プラズマコイです(^^)
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今回は「BuySell Technologies」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
2019年のIPO企業です。
※以下 BuySellと記載します
BuySellは買取サービス「バイセル」を運営するリユース企業です。
出張買取りなどで買取った中古品を、自社EC「バイセルオンライン」や「ヤフオク、楽天、ebay」などのEC販売します。
その中でも売上の9割はオークションで法人向け販売です。
BuySell (5108)は世界トップのタイヤメーカー?
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析? (@purazumakoi) May 18, 2022
売上の8割以上が海外の企業です?✈
高配当なタイヤメーカーとしての認知が高いですが、ゴム繋がりの化工品やゴルフ用品、他には自転車も作っている企業です??
家に眠る”お宝”を世間に流通させています
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「BuySell」は出張買取りで買取り、オークションなどで販売
- 「BuySell」のPER推移を見る
- 「BuySell」の配当利回りをみる
- 「BuySell」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「BuySell」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)
- 「BuySell」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「BuySell」の自己資本比率(最低40%目安)
- 「BuySell」の配当金(上昇傾向か?)
- 「BuySell」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「BuySell」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「BuySell」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「BuySell」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「BuySell」は業績上昇中の成長企業
- 「BuySell」の今後の株価は?買い時かを予想する
「BuySell」は出張買取りで買取り、オークションなどで販売
家に眠っている商品を買取ります。
「BuySell」の事業利益はおもに「中古品の買取り・販売」で生み出されています。
出張買取りや実店舗にて買い取った「着物・切手・ブランド品・時計などのラグジュアリー商材」を、ECやオークションで、一般消費者や法人に販売する事業モデルです。
業種的には「ブックオフGH (9278)」などと同業の「リサイクル市場」に属する企業ですが、出張買取りをメインとして、消費者にとってお手軽なサービスを提供しています。
そのため主要KPIを「出張訪問数」及び「出張訪問あたり変動利益」としています。
時価総額は調査時点(22/5/19)で「522億円」ということで中型株ですね。
PERは30.0倍と一般的には割高ですが、成長株として見るとそうでもないです。
今回は「BuySell」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※プラズマコイ調査のため事実と異なる内容の可能性があります。
「BuySell」のPER推移を見る
PERは過去水準並みです
「BuySell」の調査時点のPERは30.0倍。
ここ数年の水準からみると割安感はありません。
2022/5/20現在では相場のトレンドとして成長株に逆風が吹いています。
それでもBuySellのPERは過去と比較しても同水準ですね。
「BuySell」の配当利回りをみる
利回りは0.5%を超えています。
「BuySell」の配当利回りは0.5%ほどです。
成長企業ということもあり、配当金は抑えめで推移しています。
それでも一定の株主還元をということで配当金がだされているように感じます。
「BuySell」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は上昇傾向です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「BuySell」の売上は上昇傾向です。
年により上昇率は上下していますが売上は順調に右肩あがりを続けています。
今後の成長見込みですが、現在の市場規模が3兆円で、潜在的には12倍の37兆円ということです。
今後、今の12倍と言われている潜在ニーズがどこまで表面化してくるか不透明感はありますが、業績拡大の余地はあるというのがBuySellの見立てです。
「BuySell」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)
営業利益率は10%前後です
業種や年度で異なりますが、日本企業の平均は4〜7%ほどと言われています。
「BuySell」の営業利益率は10%弱です。
営業利益率10%まであと一歩ですね。
営業利益は上昇傾向で高い水準を達成しているのが嬉しいところですね♪
基本的には出張買取りがメインで、そのため現在は社員数が増加しています。
成長企業にとって、基本的には社員数が増えるのは良いことですが、営業利益率の影響には注意したいです。
「BuySell」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは高い水準を維持
EPSは「上昇中であるか、100円超え」を目安としています。
「BuySell」のEPSは2022年に100円を突破する予定です。
EPSは上昇しており順調に企業成長ができていることが伺えます。
「BuySell」の自己資本比率(最低40%目安)
自己資本比率は40%程度です
「BuySell」の自己資本比率は40%程度です。
2019年にIPOの現金収入で自己資本比率は上昇していますが、
2020年に有利子負債を一気に追加して自己資本比率がさがりました。
成長企業のため有利子負債でレバレッジをかけるのは適正な経営判断かと思いますが、
不安定感は感じられます。
そこのリスクが成長企業の魅力でもあるので現時点では問題なしと見ています。
「BuySell」の配当金(上昇傾向か?)
配当金は増配傾向です。
「BuySell」の配当は増配傾向です。
成長に資金を投下しながらも、配当金も毎年増加している企業です。
2022年も1株20円と増配の予定です。
今後も増配傾向は続きそうですね。
株主還元方針は「EPS増大による株価の上昇」と「連結配当性向20%」とのことです。
「BuySell」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は20%です。
「BuySell」の配当性向は20%目安です。
市場平均よりは少し低い水準です。
現在は利益の80%を事業投資に回し「利益拡大→株価成長」を狙いつつ、
残りの20%は配当として毎年株主に還元する配当政策です。
「BuySell」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは上昇傾向でしょうか。
「BuySell」の営業CFは上昇傾向です。
2021年は利益が上昇し営業CFも大幅に増加しました。
2022年以降の進捗も注目ですが、1Q決算は好調でしたので期待感は高まります♪
「BuySell」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は上昇傾向です
「BuySell」の現金は2021年終了時は48億円程度です。
現金は年々増加しており、企業運営の資金としては十分でしょう。
今後はリユース業界の企業のM&Aも検討されており、現金は積み上げ傾向になることが予想できます。
「BuySell」の当期純利益は上昇中か?
当期純利益は安定上昇です
「BuySell」の当期純利益は安定上昇です。
ここまでは毎年必ず上昇しています。
安定的に高成長を遂げている実績で素晴らしい右肩あがりだと言えます。
ここまでの事業成長としては文句なしですね。
【まとめ】「BuySell」は業績上昇中の成長企業
今後も出張買取りで中古市場を活発にしていきます。
BuySellの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ▲ | 0.5% |
売上高 | ◎ | 強く上昇中 |
EPS(1株利益) | ◯ | 上昇中 |
営業利益率 | ◯ | 10%ほど |
自己資本比率 | ◯ | 40%前後 |
1株配当 | ▲ | 増配傾向 |
配当性向 | ◯ | 20%目安 |
営業CF | ◯ | 上昇傾向 |
現金など | ◯ | 増加中 |
総評としては、業績成長は文句のない成長企業です。
個人的には配当も少しずつだしている点が好きです。
決算がよいうちは当然増配もされていくので、個人投資家としては好感が持てます。
決算が悪いと大きく売られる可能性が高いのでその点は留意して売買したい銘柄です。
「BuySell」の今後の株価は?買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】株価4,120円を超えると面白そう
この記事の執筆時点(5/20)では株価は3,910円。
成長株なので短中期のトレード要員として考えています。
その場合は直近高値の4,120円を超えてくると4,500円を目指して上昇していく展開が期待できます。
※本記事は特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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【分析ツール】個別株の分析をしたい方におすすめの記事
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