プラズマコイです(^^)
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今回は「綜合警備保障」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
綜合警備保障は国内2位の「警備・セキュリティサービス会社」です。
ALSOK(アルソック)のブランド名で有名ですね。
ちなみに1位はセコムです。
綜合警備保障 (2331)はALSOKブランドでおなじみの警備会社??♂️??♀️
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析? (@purazumakoi) June 2, 2022
セコムに続く国内2位の売上規模です?
安定的なセキュリティ需要で業績は右肩あがり⤴
介護事業も成長中です♿️
安定業績から生み出される配当金は気がつけば10年連続増配の記録につながっています?✔
各分野の安全・安心を満たすべく、警備・設備・介護等の多様なサービスを提供しています。
安定的な警備需要で堅実に業績が拡大しています
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「綜合警備保障」は4つの事業を行うリース会社
- 「綜合警備保障」のPER推移を見る
- 「綜合警備保障」の配当利回りを見る
- 「綜合警備保障」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「綜合警備保障」の営業利益率(10%以上は優秀)
- 「綜合警備保障」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「綜合警備保障」の自己資本比率(目安40%以上)
- 「綜合警備保障」の配当金(高いほど良い)
- 「綜合警備保障」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「綜合警備保障」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「綜合警備保障」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「綜合警備保障」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「綜合警備保障」は10年連続増益の10年連続増配銘柄
- 「綜合警備保障」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「綜合警備保障」は4つの事業を行うリース会社
綜合警備保障の主な事業セグメントは3つ
- セキュリティ
・機械警備業務(センサーを設置で異常検知)
・常駐警備業務(大型施設に警備員)
・警備輸送業務(現金、有価証券など機密文書) - 綜合管理・防災
・綜合管理(警備業や防災業務、清掃管理、環境衛生管理、設備管理、建築物保全管理など)
・防災(介護施設の設備施工、軽微な消防設備の修繕工事など) - 老人ホーム
老人ホーム、デイサービス、訪問介護、福祉用具レンタル・販売
日本以外でも、タイ・ベトナム・中国・インドネシア・インド・ミャンマー・台湾といったアジア圏でもサービス展開をしています。
国内リース事業で順調に成長を続けています
「綜合警備保障」の事業利益は主に「セキュリティ事業」からもたらされています。
その中でも機械警備が主力ですね。
防犯用のセンサー設置は一般的にも広く採用されています。
機械警備の法人:個人の比率は6:4と若干法人向けのほうが高いです。
機械設置による警備は、有人の常駐警備に比べても一度設置したらストック化収入として見込みやすい領域になりそうです。
時価総額は調査時点で「3,658億円」ということで中型株ですね。
PERは12.1倍と割安水準です。
今回は「綜合警備保障」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
「綜合警備保障」のPER推移を見る
いまのPERは過去水準からみて割安です。
「綜合警備保障」の調査時点(22/6/2)のPERは12.1倍。
過去の水準と比較すると割安です。
決算は悪くないですが、PERが12倍と過去に例をみないほど売り込まれていますね。
割安感が漂っています。
「綜合警備保障」の配当利回りを見る
配当利回りは上昇中です。
「綜合警備保障」の配当利回りは2.41%(22/5/31時点)
高配当という水準ではありませんが、近年の水準から比較すると高配当化しています。
そろそろ少しずつ買って行きたい水準になってきました。
「綜合警備保障」の売上(上昇トレンドであるか?)
業績は安定上昇です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「綜合警備保障」の売上は上昇傾向です。
10年以上、連続増収です。
個人、法人と売上は右肩あがりです。
素晴らしいですね。
「綜合警備保障」の営業利益率(10%以上は優秀)
営業利益率は9%ほどです
業種ごとで異なりますが、営業利益は4%〜7%を目安としています。
「綜合警備保障」の営業利益率は9%ほどです。
営業利益で素晴らしいのは右肩あがりな点です。
おそらく機械警備など、規模が大きくなるほど原価が安くなる効果が効いてきて、営業利益率があがっていると予想できます。
これは将来的にも営業利益率が上昇することを予感できるのでポジティブ要因ですね。
「綜合警備保障」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは10年連続上昇です。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「綜合警備保障」は10年連続上昇中です。
安定成長の言葉がピッタリな推移で安心感の塊のような成長力です。
自社株買いはあまり実施しない企業なので純粋に利益増加の影響ですね。
「綜合警備保障」の自己資本比率(目安40%以上)
自己資本比率は上昇中です。
「綜合警備保障」の自己資本比率は約60%です。
有利子負債は毎年返済が進んでおり、無借金経営に向かって進んでいます。
早ければ2023年には有利子負債がゼロになるかもしれません。
特に自己資本比率は60%を超えてくると、財務的には安心感が高まる水準になります。
自社の財務力の警備もバッチリのようです。
「綜合警備保障」の配当金(高いほど良い)
配当は10年連続増配です。
「綜合警備保障」の配当は10年連続増配企業です。
売上、利益の増加に支えられ、株主還元額も増加しています。
2023年も1株86円と増配の予想です。
長期保有時に株価の上昇と増配の両方が狙える企業ですね。
「綜合警備保障」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は30%ほどです。
「綜合警備保障」の配当性向は30%ほどです。
概ね市場平均で無理をしていないことがわかります。
増配は利益成長が原資になっており、今後も利益の成長に伴う安定増配に期待できます。
「綜合警備保障」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは増加傾向です。
「綜合警備保障」の営業CFは増加傾向です。
ここ2年の2021年、2022年は大きくプラスでした。
そして多少落ちても営業CFは安定プラスを維持できそうな感じもあります。
キャッシュフローとしても安心感のある推移で進んでいます。
「綜合警備保障」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は増加傾向です。
「綜合警備保障」の現金は2022年終了時は636億円程度です。
現金は上昇傾向です。
特にここ2年は営業CFが大きくプラスで、フリーCFがプラスで現金の積み上がりに貢献しています。
そろそろ有利子負債が完済になりそうなので、借金気にせず手元現金だけで事業運営ができるフェーズに入りそうです。
「綜合警備保障」の当期純利益は上昇中か?
利益は300億円が目前です。
「綜合警備保障」の当期純利益は2023年は299億円予想です。
10年連続増益も達成済みで素晴らしいの一言です。
ここまでの結果からは不安材料はなしで、利益の増加としても安心安全を達成できています。
業績の警備力もバツグンの企業ですね♪
【まとめ】「綜合警備保障」は10年連続増益の10年連続増配銘柄
安定成長が魅力です。
綜合警備保障の財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ▲ | 2.4% |
売上高(営業収益) | ◯ | 上昇傾向 |
営業利益率 | ◯ | 9%ほど |
EPS(1株利益) | ◯ | 上昇傾向 |
自己資本比率 | ◯ | 約60%ほど |
1株配当 | ◎ | 10年連続増配 |
配当性向 | ◯ | 30%ほど |
営業キャッシュフロー | ◯ | 安定プラス |
現金など | ◯ | 上昇中 |
総評としては、売上・利益、財務力に安定成長感のある優良企業です。
今後の売上、利益も緩やかに上昇していくとイメージできます。
決算は良いですが、MSCI除外の影響からか株価が右肩さがりなのは気になるところですね。
今から買いはじめるなら少しずつ買っていくのが良いでしょう。
「綜合警備保障」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】ゆっくり買い進めていきたいところです。
この記事の執筆時点(22/6/2)では株価は3,585円。
決算は良いですが、株価チャートは崩れていて、下落トレンドです。
このまま行くと3000円、2500円あたりまで行くことも意識されます。
急いで買わず、1株ずつゆっくり買っていくのが良いと思います。
※本記事は特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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以下が気に入ってるところです。
- 企業の業務内容・サービスの概要がわかる
- 企業がどんな事業セグメントを持っているかがわかる
- 直近の決算短信などのIR情報にすぐにアクセスできる
- 各年度ごとや四半期ごとの業績推移が見やすい
銘柄スカウターはマネックス証券の口座を持つことで使えます。
そして口座開設は無料。無料なのでノーリスクです。
口座開設がまだの方はとりあえず開設しておいても損はないので開設しましょう。
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