プラズマコイです(^^)
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今回は「グリーンクロス」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
グリーンクロスは「安全対策用品・看板」を取り扱う企業です。
安全用品商社ですね。
道路標識・コーン・立て看板などの道路安全資材、建築防災用品などの「安全対策用品」を販売、レンタルしています。
ほかには屋内外の看板・広告物の製作も行っている企業です。
「安全対策用品」は公共事業向けにも使われ、需要は常にありそうです。
安定需要を背景に業績もあがっている企業です。
グリーンクロス (7533)は道路標識などの安全対策用品や屋内外の看板を手掛ける企業です🏢
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析🎏 (@purazumakoi) July 26, 2022
13年連続で増収・増益の右肩あがり企業です🏋🏾♂️
そして公式サイトのヘルメットの画像がとてもインスタ映えしてて美しいです↓https://t.co/QrZeY9Ti1j
右肩あがりの業績&安定配当が嬉しい企業です
この企業は、いま買うべき銘柄なのか?見ていきましょう。
こちらの動画で詳しく紹介されていました。
- 「グリーンクロス」は安全用品・看板を扱う企業
- 「グリーンクロス」のPER推移を見る
- 「グリーンクロス」の配当利回りを見る
- 「グリーンクロス」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「グリーンクロス」の営業利益率(10%以上が目安)
- 「グリーンクロス」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「グリーンクロス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「グリーンクロス」の配当金
- 「グリーンクロス」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)
- 「グリーンクロス」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「グリーンクロス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「グリーンクロス」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「グリーンクロス」は安定成長で13年連続で増収・増益の企業
- 【チャートは?割安?】「グリーンクロス」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「グリーンクロス」は安全用品・看板を扱う企業



グリーンクロスの主な事業は2つ
- 安全用品事業
道路標識・コーン・立て看板などの「安全対策用品」のレンタル・販売 - サインメディア事業
屋内外の「看板・広告物」の企画・制作
車で移動中などによく見かける安全対策用品を販売・レンタルしています。
「グリーンクロス」の事業利益はに「安全対策用品のレンタル・販売」で生み出されています。



売上高は「安全機材用品」が多く、次に「サインメディア(看板)」最後に「安全機材のレンタル」の順番のようです。
3つの品目で事業を行っていますね。
時価総額は22/7/26時点で「91億円」ということで超小型株ですね。
PERは8.7倍と一般的にはやや割高水準です。
成長株としての評価では標準の水準です。
今回は「グリーンクロス」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※各種指標の表はIRBANKより引用しています。
「グリーンクロス」のPER推移を見る



PERは過去比較では割高水準ですね
「グリーンクロス」のPERは8.7倍(22/7/26時点)。
過去の推移を見ると平均値くらいですね。
今の8.38倍ならちょうど良い水準と言えそうです。
今のところ、毎年売上・利益は伸びているので、PERよりも配当利回りに注目して買っていくべき「高配当株」かと思います。
「グリーンクロス」の配当利回りを見る



配当利回りは約3%です
「グリーンクロス」の22/7/26時点での予想配当利回りは2.97%です。
コロナショック時は配当利回りは4%を超えており高配当化していますね。
もっともコロナショック時は銀行株など他の高配当株のほうが魅力度が高かった時期でもあるので「グリーンクロス」はディフェンシブ領域の1銘柄として見ておいたほうがよいでしょう。
なかなか買い場がこなさそうな安定業績企業ですので配当利回りが3.5%以上になったら、買い検討をしたい企業でしょう。
「グリーンクロス」の売上(上昇トレンドであるか?)



売上は常にあがっています。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「グリーンクロス」の売上は上昇傾向です。
2010年から安定的に上昇しつづけている企業です。
日本全国への販売拠点(全国57拠点)を広げており、売上は順調に増加しています。
「グリーンクロス」の営業利益率(10%以上が目安)



営業利益率は減少傾向です。
業種ごとで異なりますが、営業利益は4%〜7%を目安としています。
「グリーンクロス」の営業利益率は7%ほどです。
売上は上昇傾向である一方、営業利益率が下落気味なのは気になるところです。
営業利益率は2014年は10%をつけましたがその後は少しずつ減少しています。
営業利益率は下げ止まる目処が立たずジリ貧ですね。
「グリーンクロス」のEPS(一株当たり当期純利益)



EPSは右肩あがりです。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円以上」が一つの目安です。
「グリーンクロス」のEPSは増加中です。
2023年もEPSは増加予定で、毎年上昇しています。
利益水準も右肩あがりで安定成長をしている企業ですね。
「グリーンクロス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)



自己資本比率は60%弱です。
「グリーンクロス」の自己資本比率は60%弱で安定的に推移しています。
有利子負債ありますが、自己資本は横ばいで推移しており安定感が抜群です。
財務状況としては盤石と言えるでしょう。
「グリーンクロス」の配当金



配当は増配傾向で推移しています。
「グリーンクロス」の配当金は増配傾向です。
記念配当の有無があるので2021年は減配をしているように見えますが、配当金は安定しています。
2023年も1株30円と配当維持の予想です。
「グリーンクロス」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)



配当性向は30%が目安です。
「グリーンクロス」の配当性向は30%以上で設定されています。
過去の実績だと30%未満で推移しています。
配当性向は低めで余裕を感じますね。
今後も安定配当を期待して良いでしょう。
「グリーンクロス」の営業活動によるキャッシュフロー



営業CFは上昇傾向です。
「グリーンクロス」の営業CFは上昇傾向です。
2019年から大きく上昇傾向であり、2022年は過去最高の営業CFを付けています。
コイは営業CFの伸びは重要視しているので、営業CFがこれだけ上昇しているのは好材料だと思います。
「グリーンクロス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)



現金は増加傾向です。
「グリーンクロス」の現金は2022年で35億円程度。
総資産は159億円ほどで、総資産に占める現金の比率は22%程度です。
現金保有額は上昇中で利益が積み上がっていることがわかります。
現金保有額は心配ないでしょう。
「グリーンクロス」の当期純利益は上昇中か?



利益は常に上昇しています。
「グリーンクロス」の当期純利益は上昇傾向です。
13年連続で増益をつづけており、安定した上昇を続けています。
毎年必ず利益が上昇している点は文句なく素晴らしいですね。
【まとめ】「グリーンクロス」は安定成長で13年連続で増収・増益の企業
安定成長が魅力です。
グリーンクロスの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ◯ | 3%弱 |
売上高 | ◎ | 常に上昇 |
営業利益率 | ▲ | 7%程度 |
EPS(1株利益) | ◯ | 上昇傾向 |
自己資本比率 | ◯ | 60%弱 |
1株配当 | ◯ | 安定配当 |
配当性向 | ◯ | 30%目安 |
営業キャッシュフロー | ◎ | 急上昇 |
現金など | ◯ | 増加傾向 |
総評としては「安定成長&好財務の優良企業」です。
13年連続で増収・増益企業で成長力は圧巻です。
毎年成長してればいつ買っても大負けはしなさそうです。
増収増益が続く限り、株価は高値で買ったとしても長期では更に高値を更新していくでしょう。
【チャートは?割安?】「グリーンクロス」の今後の株価は?今は買い時かを予想する



最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】直近高値をブレイクしそうな局面です。
この記事の現時点(22/7/27)では株価は1,000円。
最近は株価はレンジ内で推移しています。
好業績の企業なので今後は株価も上昇しやすいでしょう。
福岡証券取引所の上場企業なので出来高が出にくい企業ですが、
短期では上昇トレンドで直近高値をブレイクしそうで面白いチャートです。
しかし王道では配当利回りが3.5%以上になったタイミングで高配当株として買いたい企業です。
※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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