が50%以上」の有望企業をチェックします...

日本株で連続増配の優良企業60銘柄と、注目の企業をピックアップしました。

「連続増配株ランキング」ベスト60銘柄[2022年]の割安度をチェックする【10年以上 連続増配】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 更新履歴 2022.3.29 公開2022.11.10 割安度を見...

連続増配株を中心に野球の打線を組み攻守のバランスの良い高配当ポートフォリオを作りました。

【決定版】高配当株で野球の打線を組む【攻守に優れた高配当株9選+12選】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 先日、投資家バクさんが高配当株で野球の打線を組んだ場合の企業イメージ...

高い営業利益率と高い自己資本比率を持つ安定高配当株を紹介しています。

【優良銘柄】高い営業利益率&高い自己資本比率の高配当株30選 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 今回は、営業利益率が高く、自己資本比率も高い、業績・財務が安定してい...

2022年の投資環境を考慮したディフェンシブなおすすめポートフォリオを紹介します。

【2022年の投資戦略】攻守のバランスを考えた「日本株30選」厳選ポートフォリオを設定【今年の主軸銘柄】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 2022年は米国の長期金利が上昇するため「バリュー株の年」と言われて...

割安高成長の銘柄をピックアップしました。

【2022年はバリュー株の時代】割安で高成長の日本株32選【テンバガー候補の注目10銘柄】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 2022年は米国の長期金利が上昇するため「バリュー株の年」と言われて...

高齢化社会に向けた注目銘柄です。

4/20更新【高齢化社会】看護・介護・通院関連の企業株おすすめ13選!いま投資すべき会社を探す! プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 今回は高齢化社会に伸びそうなの銘柄をいくつかピックアップして、業績が...

物流関連の銘柄をピックアップしました。

【22年8月更新】物流銘柄19選!注目の物流関連の銘柄をピックアップ プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim ※2021年8月14日に公開した記事を2022年8月21日版に更新し...

円安時に業績を伸ばしそうな日本株の好業績企業をピックアップしています。

【円安銘柄】海外売上比率50%以上の増益・増配株60銘柄【日本株】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 今回は日本株で「海外売上比率が50%以上」の有望企業をチェックします...

日本株で連続増配の優良企業60銘柄と、注目の企業をピックアップしました。

「連続増配株ランキング」ベスト60銘柄[2022年]の割安度をチェックする【10年以上 連続増配】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 更新履歴 2022.3.29 公開2022.11.10 割安度を見...

連続増配株を中心に野球の打線を組み攻守のバランスの良い高配当ポートフォリオを作りました。

【決定版】高配当株で野球の打線を組む【攻守に優れた高配当株9選+12選】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 先日、投資家バクさんが高配当株で野球の打線を組んだ場合の企業イメージ...

高い営業利益率と高い自己資本比率を持つ安定高配当株を紹介しています。

【優良銘柄】高い営業利益率&高い自己資本比率の高配当株30選 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 今回は、営業利益率が高く、自己資本比率も高い、業績・財務が安定してい...

2022年の投資環境を考慮したディフェンシブなおすすめポートフォリオを紹介します。

【2022年の投資戦略】攻守のバランスを考えた「日本株30選」厳選ポートフォリオを設定【今年の主軸銘柄】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 2022年は米国の長期金利が上昇するため「バリュー株の年」と言われて...

割安高成長の銘柄をピックアップしました。

【2022年はバリュー株の時代】割安で高成長の日本株32選【テンバガー候補の注目10銘柄】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 2022年は米国の長期金利が上昇するため「バリュー株の年」と言われて...

高齢化社会に向けた注目銘柄です。

4/20更新【高齢化社会】看護・介護・通院関連の企業株おすすめ13選!いま投資すべき会社を探す! プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 今回は高齢化社会に伸びそうなの銘柄をいくつかピックアップして、業績が...

物流関連の銘柄をピックアップしました。

【22年8月更新】物流銘柄19選!注目の物流関連の銘柄をピックアップ プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim ※2021年8月14日に公開した記事を2022年8月21日版に更新し...