株式投資・金融知識

【配当利回り6%】「小野建 (7414)」は鉄鋼・建材商社。自社で「建設工事の請負」も実施。株価は?投資すべき?

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「小野建」の財務分析をしていきます。

小野建は「鉄鋼商社」の会社です。
自社で「建設工事の請負」も実施しています。

先日紹介した、鉄鋼メーカーのJFEホールディングスも業績好調ですね。

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プラズマコイ

急な業績好調で配当利回りがあがっています。
罠銘柄かどうかチェックしていきましょう。

「小野建」は建設業向け鉄鋼商品が中心の鉄鋼商社

建設業の他に、鉄工業・造船業・機械業のメーカーへも卸している
売上の多くは鉄鋼商品を卸すことであげられる

「小野建」は鉄鋼商品の商社企業です。

「小野建」の事業利益はおもに「鉄鋼商品」の卸売から生み出されています。
用途は主に、建物の骨組みや基礎、工事現場の足場用ですね。

小野との名前通り、建設業界がメインとなります。
自社で建設工事の請負いも行っていますね。

「小野建」は建設業、鉄工業・造船業向けの鉄鋼商品がメインの商社。
自社で建設工事の請負い事業も行っている。

小野建のセグメントは4つ

  1. 鉄鋼商品販売事業(全体の67割)
    鉄鋼商品(鋼板類、条鋼類、丸鋼類)の素材販売
  2. 建設商品販売事業
    建設機材類(鋼矢板・屋根・フェンス・サッシ)の仕入販売
  3. 工事請負事業(全体の1〜2割)
    土木建築工事(鉄骨・屋根・外壁工事)の請負
  4. 不動産賃貸事業(ほぼおまけ状態)

小野建は九州に地盤をもっています。

小野建の販売エリアは九州地方が地盤

  1. 九州・中国(全体の6割)
  2. 関西・中京(全体の2割)
  3. 関東・東北(全体の2割)

時価総額は調査時点で「395億円」ということで小型株ですね。
PERは5.13倍とかなり割安ですね。不人気株と言えそうです。

今回は「小野建」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。

「小野建」のPER推移を見る


過去と比較すると今は割安に見えます

この株の「割安度」の判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ割安になっている場合があります。

「小野建」の今のPERは5.13倍。
過去と比較すると割安気味に見ます。

割安の水準に見えますね。

いまは一時的な原材料の高騰で利益があがっています。
今後は反動によって業績が悪化するのでは?という不安感を感じます。

「小野建」の配当利回りを見る


配当利回りは高めの企業です。

「小野建」の配当利回りは3.5〜5%ほど。
直近では増配で6%になっています。

高配当な銘柄ですね。

「小野建」の売上(上昇トレンドであるか?)


売上は横ばい傾向です

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「小野建」の売上は概ね横ばい傾向でしょうか。

2000億円を超えた所推移しており成熟産業と言えそうです。

「小野建」の営業利益率(10%以上は欲しい)


営業利益率は3%が目安です。

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「小野建」の営業利益率は直近予想で3%ほど。

商社のため営業利益率は低めです。

2022年度は、以下3ステップの理由により一時的に営業利益率が高くなる見込みです。

  1. 原材料の仕入れ値があがっている
  2. 販売価格が上がる
  3. 前に仕入れた原材料は安かったので利益が乗る

そのため翌年は営業利益率が反動減になるか、例年どおり3%あたりに戻ってくると予想されます。

「小野建」のEPS(一株当たり当期純利益)


EPSは上昇中

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「小野建」のEPSはここ300円を超えています。

EPSは上昇傾向ですね。
利益は順調に増加できているようです。

EPSの伸びはポジティブに評価できます。

「小野建」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)


自己資本比率は50%ほど

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「小野建」の自己資本比率は50%程度です。

有利子負債は徐々に減少しており、財務の安定性が高まっています。
良いですね。

純資産から見ても毎年増加をできており、着実に資産を増加できています。

「小野建」の配当金(高いほど良い)


配当は増配傾向です

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「小野建」の配当は業績連動で下がる年もありますね。
近年は概ね増配傾向です。

2022年度は好業績のため1株配当が102円と大幅な増配です。
配当利回りが6%になっている理由がこの大幅な増配ですね。

「小野建」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)


配当性向は30%を原則とされています。

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「小野建」の配当性向はIRによると30%が原則です。
そのため業績によって配当金が大きく上下しますね。

そのため今後も1株102円の配当を維持し続けることは難しいでしょう。
どこかで減配は覚悟しておく必要がありそうです。

「小野建」の営業活動によるキャッシュフロー


ここ2年はプラスでした

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「小野建」の営業CFはここ2年は増加でした

景気に波があるようで、営業CFはマイナスになる年もありますね。
近年は業績の好調さを受け、プラス幅が増加しているようです。

「小野建」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性は?) 

IR BANKの数字が変だったので「現金」バフェットコードから持ってきました

現金は減少気味ですが50億くらい

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「小野建」の現金は50億円です。
2019年以前のIRを見ると20億〜30億台でした。

現金の保有額も増加傾向ですね。
有利子負債は減らしながら現金も50億円台で保持しているという格好です。

現金保有額からも業績は好調と見ていいでしょう。

「小野建」の配当金の支払い額(今後も維持できるか?)

「小野建」の配当金の支払い推移はどうでしょうか?


10億円を突破してから増加傾向

投資家は、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

業績が悪化しても配当の支払いが負担にならなければ減配のリスクは下がります。
そのため、配当金の支払額を見ることがポイントになります。

「小野建」の配当総額は増加傾向です。
配当性向が原則30%なので、配当総額も業績次第で上下しますね。

「小野建」の当期純利益は上昇中か?


当期純利益は上昇傾向です。

「小野建」の当期純利益は上昇傾向です。
2022年は大きな増収が見込まれています。

2022年を除いても近年は概ね増収傾向です。
全体的には右肩あがりできていますね。

九州が地盤の企業ですが関東も利益に貢献しています。

クオーターごとのエリア別利益のチャート

【まとめ】「小野建」は鉄鋼商社。九州から全国へと事業を拡大している。


業績は成長しています。

小野建の財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り6%超え
売上高横ばい
営業利益率8%で減少中
EPS(1株利益)300円超え
自己資本比率50%
1株配当増加傾向
配当性向30%
営業キャッシュフロー増加中
現金など問題なし
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、業績に上下はがある企業です。
今後は関東など全国展開により事業成長に期待したいですね。

【チャートは?割安?】「小野建」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。


【中立】チャートは上昇トレンド

この記事の執筆時点(21/12/30)では株価は1,675円。
チャート的には上昇傾向ですが安定株ではないので決算毎に上下しそうです。

PERや配当利回りは魅力的ですが、2022/02上旬の決算を見てから購入したい銘柄です。
長期で安心して持ちづらいのでトレード用の銘柄ですね。

※投資は自己責任でお願いします。

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