プラズマコイです(^^)
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今回は「エスリード」の財務分析をしていきます。
エスリードは関西や近畿でのマンション分譲がメインの不動産会社です。
コロナ移行、テレワークの推進など住宅需要が広がり、事業好調です。
エスリード(8877) はマンション分譲がメインの不動産会社?
— プラズマコイ@財務分析が好き? (@purazumakoi) January 1, 2022
関西・近畿がメインですが最近は名古屋にも展開しています?
コロナ以降、新たな住宅需要がでているようです?
総合利回りは4%の高い利回りの企業です?
好業績がいつまでつづくかは注意ですね⚠✅
エスリードだけではなく、不動産セクターは全体的に好調な企業が多い印象です。
総合利回りが高い銘柄として個人投資家に人気の企業です
- 「エスリード」はマンション分譲をメインに不動産事業を提供
- 「エスリード」のPER推移を見る
- 「エスリード」の配当利回りを見る
- 「エスリード」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「エスリード」の営業利益率(10%以上は欲しい)
- 「エスリード」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「エスリード」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「エスリード」の配当金(高いほど良い)
- 「エスリード」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「エスリード」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「エスリード」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性は?)
- 「エスリード」の配当金の支払い額(今後も維持できるか?)
- 「エスリード」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「エスリード」はマンション分譲が中心の不動産会社。業績は成長中。
- 【チャートは?割安?】「エスリード」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「エスリード」はマンション分譲をメインに不動産事業を提供
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マンション分譲を軸に、周辺事業へと展開していくビジネスモデルです
「エスリード」の事業利益はおもに「マンション分譲」から生み出されています。
マンションを立てて、顧客に1部屋ずつに分けて譲り渡す事業ですね。
分譲以外にも関連事業としてマンション運営に関わる様々な事業を展開しています。
業績は概ね右肩あがりで、配当も安定感があります。
不動産セクターですが長期保有に向いている銘柄です。
エスリードの事業は3つ
- マンション分譲事業
マンションの新規分譲・販売 - マンション関連事業
マンションの賃貸、管理業務、リフォーム、仲介・再販など - 不動産証券化事業
REITなどのに参入予定
時価総額は調査時点で「260億円」ということで小型株ですね。
PERは5.25倍とかなりの割安です。不人気銘柄ですね。
今回は「エスリード」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
「エスリード」のPER推移を見る
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近年は今くらいのの水準です。
「エスリード」の今のPERは5.25倍。
近年のPERから比較すると妥当な水準です。
しかし一般的に見ると低いですね。割安で放置されていると言えます。
「エスリード」の配当利回りを見る
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近年は2%を超えています
「エスリード」の配当利回りは2.3%ほど。
近年は配当利回りが上昇傾向です。
株主優待はカタログギフト
対象株数 | 優待品 |
---|---|
100株 | 3000円相当 |
「エスリード」の魅力はなんと言っても株主優待ですね。
配当+優待の「総合利回りだと4%」を超えます。
株価が1400円(総合利回り5%)〜1500円(総合利回り4.6%)であれば利回りが高いですね。
※2022/1/1時点の株価で計算
「エスリード」の売上(上昇トレンドであるか?)
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売上は増加中です
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「エスリード」の売上は安定的に上昇しています。
2022年は成長も継続的に上昇をしています。
好調な業績を反映してか、株価もジリジリと上昇していますね。
「エスリード」の営業利益率(10%以上は欲しい)
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営業利益率は少し下がり気味です
業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「エスリード」の営業利益率は直近予想で11%ほど。
分譲がメインであることを考えると営業利益率が10%超え”まずまず”と判断しています。
営業利益率としてはOKかと思います。
「エスリード」のEPS(一株当たり当期純利益)
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EPSは上昇中
EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「エスリード」のEPSは上昇傾向で300円の周辺まで来ています。
利益が増加中で好業績な企業ということがわかります。
EPSもOKですね。
「エスリード」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
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不動産にしては自己資本比率は高めです
「エスリード」の自己資本比率は48%程度です。
最近こそ有利子負債が増えてきましたが、
自己資本比率48%は不動産会社にしては高めと言えます。
財務的に安心とも見れますし、不動産会社特有のレバレッジがかかっていないため成長期待が薄いとも見れます。
不動産会社ながら、安定思考で経営がなされていると考えて良いでしょう。
「エスリード」の配当金(高いほど良い)
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配当は連続増配です!
「エスリード」の配当は連続増配を維持しています。
安定的に配当を出せている企業です。
配当からも安定感を感じる企業です。
2022年は1株40円と配当維持の予想です。
「エスリード」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
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配当性向は15%以下と低いです
「エスリード」の配当性向は15%以下です。
配当性向はかなり低いですね。
この配当性向の低さは非常に魅力的です。
減配耐性にもなりますし、増配余地があるとも言えます。
今後、高配当化してくる期待も持てますね。
「エスリード」の営業活動によるキャッシュフロー
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営業CFはここ数年は赤字
「エスリード」の営業CFはここ数年はマイナスです。
現在は”物件の仕込み時”ということでしょう。
キャッシュアウトが先行しています。
財務的には当面の資金に問題はなさそうですね。
自己資本比率が下がってきているのは営業CFがマイナスで現金が減ってきていることも関係していそうです。
「エスリード」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性は?)
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300億まで増えてきました
「エスリード」の現金は300億を突破してきました。
近年はあまり有利子負債でのレバレッジをかけて来なかったですが、
ここに来て動きがでてきました。
マンションの取得、販売など、事業用の資金を増やしてきました。
2022年2Q時点では186億円にまで現金が減っており、変わりに不動産在庫が増えていました。
「エスリード」の配当金の支払い額(今後も維持できるか?)
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「エスリード」の配当金の支払い推移はどうでしょうか?
配当総額は増加傾向です
「エスリード」の配当総額は増加傾向です。
配当金は毎年維持 or 増配のため、配当総額は右肩あがりですね。
減配リスクも少なく、1単元持っておきたい銘柄です。
「エスリード」の当期純利益は上昇中か?
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当期純利益は右肩あがりです
「エスリード」の当期純利益は上昇傾向です。
ここ10年で減収は2回しかなく、業績成長が続いています。
当期純利益の金額も2018年に40億円を突破できており、成長しました。
ここ数年も継続的に上昇傾向です。
【まとめ】「エスリード」はマンション分譲が中心の不動産会社。業績は成長中。
安定的な事業運営が魅力です
エスリードの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ▲ | 2.3% |
売上高 | ◯ | 上昇傾向 |
営業利益率 | ◯ | 11% |
EPS(1株利益) | ◯ | 300円前後 |
自己資本比率 | ◯ | 48% |
1株配当 | ◯ | 連続増配 |
配当性向 | ◯ | 15%以下 |
営業キャッシュフロー | ▲ | 近年はマイナス |
現金など | ◯ | 問題なし |
総評としては、不動産会社ながら安定感を感じます。
自己資本比率も高めで、配当も連続増配、配当性向も15%以下です。
減配リスクも少なく、長期保有の用途でも安心感がありますね。
【チャートは?割安?】「エスリード」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_1024,h_638/https://manabinomado.com/wp-content/uploads/2022/01/SS-1-1024x638.gif)
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】今買っても良いが1500円以下が狙い目
この記事の執筆時点(22/1/1)では株価は1,685円。
今買っても十分お得ですし、好決算なので今後株価はあがるかもしれませn。
個人的には株価はレンジ相場で、タイミングとsちえ利回りとして4.5%を狙うこともできるので、
決算を見ながら、もう少し下がってきたら買いたい銘柄です。
※投資は自己責任でお願いします。
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