お金・株式投資

【営業利益率20%】「イハラサイエンス(5999)」は半導体製造にも欠かせない「継手」のメーカー。株価も好調。今は買いなのか?

こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

今回は業績好調の「イハラサイエンス」の財務分析をしていきます。
「配管の継手」を作っているメーカーで地味ながら堅実な業績をあげている銘柄です。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

プラズマコイ

最近の株価は力強く上昇中

「イハラサイエンス」は主に産業機器の「継手・バルブ」などのメーカー

2018年3月期 決算説明会資料より ※古い資料ですが
プラズマコイ

配管の継ぎ手がメイン商品

「イハラサイエンス」の事業利益はおもに「配管の継手」で生み出されています。
産業機器は配管をジョイントするための「継手」や液体の流れを調節する「バルブ」が使われます。
それらを製造するのがメイン事業です。

継手・・・2つの部分を接合する装置

最近は業績も好調で株価が新高値をとって来ました。
理由は「継手」などの配管ユニットが「半導体製造装置」に必要なためです。

他の用途でも配管ユニットの需要は旺盛で業績が伸びています。

「イハラサイエンス」は「継手」などの配管ユニットがメインの会社

継手やバルブといった配管パーツは、産業用機器を動かす上では欠かせません。
これらのパーツは必要ですが必要なものなので工業製品に置いて安定的な需要を獲得しています。

イハラサイエンスのセグメントは2つ

  1. CP事業部(クリーン流体配管)
    「半導体の製造装置、液晶の製造装置、食品・医療」市場向け
  2. GP事業部(一般産業配管)
    「建設機械、工作機械、車両、船舶、化学プラント」など一般産業市場向け

時価総額は調査時点で「288億円」ということで小型株ですね。
PERは9.07倍と割安の水準です。

今回は「イハラサイエンス」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

「イハラサイエンス」の配当利回りを見る

プラズマコイ

配当利回りは歴史的に低めの水準。

「イハラサイエンス」の配当利回りは2.33%です。
2020年3月は配当利回りも3.9%もありました。

経済回復とともに配当利回も下がってきて、業績が好調なのでさらに下がっています。
今は好決算銘柄として銘柄選定してもよいですね。

今後は株価成長、配当金の増加などで

  • キャピタルゲインを狙えるか?
  • 配当の伸びを期待できるか?

チェックしていきましょう。

「イハラサイエンス」の売上(上昇トレンドであるか?)

プラズマコイ

過去に比べ、近年の売上水準が1段階上で遷移

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「イハラサイエンス」の売上は2022年3月度の予想では過去2番目を予想。
強い売上成長を予想しています。

主な理由は半導体用の装置向けなどで需要が高まっているようです。

「イハラサイエンス」の営業利益率(10%以上は欲しい)

プラズマコイ

営業利益率は20%ほど

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「イハラサイエンス」の営業利益率は20%ほど。

2022年の予想では営業利益率は20%になると予想されています。
この営業利益率の高さはなぜでしょう?普通はメーカーであればここまで高い営業利益率にはなりません。

理由は「配管設計」を請け負っている点があげられそうです。
社名に「サイエンス」がついている通り、配管を科学的に設計するという。頭脳を使った提案をしているのが同社の価値を高めていると予想できます。

「イハラサイエンス」のEPS(一株当たり当期純利益)

プラズマコイ

EPSは200円超え

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「イハラサイエンス」のEPSは200円を超えています。

産業機器の配管という「成熟産業」なので今後も売上が大きく伸びる企業ではない点を考えると、
高いEPSを達成しているのは高評価です。

「イハラサイエンス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

プラズマコイ

自己資本比率は80%近い

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「イハラサイエンス」の自己資本比率は80%程度です。
成熟産業のバリュー株らしく高い自己資本比率を達成しています。

有利子負債もありますが年々減少しており、
財務的にも健全な企業ですね。

「イハラサイエンス」の配当金(高いほど良い)

プラズマコイ

地味に毎年増配しています

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「イハラサイエンス」は高配当が自慢の銘柄です。
2022年度も1株48円と1円単位ですが毎年のように増配をしています。

毎年1円ずつジリジリと配当を増やしていく配当政策に見えます。
小出しで増配するのは米国の老舗企業ではよく見る事例です。

連続増配を意識している点は評価できますね。

「イハラサイエンス」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)

プラズマコイ

配当性向は低めに設定

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「イハラサイエンス」の配当性向は20%目安です。
まだまだ余裕があります。

この配当性向では減配リスクは少なめですね。
配当性向を上げるように配当政策が変わったら一気に増配ということもあるかもしれません。

減配リスクよりも増配期待のほうが高い銘柄です。

「イハラサイエンス」の営業活動によるキャッシュフロー

プラズマコイ

近年は営業CFも増加気味

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「イハラサイエンス」の営業CFは増加傾向です。
営業利益率も高く営業CFの金額も高くなってきますね。

高い現金創出力で現金を積み上げる力が増加しています。

「イハラサイエンス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性) 

プラズマコイ

現金は増え続けています

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「イハラサイエンス」の現金は増加傾向です。
有利子負債を返しながらでも現金は増えていますね。

この現金を今後どのように使っていくのかが注目ですね。

事業投資がそれほど必要ない産業です。
今後は景気次第ですが現金は増える傾向になるでしょう。

「イハラサイエンス」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)

今の財務状況での配当金の支払い状況はどうでしょうか?

プラズマコイ

5億円くらいが配当総額のターゲット

投資家としては、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

業績が悪化しても配当の支払いが負担にならなければ減配のリスクは下がります。
そのため、配当金の総支払額を見ることがポイントになります。

「イハラサイエンス」の配当金の支払い総額は5億円あたりが目安です。
配当性向は20%なので十分に払える金額ですね。

よほど利益が減らない限りは減配はないでしょう。

「イハラサイエンス」の当期純利益は上昇中か?

プラズマコイ

当期純利益は最高益を目指して増加中

「イハラサイエンス」の当期純利益は好調です。
2022年度の24億円を予想しており、達成できれば過去最高に迫る勢いです。

当期純利益の成長率からも景気状況が強気ということがわかります。
この点からも好決算銘柄と見て良いでしょう。

【まとめ】「イハラサイエンス」は「配管設計」が強みの「配管ユニット」製造メーカー

プラズマコイ

成長の力はグループ会社が握っている

イハラサイエンスの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り2.3%台
売上高成長中
営業利益率20%近い
EPS(1株利益)200円超え
自己資本比率80%ほど
1株配当連続増配
配当性向20%目安
営業キャッシュフロー成長傾向
現金など増加中
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、最も魅力的なのは営業利益率ですね。
半導体装置など、景気動向もこの企業には追い風になっています。

業績においては、大崩れしにくい企業と言えるでしょう。

【チャートは?割安?】「イハラサイエンス」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】直近の最安値からは2倍に

この記事の執筆時点(21/08/31)では株価は2022円。

直近安値からは2倍になっており、過去の最高業績の時の株価から見てもそれほど割安ではないです。
そのためいまの株価は妥当だと考えます。

今は様子見の銘柄だと思います。

※投資は自己責任でお願いします。

株を毎月コツコツ買っていくなら「SBIネオモバイル証券」がおすすめ

イハラサイエンスは魅力的ですが、まとまった投資資金がない場合は1株から買える「SBIネオモバイル証券」がおすすめです。

イハラサイエンス自体の1単元(100株)を買おうとするとまとまった金額が必要になります。
そういった場合は「SBIネオモバイル証券」で少しずつ買っていくのもおすすめです。

株価が高かったり、投資資金が少ない場合、
1株から買えるのが「SBIネオモバイル証券の魅力」

こんな方におすすめです。

  1. 個別株で欲しい銘柄があるけど、高くて変えない。
  2. 投資資金は多くないけど、色んな株を買いたい。
  3. 取引金額が少ないし、手数料は少なくしたい。

SBIネオモバイル証券の月額費用は200円(税抜)、取引手数料は50万円までの取引は何回やっても固定なので、
株価が高くて買えない場合は、1株単位で少しずつ買って小額から始めるられるのでおすすめです(^^)

さらに毎月Tポイントが200ポイントが付与され、そのTポイントでも株が買えます。
つまり実質の維持コストは毎月20円と激安です。

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