連続増配の株

【18年連続増配】「東京センチュリー(8439)」は総合リース会社。株価は?今は買いなのか?

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「東京センチュリー」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。

東京センチュリーは伊藤忠系の「国内トップクラスのリース会社」です。
国内リースが主な事業で、金融・ファイナンス業を営んでいます。

近年は、各企業と連携して、脱炭酸酵素社会(太陽光発電、電気自動車)関連の事業活動が活発です。

プラズマコイ

企業と連携し、各産業のファイナンス・サービス担当として参画しています

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「東京センチュリー」は4つの事業を行うリース会社

IR資料より引用

東京センチュリーの主な事業セグメントは4つ

  1. 国内リース事業
  2. 国内オート事業
  3. スペシャルティ事業
  4. 国際事業
国内リースが主力事業 ※マネックス証券より引用
国別売上では日本が8割 ※マネックス証券より引用

国内リース事業で順調に成長を続けています

「東京センチュリー」の事業利益は主に「国際リース事業」からもたらされています。

NTTグループ、三菱地所、アドバンテッジパートナーズとパートナー契約を締結し、他にも様々な企業と連携して事業を展開しています。

他には近年利益規模があがってきているのが「スペシャリティ事業」です。
船舶、航空機、環境・エネルギー、不動産など「金融サービスだけではなく事業会社」としての力もつけてきています。

時価総額は調査時点で「5,284億円」ということで中型株ですね。
PERは26.2倍と標準水準です。

今回は「東京センチュリー」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

「東京センチュリー」のPER推移を見る


いまのPERは過去水準からみて高めです。

この株の「割安度」の判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ割安になっている場合があります。

「東京センチュリー」の調査時点(22/6/1)のPERは26.2倍。
過去の水準と比較すると割高です。

過去は20倍を超えることはありませんでしたが、現在PERが高くなっている理由としては一時的な減益です。
投資家も一時的ということはわかっているので売るようなことはなく、暫くはPER20倍以上を推移する形になるでしょう。

「東京センチュリー」の配当利回りを見る

配当利回りは3%以上に上昇してきました。

「東京センチュリー」の配当利回りは3.31%(22/5/31時点)
歴史的には3%を超えることはあまりなく、近年は高配当化しています。

高配当株としての魅力は増していますね。

株主優待はクオカード

「東京センチュリー」の株主優待はオリジナルクオカードです。
リース企業は配当だけでなく優待も魅力的なのが多いですね。

所有株式数優待内容
100株以上1,000株未満2,000円分
1,000株以上3,000株未満4,000円分
(保有期間2年以上の場合 6,000円分)
3,000株以上6,000円分
(保有期間2年以上の場合 8,000円分)

「東京センチュリー」の売上(上昇トレンドであるか?)

業績は上昇傾向です。

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「東京センチュリー」の売上は上昇傾向です。
約10年に渡り連続増収です。

売上は右肩あがりで常に成長ができています。

「東京センチュリー」の営業利益率(10%以上は優秀)

営業利益率は6%前後です

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、営業利益は4%〜7%を目安としています。
「東京センチュリー」の営業利益率は6〜7%ほどです。

営業利益は上昇傾向でしたら2021年からは1%ほど下がっています。
今の6%ほどの水準であれば大きな問題はないですが、今後の推移は要チェックです。

「東京センチュリー」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは減少傾向です。

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「東京センチュリー」は減少傾向です。

2022年までは減少傾向ながらもEPSは400円を超えており好調です。
2023年はロシアの航空会社向けリース機について減損処理するため一時的に163円とEPSは減る見込みです。

ロシア・ウクライナ問題をもろに受けた結果ですが一時的な要因なので翌年は回復してくるでしょう。

「東京センチュリー」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率は10%目安です。

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「東京センチュリー」の自己資本比率は約10%です。
有利子負債は毎年のように追加しており、財務的には盤石というわけではありません。

しかしリース企業は企業の代わりに産業機材などを購入するので有利子負債は嵩んでいくもので、事業構造としては適正になります。

リース企業ということを考慮すれば問題はないでしょう。

「東京センチュリー」の配当金(高いほど良い)

配当は連続増配です。

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「東京センチュリー」の配当は18年連続増配企業です。
リース企業は連続増配企業が目白押しのセクターで東京センチュリーも増配株です。

2023年は1株143円と配当維持の予定です。
一時要因とは言え大幅な減益になる見込みなので連続増配記録はストップになる見込みですね。

「東京センチュリー」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)

配当性向は35%ほどです。

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「東京センチュリー」の配当性向は35%ほどです。
連続増配企業ですが配当性向は適正範囲ですね。

2023年は87%まで一時的に増加予定です。

連続増配記録ストップの危機ですが、企業価値は減衰していないのでホルダーの方は保有継続で良いでしょう。

「東京センチュリー」の営業活動によるキャッシュフロー

営業CFから現金回収期を感じます。

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「東京センチュリー」の営業CFは毎年マイナスが基本です

リース企業は基本的に営業CFがマイナスになるのが特徴で、それにより貸付残高を高めていきます。

東京センチュリーはここ2年はプラスですね。
貸付残高が減少し、現金がプラスになっています。

リース企業は、基本的に貸付高が増加し、毎月の返済額が増えていくようにするので、2023年以降はどこかで営業CFがマイナスになってくるはずです。

「東京センチュリー」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性) 

現金は増加傾向です。

基本的には保有する”現金等”は多い方が良いです。
十分な現金がないと企業運営や事業投資ができなくなります。

貯めるだけではなく、適切に使われていくことも重要です。

「東京センチュリー」の現金は2021年終了時は2400億円程度です。
現金は上昇傾向です。

有利子負債も増加しており、現金保有額も高まっていますね。

「東京センチュリー」の当期純利益は上昇中か?

プラズマコイ

利益は500億円水準が目安です。

「東京センチュリー」の当期純利益は2022年は500億円程度でした。
2023年は200億円予想です。

ロシア問題で航空機の減損が一時要因としてあり、
2023年は下落予想ですが株価の影響はありませんでしたね。

【まとめ】「東京センチュリー」は業績上昇の連続増配銘柄

プラズマコイ

世界に向けて順調にビールが売れているようですね。

東京センチュリーの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り3.3%
売上高(営業収益)上昇傾向
営業利益率7%ほど
EPS(1株利益)一時下落
自己資本比率約10%ほど
1株配当18年連続増配
配当性向平時は35%ほど
営業キャッシュフロー問題なし
現金など問題なし
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、安定の大手リース企業です。
売上、利益も緩やかに上昇していくでしょう。

やはり18年連続の増配が魅力です。
その意味では連続増配の継続は個人的には維持してほしいところですね。

もし連続増配ストップの影響で配当利回りが4%近くなってたら欲しくなります。

「東京センチュリー」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】株価は直近安値で横ばい中

この記事の執筆時点(22/6/1)では株価は4,295円。

株価的には直近安値の約3,700円を意識しつつ、今は横ばい推移です。
配当利回りも他のリース企業の方が旨味があるので高配当株としては手を出しづらいですね。

※本記事は特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。

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