プラズマコイです(^^)
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今回は「アサヒグループホールディングス」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
※以下、アサヒGHと表記
アサヒGHはビールを中心とした「酒類」の大手メーカーです。
アサヒビールは国内ビールの人気ランキングでは常に1位を争う人気ブランドです。
ビールの他にも発泡酒・酎ハイなども展開しており、ソフト飲料でも「WONDA」「十六茶」「三ツ矢」「カルピス」などの定番ブランドを展開しています。
アサヒグループホールディングス (2502)はビール会社??
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析? (@purazumakoi) May 31, 2022
他のお酒やソフト飲料も展開しています?
昨日久しぶりにアサヒビールを飲みましたがやはり美味しいですね??
売上・利益は増加傾向で、14年連続増配の増配力も魅力の企業です?✔
近年は国内の売上よりも海外の売上が伸びれていますね。
安定業績、連続増配が魅力の企業です。
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「アサヒGH」は国内外でビールなど酒類を販売している企業
- 「アサヒGH」のPER推移を見る
- 「アサヒGH」の配当利回りを見る
- 「アサヒGH」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「アサヒGH」の営業利益率(10%以上は欲しい)
- 「アサヒGH」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「アサヒGH」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「アサヒGH」の配当金(高いほど良い)
- 「アサヒGH」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「アサヒGH」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「アサヒGH」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「アサヒGH」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「アサヒGH」は業績上昇の連続増配銘柄
- 「アサヒGH」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「アサヒGH」は国内外でビールなど酒類を販売している企業
アサヒGHの主な事業セグメントは4つ
- 国際:海外事業
- 酒類:国内のお酒販売
- 飲料:国内のソフト飲料
- 食品:国内の食品
アサヒビールが主力の商品です。
「アサヒGH」の事業利益は主に「国際事業」からもたらされています。
利益の約半分は海外販売により生み出されており、売上の海外比率は年々上昇しています。
日本の売上高は減少傾向ですが、海外の上昇によりトータルでは業績も上昇傾向です。
時価総額は調査時点で「2兆2,004億円」ということで大型株ですね。
PERは15.0倍と標準水準です。
今回は「アサヒGH」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
「アサヒGH」のPER推移を見る
いまのPERは過去水準からみて真ん中あたりです。
「アサヒGH」の調査時点(22/5/31)のPERは15.0倍。
過去の水準と比較するとそこまで割安感はありません。
過去は20倍を超えることもありましたが今は高くもなく低くもない微妙な水準です。
「アサヒGH」の配当利回りを見る
配当利回りは上昇してきました。
「アサヒGH」の配当利回りは2.55%(22/5/30時点)
少しずつ高配当化してきました。
配当利回りは近年は2%を超えて上昇中です。
連続増配銘柄ですが株価が横ばい傾向で、配当利回りは上昇していいます。
株主優待はプレミアムビールなどから1点を選択
「アサヒGH」の株主優待はプレミアムビールなど自社製品の詰め合わせを選ぶ形です。
(1)株主様限定プレミアムビール
(2)酒類商品詰め合わせ
(3)清涼飲料水・食品詰め合わせ
(4)環境保全活動への寄附
(5)災害支援活動への寄附
対象株数 | 優待品 |
---|---|
100株 | 1,000円相当のグループ商品詰め合わせ等 |
500株 | 2,000円相当のグループ商品詰め合わせ等 |
1000株 | 3,000円相当のグループ商品詰め合わせ等 |
「アサヒGH」の売上(上昇トレンドであるか?)
業績は上昇傾向です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「アサヒGH」の売上は上昇傾向です。
2兆円を超えて着実に上昇しています。
2021年の実績と2022年の予想も2桁成長ですね。
「アサヒGH」の営業利益率(10%以上は欲しい)
営業利益率は9%前後です
業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は4〜7%を目安にしています。
「アサヒGH」の営業利益率は9%ほどです。
営業利益はそこそこ高めで安定していますね。
10%には届いていませんが、安定して現在の利益率を維持できているところに需要の安定感を感じます。
「アサヒGH」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは横ばいです。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「アサヒGH」は横ばい傾向ですね。
2020年はコロナショックの影響で一時的に大きく下落しましたがすぐに持ち直しています。
「アサヒGH」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は40%目安です。
「アサヒGH」の自己資本比率は約40%です。
有利子負債は毎年のように追加しており、財務的には盤石というわけではありません。
しかし近年下がってきているとはいえ長期に渡って自己資本比率は40%弱を維持しており、明確に40%を意識しているように見えます。
現状の自己資本比率であればOKではありますが、これ以上下がると業績悪化時に企業体力が心配になるので、自己資本比率を維持できるかは注意したいですね。
「アサヒGH」の配当金(高いほど良い)
配当は連続増配です。
「アサヒGH」の配当は13年連続増配企業です。
14年目も増配幅は減ってきていますが増配予定ですね。
2022年は1株111円と微増の配当予想で、連続増配にこだわりを感じます。
「アサヒGH」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は35%ほどです。
「アサヒGH」の配当性向は35%ほどです。
連続増配企業ですが配当性向は平均並みで無理して配当しているわけではなさそうです。
配当性向は上昇傾向ですが現状の配当性向なら問題ないでしょう。
「アサヒGH」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは安定上昇♪
「アサヒGH」の営業CFは毎年上昇しています。
2016年から営業CFは常に上昇しており、現金創出力が上昇しているところがわかります。
現金を生み出す力が上昇を続けているのは非常に好感が持てます。
ある意味では営業CFが企業の好調さを見る上で最も重要な指標とも言えます。
長きにわたりプラスを続けているのは素晴らしいですね。
「アサヒGH」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は横ばい傾向です。
「アサヒGH」の現金は2021年終了時は527億円程度です。
現金は横ばい傾向です。
現在、手元資金は500億円前後を目安としているように見ます。
下落傾向というわけでもないので問題はないでしょう。
「アサヒGH」の当期純利益は上昇中か?
利益は1500億円水準です。
「アサヒGH」の当期純利益は2021年は1500億円を突破しています。
2022年は下落予想ですが相変わらず高水準をマークする予定です。
利益も着実に上昇傾向をつづけておりもり、堅調な推移を続けています。
【まとめ】「アサヒGH」は業績上昇の連続増配銘柄
世界に向けて順調にビールが売れているようですね。
アサヒGHの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ▲ | 2.5%台 |
売上高(営業収益) | ◯ | 上昇傾向 |
営業利益率 | ▲ | 9%ほど |
EPS(1株利益) | ▲ | 横ばい |
自己資本比率 | ▲ | 約40%ほど |
1株配当 | ◎ | 連続増配 |
配当性向 | ◯ | 35%ほど |
営業キャッシュフロー | ◎ | 連続増床 |
現金など | ◯ | 横ばい |
総評としては、大企業で売上、利益が増収傾向の有料企業です。
未来はわかりませんが、国内は売上減少気味ですが、海外売上が高く、世界的に見た時にビールなどのシェアを伸ばせるかがポイントになってきます。
ビールは人気の嗜好品で今後も業績の上昇が期待できるでしょう。
「アサヒGH」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】株価はレンジ相場
この記事の執筆時点(22/5/31)では株価は4,340円。
連続増配株なのは魅力ですが、配当利回りは2%台で旨味が少ないです。
株価もレンジ相場でそこまで割安感もありません。
配当利回りが3.5%以降になったタイミングで購入検討をしたい銘柄です。
※本記事は特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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【分析ツール】個別株の分析をしたい方におすすめの記事
この記事をご覧のかたで、個別株の分析に興味がある方におすすめのツールがあります。
マネックス証券の「銘柄スカウター」を使った株の分析方法を解説しています。
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上の記事でも解説していますが、プラズマコイが分析用に使っているツールは
マネックス証券の「銘柄スカウター」です。
以下が気に入ってるところです。
- 企業の業務内容・サービスの概要がわかる
- 企業がどんな事業セグメントを持っているかがわかる
- 直近の決算短信などのIR情報にすぐにアクセスできる
- 各年度ごとや四半期ごとの業績推移が見やすい
銘柄スカウターはマネックス証券の口座を持つことで使えます。
そして口座開設は無料。無料なのでノーリスクです。
口座開設がまだの方はとりあえず開設しておいても損はないので開設しましょう。
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