プラズマコイです(^^)
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今回は「住友電設」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
住友電気工業(5802)の子会社ですね。
「住友電設」は主にビルなど「建物内の電気設備」を設計・施工している会社です。
インフラ系の業務が多く、業績が安定しやすいのが特徴ですね。
住友電設 (1949)は電気設備?
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析? (@purazumakoi) June 4, 2022
主にビルなど建物内の電気設備の施工を行っています??
11年連続増配中で配当利回りも3.59%、配当性向も40%以下の安定増配株です?? pic.twitter.com/9XNLOoeTwB
電気設備の他、情報通信(ネットワーク設備の敷設)も行っており、
合わせて実施することで売上を伸ばしていそうです。
インフラ系企業の収益基盤により安定配当が見込める増配株です
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「住友電設」は建物の電気工事など4つの事業セグメントを展開
- 「住友電設」のPER推移を見る
- 「住友電設」の配当利回りを見る
- 「住友電設」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「住友電設」の営業利益率(10%以上は優秀)
- 「住友電設」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「住友電設」の自己資本比率(目安40%以上)
- 「住友電設」の配当金(高いほど良い)
- 「住友電設」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「住友電設」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「住友電設」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「住友電設」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「住友電設」は安定業績の11年連続増配企業
- 「住友電設」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「住友電設」は建物の電気工事など4つの事業セグメントを展開
住友電設の主な事業セグメントは4つ
- 電力工事部門
電線、鉄塔などの送電設備を施工。電力会社向けや再生可能エネルギー関連。 - 一般電気工事部門
国内外でのビル・公共施設などの「大型施設」の電気設備を敷設。 - 情報通信工事部門
通信・放送インフラのコンサルティングからシステム設計・施工・運用保守。 - プラント・空調工事部門
プラント(工場設備)の機械工事や、建物の空調設備の敷設。
主に国内施設の「電気・ネットワーク敷設」の業務を展開
「住友電設」の事業利益は主に「一般電気工事」の事業もたらされています。
他の事業では、情報通信工事の業績が上昇中ですね。
近年はIT設備の需要が高まっていることがわかります。
事業全般として「設備工事」を行う企業で、ストック化の収益モデルではありませんが、
インフラ敷設は、需要が安定しているという特徴があります。
時価総額は調査時点で「854億円」ということで中型株ですね。
PERは9.2倍と割安水準です。
今回は「住友電設」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
「住友電設」のPER推移を見る
いまのPERは過去比較では平均並みです。
「住友電設」の調査時点(22/6/3)のPERは9.2倍。
過去の水準と比較すると平均並みです。
投資家の評価が大きく変わらない企業だと考えていいでしょう。
PERが低くなってきたら、買い検討をして良い企業だと言えます。
「住友電設」の配当利回りを見る
配当利回りは上昇中です。
「住友電設」の配当利回りは3.63%(22/6/2時点)
近年は増配により高配当化しています。
高配当株と言っても良さそうな水準まで配当利回りは上がってきました。
「住友電設」の売上(上昇トレンドであるか?)
業績は少しずつ上昇中。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「住友電設」の売上は上昇傾向です。
2023年は過去最高の売上を達成見込みです。
売上は好調に推移している企業ですね。
「住友電設」の営業利益率(10%以上は優秀)
営業利益率は7%ほどです
業種ごとで異なりますが、営業利益は4%〜7%を目安としています。
「住友電設」の営業利益率は7%ほどです。
「住友電設」が素晴らしいのは営業利益が上昇傾向な点です。
効率的にお金を稼ぐ力が高まっているという点が評価ポイントですね。
営業利益率が右肩あがりなところは注目ポイントです。
「住友電設」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは安定的に増加傾向です。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「住友電設」のEPSは増加傾向です。
安定成長の言葉がピッタリな推移で安心感の塊のような成長力です。
自社株買いはあまり実施しない企業なので純粋に利益増加の影響ですね。
「住友電設」の自己資本比率(目安40%以上)
自己資本比率は50%前後です。
「住友電設」の自己資本比率は約50%です。
有利子負債は毎年返済が進んでいますし、IR資料の「財務健全性」指標にも50%水準を維持と記載されています。
有利子負債比率(数値が低いほど経営が安定と判断)も年々減少しており、
財務健全性が高まっていると判断できます。
「住友電設」の配当金(高いほど良い)
配当は11年連続増配です。
「住友電設」の配当は11年連続増配企業です。
堂々の連続増配株ですね。
2023年は1株86円と配当維持の予想です。
連続増配企業の記録更新に注目です。
「住友電設」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は30%ほどです。
「住友電設」の配当性向は30%ほどです。
配当性向は2024年に40%をターゲットとしており、今後は配当性向が増加することが見込めます。
今後も連続増配を継続する意欲の現れだとプラズマコイは考えています。
「住友電設」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは安定しません。
「住友電設」の営業CFは安定しません。
毎年プラスではありますが、設備施工の対価として入金されるため、年によって上下があることがわかります。
そのため、2年、3年平均で安定しているかを見るのがポイントになります。
業種特性を踏まえてチェックしていきたい企業です。
「住友電設」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は増加傾向です。
「住友電設」の現金は2022年終了時は549億円程度です。
近年は現金を厚めに積み上げており、現金は上昇傾向です。
2022年は「短期貸付金」を回収したことにより現金も大きく上昇していますね。
「住友電設」の当期純利益は上昇中か?
利益は増益傾向です。
「住友電設」の当期純利益は2023年は92億円予想です。
2020年の97億円を最高に、その後も高水準の利益を達成しています。
当期純利益の面からも安定業績であることがわかります。
【まとめ】「住友電設」は安定業績の11年連続増配企業
安定業績が魅力です。
住友電設の財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ◯ | 3.5% |
売上高(営業収益) | ◯ | 上昇傾向 |
営業利益率 | ▲ | 7%ほど |
EPS(1株利益) | ▲ | 安定推移 |
自己資本比率 | ▲ | 約50%ほど |
1株配当 | ◎ | 11年連続増配 |
配当性向 | ◯ | 40%目安 |
営業キャッシュフロー | ◯ | 安定推移 |
現金など | ◯ | 上昇中 |
総評としては、インフラ工事の需要に裏付けられた、安定成長感のある優良企業です。
地味ですが電気工事、ネットワーク工事、空調工事などの大型施設の工事会社は安定していますね。
「連続増配&配当性向3.5%」と高配当株として注目したい銘柄です。
「住友電設」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】業績を反映して株価は上昇中。
この記事の執筆時点(22/6/3)では株価は2,397円。
業績もよく、株価も順調に上昇しています。
そのため買い時が難しいところですが、好業績中の暴落局面で買いたい銘柄です。
※本記事は特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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以下が気に入ってるところです。
- 企業の業務内容・サービスの概要がわかる
- 企業がどんな事業セグメントを持っているかがわかる
- 直近の決算短信などのIR情報にすぐにアクセスできる
- 各年度ごとや四半期ごとの業績推移が見やすい
銘柄スカウターはマネックス証券の口座を持つことで使えます。
そして口座開設は無料。無料なのでノーリスクです。
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