プラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は今回は成長企業「プレミアムウォーターHD」の財務分析をしていきます。
プレミアムウォーターHDは家庭やオフィスにウォーターサーバを設置して、毎月おいしい水を届けるサービスを行っています。
業績は毎年高い成長力を維持できているグロース企業です。
プレミアムウォーターHD(2588)は最近鈍化傾向ですが十分な成長力を維持しています。
— プラズマコイ@財務分析が好き? (@purazumakoi) November 7, 2021
飲料水に料理にと、おいしい水の需要の高さを感じますね?
投資家も注目している成長株です。
- 「プレミアムウォーターHD」は企業や自宅にウォーターサーバを提供する会社
- 「プレミアムウォーターHD」の配当利回りを見る
- 「プレミアムウォーターHD」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「プレミアムウォーターHD」の営業利益率(10%以上は欲しい)
- 「プレミアムウォーターHD」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「プレミアムウォーターHD」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「プレミアムウォーターHD」の配当金(高いほど良い)
- 「プレミアムウォーターHD」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「プレミアムウォーターHD」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「プレミアムウォーターHD」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「プレミアムウォーターHD」は売上、利益が安定成長しているストックビジネスの会社
- 【チャートは?割安?】「プレミアムウォーターHD」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「プレミアムウォーターHD」は企業や自宅にウォーターサーバを提供する会社
おいしい水を提供するビジネスを展開しています。
「プレミアムウォーターHD」の事業利益はおもに「ウォーターサーバの販売」で生み出されています。
おいしい水も毎月サブスクリプション形式で提供しており、ストック型のビジネスモデルが魅力のサービスです。
コロナ以降、自炊の需要が高まり、ウォーターサーバ自体の認知も伸びています。
飲料水や料理用の水など常温や冷たい水をいつでも飲める利便性も人気の秘訣です。
時代のトレンドに乗ったビジネスを展開できています。
一昔前のような、簡単に解約ができないようなビジネスモデルになっています。
法人向けなら経費で処理できるので気軽に導入できる所も魅力です。
時価総額は調査時点で「908億円」と中型株ですね。
PERは27.52倍で高い水準となっています。少し割高で期待されている銘柄ですね。
今回は「プレミアムウォーターHD」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出せるようになる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
「プレミアムウォーターHD」の配当利回りを見る
無配の企業です。
「プレミアムウォーターHD」は現在は配当をだしていません。
グロース期の銘柄ですね。
株主優待は自社製品などを選ぶことができる
対象株数 | 優待品は以下から1つを選ぶ |
---|---|
100株 | (1)PREMIUM WATER バッグインボックス(10L)1箱 (2)PREMIUM MALL 1コース (3)ナチュラルミネラルウォーター(12L)1セット(2本) |
「プレミアムウォーターHD」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は急成長中です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「プレミアムウォーターHD」の売上は急成長中です。
成長率は20%ほどを維持できており、500億円規模になって多少鈍化はしていますが、
売上高としては安定的に成長ができています。
毎年概ね90億円ほど売上が成長しているペースですね。
「プレミアムウォーターHD」の営業利益率(10%以上は欲しい)
営業利益率は上昇中です
業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「プレミアムウォーターHD」の営業利益率は直近予想では8%ほど。
契約件数が増えていくにつれて、工場の稼働率が増加し利益率が高くなっているようです。
今後も営業利益率は向上していくことが見込めます。
「プレミアムウォーターHD」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは成長中です。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「プレミアムウォーターHD」のEPSは順調に成長中です。
現在の成長性は問題ないですが、
そろそろEPSが頭打ちになってくる気配も感じますので、
今後の決算も毎回チェックしていきたいところです。
「プレミアムウォーターHD」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率はかなり低いです
「プレミアムウォーターHD」の自己資本比率は17%です。
有利子負債を多数かかえており、非常に低い自己資本比率です。
現在は黒字化して久しく、今後は自己資本比率も改善していくフェーズかと思います。
「プレミアムウォーターHD」の配当金(高いほど良い)
無配の企業です。
まだグロース期の企業ですので配当は出していません。
「プレミアムウォーターHD」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは成長中です。
「プレミアムウォーターHD」の営業CFはかなり大きく増えています。
100億円ほどの営業CFがでており、伸びも強いです。
今後も現金が残りやすいビジネスが加速されていくことが予想できますね。
完全にプロフィットフェーズに入ったと言えそうです。
「プレミアムウォーターHD」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金保有額の伸びがすごい!
「プレミアムウォーターHD」の現金は2021年度終了時は160億円程度です。
現金の手残りがどんどん増えており非常にポジティブな推移ですね。
ビジネス的には非常に優れた業績をあげられており、毎年多額の現金が増えていくようビジネスを展開できていることがわかります。
「プレミアムウォーターHD」の当期純利益は上昇中か?
黒字化した後は毎年増益をしています。
「プレミアムウォーターHD」の当期純利益は毎年成長しています。
黒字転換してから当期純利益も安定成長しています。
2022年は33億円の予想ですがもう少し上振れて着地すると予想しています。
【まとめ】「プレミアムウォーターHD」は売上、利益が安定成長しているストックビジネスの会社
クリエイティブの力で課題解決を進めていきます
プレミアムウォーターHDの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ー | ー |
売上高 | ◎ | 上昇中 |
営業利益率 | ▲ | 8%ほど |
EPS(1株利益) | ◯ | 成長中 |
自己資本比率 | △ | 17%くらい |
1株配当 | ー | ー |
配当性向 | ー | ー |
営業キャッシュフロー | ◎ | 急成長中 |
現金など | ◎ | 急成長中 |
総評としては自己資本比率は低いですが、優れたビジネスモデルを有している優良企業です。
今後も売上成長を続けられそうな企業で株価が下がっており、株価の過熱感も落ち着いてきています。
【チャートは?割安?】「プレミアムウォーターHD」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】売上は今も安定している
この記事の執筆時点(21/11/7)では株価は3,125円。
チャート的には下落トレンドですが業績は成長中です。
どこかでトレンド転換する可能性もありますが、当面は下落傾向が続いています。
しばらく調整が続いたりしてPERが下がってきたら面白いかもしれませんが、
今は一時期の過熱感が収まってきていますね。
※投資は自己責任でお願いします。
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プレミアムウォーターHD自体の1単元(100株)を買おうとするとまとまった金額が必要になります。
そういった場合は「SBIネオモバイル証券」で少しずつ買っていくのもおすすめです。
【分析ツール】個別株の分析をしたい方におすすめの記事
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マネックス証券の「銘柄スカウター」を使った株の分析方法を解説しています。
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こちらは堅調さがある企業ですね。