株式投資・金融知識

【配当利回り4%超え】「イトーキ(7972)」はオフィス家具企業。株価は?投資すべき?【高配当株】

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「イトーキ」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。

「イトーキ」はオフィス家具を製造する企業です。
デスク、チェアなどのオフィス家具を中心に、各施設の空間設計の事業を展開しています。

プラズマコイ

足元の業績は回復で高配当化しています

一般向けもありプラズマコイは在宅ワーク用チェアの「サリダ YL9」を使っています。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

「イトーキ」はオフィス関連事業、設備機器の企業

メイン事業は「オフィス家具」
サブ事業として「設備機器」

自動車関連の部品が事業の9割を占めます

「イトーキ」の事業利益は主に「オフィス家具の製造・販売」から生み出されています。

機能的・デザイン性に優れたデスク・チェア・収納棚など様々な商品をラインナップしています。

そのほか「ワークプレイスの提案」「一般向けの製品販売」もしています。

業績は「オフィス設備需要」や「公共施設の設備需要」に連動します。
要するにオフィス設備・施設設備の需要が多くなれば業績が伸びます

近年は在宅ワークがトレンドでオフィス設備の需要が減って業績が悪化しています。
短期的にはコロナウィルスが落ち着いて「オフィス需要の戻り」が起これば業績に好影響がありそうです。

「イトーキ」はオフィス家具メーカー。

企業のオフィス家具や公共施設・研究施設むけの製品を展開。
在宅ワーク向けの製品も展開している。

近年は生産性を上げるワークプレイス提案サービスも行っている。

イトーキのおもな3つのセグメント

  1. ワークプレイス
    企業・施設・在宅ワークでのオフィス家具販売。ワークスペース提案
  2. 設備機器・パブリック
    物流設備、原子力特殊扉など、研究施設機器やプラント機器を展開
  3. IT・シェアリング
    オフィス空間のシェア事業、会員向けソリューション事業など

時価総額は調査時点(3/25)で「160億円」ということで小型株ですね。
PERは11.3倍と一般的には割安です。

今回は「イトーキ」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。

「イトーキ」のPER推移を見る


過去のPERから見ると割安に見えます。

この株の「割安度」の判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ割安になっている場合があります。

「イトーキ」の調査時点のPERは11.3倍。
過去の推移をみると割安水準です。

業績が悪く人気度がさがっていることを考えると
好決算を出してきてから上がる形になりそうです。

好決算がでてくるまで株価は軟調に推移しそうです。

「イトーキ」の配当利回りをみる

利回りは上昇を続けています

「イトーキ」の配当利回りは直近予想では4%です。

高配当化が進んでいるのは一見よいですが、不人気化している証明でもあります。

業績が悪いので高配当化していることを考えると、
今後の業績回復に対する期待度により買い判断が分かれるところです

現在は高配当株だからと言って安易に手出しをしづらい状況です。

「イトーキ」の売上(上昇トレンドであるか?)

売上はここ2年は減少

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「イトーキ」の売上は2019年をピークに減少傾向です。
2022年は回復のガイダンスがでていますがこの辺り予想通りに行くかは不明ですので
四半期ごとの進捗率を見て動向を伺いたいです。

「イトーキ」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)

営業利益率は2%です

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「イトーキ」の営業利益率は2%前後です。

営業利益率は非常に低いと言えます。

中期経営計画では2023年目標で営業利益率は4.5%になっていますがどうでしょうか、
今の調子では少し厳しいかもしれません。

「イトーキ」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは30円ほどです

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。

「イトーキ」の2022年のEPSは30円と増加予想です。
しかしEPSとしては右肩あがりというわけではなく、数字としても高くはありません。

利益を稼ぐ力に課題がある企業ということがわかりますね。

「イトーキ」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率は40%ほどです。

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「イトーキ」の自己資本比率は40%程度です。
有利子負債もありますが自己資本比率は40%以上を維持しています。

財務的に盤石とは言いづらいですが目安の40%を超えているので問題というほどではありません。

「イトーキ」の配当金(上昇傾向か?)

配当金は連続増配です。

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「イトーキ」は連続増配企業です。
減配はしていないですが配当はほぼ横ばいですね。

2021年も1株配当は15円の据え置き予想です。

増配力はないですが配当は維持し続けている企業です。
配当利回りが4%の高水準なら配当を維持し続けてくれる限りは旨味もありそうです。

「イトーキ」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)


配当性向は50%が目安です。

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「イトーキ」の配当性向は50%が目安です。
近年の配当性向は少し高めになってきました。

そろそろ配当性向があがってきおり、これ以上の増配は厳しいことがわかります。

今のところ減配をする気配はないですが、
配当はしばらく横ばいを維持すると予想しています。

「イトーキ」の営業活動によるキャッシュフロー


営業CFは安定しています

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「イトーキ」の営業CFは上下はありますが安定プラスです。

営業CFは好調時には50億あたりに行きます。
不調の年でも10億〜30億は稼げています。

営業CFが10億では少々物足りないですが、安定プラスである点は評価したいですね。

「イトーキ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)


現金は現象傾向です。

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」もの。
貯めすぎは良くありません。

「イトーキ」の現金は2021年終了時は157億円程度です。
現金は減少傾向です。

有利子負債は上昇傾向な事と合わせて考えると、今は事業運営や事業投資に費用がかかっていることが想定できます。

過去と比べると最近は横ばいか減少傾向に見えます。

「イトーキ」の当期純利益は上昇中か?


最近は赤字からの復活ロードを歩んでいますね

「イトーキ」の当期純利益は2019、2020年と赤字でしたね。
2021年に黒字転換をして2022年はさらに回復する予想です。

2022年の当期純利益は14億円予想ですが、それでも過去に比べると戻りが鈍いですね。
業績が戻らないと株価も戻らないのが基本なので早期の業績回復が待たれます。

【まとめ】「イトーキ」は高配当だが業績悪化のオフィス家具企業

プラズマコイ

高配当化をしていますが業績の回復が鈍いですね

イトーキの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り約4%
売上高回復傾向
EPS(1株利益)30円
営業利益率2%前後
自己資本比率43%
1株配当減配はしない
配当性向50%目安
営業CF安定プラス
現金など下落傾向

総評としては、今は手を出しづらい企業です。

業績は回復傾向で、配当も高いのですが、まだ少し信頼感は取り戻せていません。
2022年に大きく業績が回復してきたら検討するぐらいで良さそうです。

「イトーキ」の今後の株価は?買い時かを予想する

最後に、記事執筆時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【売り】株価が大きく上がる材料はなし。

この記事の執筆時点では株価は350円。

買いやすい値段でつい欲しくなってしまいますが、
業績が回復しておらず株価も横ばい・下落傾向です

好決算を出してから入る形でよいでしょう。

※本記事は金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。

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