プラズマコイです(^^)
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今回は「コラントッテ」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
「コラントッテ」は2021年にIPOした磁気健康機器メーカーです。
おもにネックレス型の健康器具を販売しています。
コリを緩和する効能・効果がある「管理医療機器」として
厚生労働省が指定した第三者認証機関から認証を受けている機器です。
アスリートの使用例も多く、野球、サッカー、ゴルフ、陸上、フィギュアスケート選手などに使われています。
「肩こり・血行促進」の効果があるのでプレゼント用にも人気です。
特に高齢者向けとして適しているので今後の高齢化社会にも強い製品と言えそうです。
コラントッテ (7792)は磁気健康ギアのメーカー?
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析? (@purazumakoi) March 31, 2022
肩こりネックレスはアスリートの使用例も多く⚾⛳
高齢者の健康器具としての需要も高いです????
営業利益率が17%と利益率が高いのも注目のポイントの成長企業です?✔
販路は国内小売りへの卸売りがメインですが、
海外展開も期待できる製品ですね✈
底堅い需要を獲得できそうな製品を展開しています
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「コラントッテ」はおしゃれな健康機器メーカー
- 「コラントッテ」のPER推移を見る
- 「コラントッテ」の配当利回りをみる
- 「コラントッテ」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「コラントッテ」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)
- 「コラントッテ」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「コラントッテ」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「コラントッテ」の配当金(上昇傾向か?)
- 「コラントッテ」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「コラントッテ」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「コラントッテ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「コラントッテ」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「コラントッテ」は安定成長の磁気健康機器メーカー
- 「コラントッテ」の今後の株価は?買い時かを予想する
「コラントッテ」はおしゃれな健康機器メーカー
営業利益率の高さが魅力です
「コラントッテ」の事業利益は主に「健康器具の販売」から生み出されています。
医療機器の認定を受けており、
信頼のブランドとして高価格帯の値付けを出来ているところがポイントになります。
景気敏感株で不況時には業績を落とす心配がありますが
健康意識が高まる層に一定の需要を獲得しつづける製品だと思います。
国別の売上セグメントは、日本が90%とほぼ日本向けで展開しています。
海外展開も実施しており今後の進捗に注目です。
コラントッテのセグメントは5つ
- ホールセール (国内 小売企業への卸売)
スポーツ量販店がメイン - イーコマース(国内卸 小売企業への卸売)
- リテール
- イーコマース(海外卸)
- ホールセール(海外卸)
時価総額は調査時点(4/1)で「64億円」ということで超小型株ですね。
PERは13.2倍と一般的には少し割安です。
今回は「コラントッテ」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※プラズマコイ調査のため事実と異なる内容の可能性があります。
「コラントッテ」のPER推移を見る
IPO後に割安水準まで落ちてきました。
「コラントッテ」の調査時点のPERは13.2倍。
2021年7月に上場して以降下落しています。
そろそろチャート的には下げ止まったように見えますし、
PER的にも下落余地は少ないと思います。
株価は行ってもここから半額ほどでしょうか。
今後は市場のモメンタムや決算により株価上昇が期待できると思います。
「コラントッテ」の配当利回りをみる
利回りは低下中です。
「コラントッテ」の配当利回りは直近予想では1.9%です。
IPO当初から配当が出ている点に注目したいと思います。
IPO銘柄と言っても、ハイテク、DX系のグロース企業のように無敗ではなく、ある程度緩やかに事業を展開していく企業と見ていいでしょう。
その意味では中長期の目線で徐々に株価が上がっていく企業かと思います。
「コラントッテ」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は大きく上昇
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「コラントッテ」の売上は安定的に上昇しています。
2020年に小幅ですが下落している点から、景気敏感な商品だということがわかりますね。
食料品と違って磁気ネックレスは景気により購買マインドが冷え込むときがありますね。
「コラントッテ」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)
営業利益率は高いですね。
業種や年度で異なりますが、日本企業の平均は4〜7%ほどと言われています。
「コラントッテ」の営業利益率は18%弱予想です。
高価格帯の医療器具というブランドがあり、高い利益率を達成できてます。
商品の原材料はそれほどかからず、利益率が高い商品を展開できていると予想できます。
また、競合他社と比べてデザイン性の高さから、
アクセサリー感覚で身に着けやすいという点も選ばれるポイントかと思います。
ブランド力の高さから営業利益率が高く、さらに今も上昇中な点が⭕ですね。
「コラントッテ」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは上昇中です
EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「コラントッテ」の2022年のEPSは53円の予想で上昇中です。
ジリジリと業績を伸ばしていくタイプで、
毎年小さな成長を続けていくタイプの企業です。
上昇トレンドになっているうちは問題ないと判断して良いでしょう。
「コラントッテ」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は上がってきました。
「コラントッテ」の自己資本比率は61%程度です。
有利子負債はありますが、IPOにより現金があがって自己資本比率が上昇しましたね。
新興企業のため、自己資本比率が右肩あがりになるかはわかりませんが、
企業タイプ的には今後も上昇傾向になる可能性が高いと思っています。
「コラントッテ」の配当金(上昇傾向か?)
配当金は連続増配です。
「コラントッテ」の配当実績はあまりないですが、
2022年は1株14円と増配の予想です。
徐々に増配していく企業かと予想できます。
「コラントッテ」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は30%が目安です。
「コラントッテ」の配当性向は30%目安のようです。
IPO直後ですが配当を出している企業です。
成長のために意気込む企業ではなく既に株主還元を実施するフェーズということです。
配当があると保有の握力につながる一方、成長株としての魅力は乏しくなります。
「コラントッテ」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは上昇中です
「コラントッテ」の営業CFは上昇中。
直近3年の実績では倍々ゲームで上昇しています。
営業CFの伸びは素晴らしいですね。
事業が順調に推移していることが見て取れます
「コラントッテ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は増加中です。
「コラントッテ」の現金は2021年終了時は15億円程度です。
IPOにより現金が大きく追加になっています。
総資産が36億円のなか現金比率は41%と高い水準です。
今後はこの現金をどのように使って事業を成長させていくかに注目です。
「コラントッテ」の当期純利益は上昇中か?
当期純利益は毎年二桁の成長
「コラントッテ」の当期純利益は毎年二桁成長をしています。
右肩あがりの業績成長で好感が持てます。
最近もワークマンとの協業や新ブランド「コラントッテ スポーツ」など新たな施策が発表されていますね。
【まとめ】「コラントッテ」は安定成長の磁気健康機器メーカー
堅調な業績が期待できます
コラントッテの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ▲ | 1.9% |
売上高 | ◯ | 上昇中 |
EPS(1株利益) | ◯ | 上昇中 |
営業利益率 | ◯ | 17%と高い |
自己資本比率 | ◯ | 61% |
1株配当 | ▲ | ー |
配当性向 | ◯ | 30%目安 |
営業CF | ◎ | 安定プラス |
現金など | ◎ | 余裕あり |
総評としては、業績が安定的に上昇しており今後の上昇力も期待できる企業だと思います。
自己資本比率が高く、配当も出しているため、成長企業としての評価は受けづらいですが、
PERが低めで配当も出ていることから、中長期投資で緩やかな成長は期待できると思います。
「コラントッテ」の今後の株価は?買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】業績は右肩あがりの企業です
この記事の執筆時点では株価は703円。
チャートとしては一旦下げ止まった格好で、長い目ではここから上がってくると思います。今後も好決算を続けてくれそうな期待の銘柄だと思います。
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