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【割安高配当】「エイジス(4659)」は小売店の「棚卸し、品出し」を請け負う企業。株価は?投資すべき?【高配当株】

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「エイジス」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。

「エイジス」はチェーン店の店舗業務を代行する企業です。

大型スーパー、大型チェーン店、コンビニエンスストア、ホームセンターの課題として、
棚卸し業務や、商品補充が大変ということがあります。

重要な業務なので、素人にお願いすることはできません。
そこで「エイジス」のような専門家にまかせたいという需要があるわけですね。

プラズマコイ

高配当株&成長企業としてチェックしていきましょう

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

「エイジス」はチェーン店の棚卸しサービスをメインに展開する企業

国内での「棚卸しサービス」を軸に3セグメントで事業展開

小売店の「棚卸し」を代行します。

「エイジス」の事業利益は主に「国内棚卸しサービス」から生み出されています。
顧客の社員に変わって棚卸し業務を行う事業です。

棚卸しとは…
期末に商品の在庫数量を確認し、期初の在庫と比較して、
どのくらい商品が売れたかなどを把握する業務

小売業にとって、棚卸しは「現在の商品の在庫」を正確に知るための重要な作業です。
1つでも在庫チェックにミスがあると、決算書を正しく作ることができません。

重要かつ重労働な業務で、企業は信頼できるプロに棚卸し作業を任せたいと思っているわけです。

「エイジス」は棚卸し業務の代行など、小売業の業務をサポートする企業。

棚卸し業務以外にも、小売業のさまざまな問題をサポートする事業を行っている企業。

現在は国内での事業がほとんどですが、中期経営計画では海外事業を強化する意向が書かれています。

エイジスの事業は3つのセグメント

  1. 国内棚卸サービス
    棚卸サービス(店舗棚卸、物流倉庫棚卸、蔵書点検棚卸、資産棚卸、棚卸端末・ソフトウエア)
  2. リテイルサポートサービス
    商品補充、季節の棚替え、店舗巡回、什器組立設置、プライスカード貼替など
  3. 海外棚卸サービス
    棚卸しサービスを海外で展開

時価総額は調査時点で「240億円」ということで小型株ですね。
PERは6.8倍と割安水準です。

今回は「エイジス」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。

「エイジス」のPER推移を見る


過去のPERから見ると割安感はありません

この株の「割安度」の判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ割安になっている場合があります。

「エイジス」の今のPERは6.8倍。
過去の推移をみても、10倍ほどにはあがれそうです。

2014年以降の毎年の安値PERは4.75倍〜8.95倍になっているので、今は割安な水準であると判断しても良さそうです。

ここ2年は売上が減少傾向で、人気が落ちているという要素も低PER化を促進する材料ですね。

「エイジス」の配当利回りをみる

利回りは3%台になることもあります

「エイジス」の配当利回りは調査時で3.4%です。

近年は1.8%%のときもありますね。
株価の上下によって配当利回りが大きく変わる銘柄です。

配当は増配傾向で、株価が下落してくると配当利回りがあがってくる形になっています。

株主優待はお米券

エイジスの株主優待は「お米券」です。
株価次第ですが優待利回りは0.5%あたりをねらえます。

対象株数優待品
100株3kgのお米券
1,000株5kgのお米券
10,000株10kgのお米券

「エイジス」の売上(上昇トレンドであるか?)

売上はいったんブレーキ。

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「エイジス」の売上は長期にわたり上昇していました。
しかし2021年以降はコロナショックの影響で減少傾向がつづいています。

棚卸しはだれでもできる作業なので、
景気が悪化してくると依頼を打ち切られていまうビジネスということでしょう。

「エイジス」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)

営業利益率は高いです

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「エイジス」の営業利益率は15%ほどです。

営業利益率が高いビジネスを展開できています。

マーケットシェアが70%ほどあるようで、
競合がいないため高い営業利益率を達成できています

確かにエイジスのような「棚卸し」のアウトソーシング会社があるということを、プラズマコイは知りませんでした。

「エイジス」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは上昇中です。

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。

「エイジス」のEPSは2022年のEPSは325円と減少。
しかし300円を超えており高い水準を維持できています。

たまに10億円規模で自社株買いもおこなっていますね。

「エイジス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率は78%ほどです。

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「エイジス」の自己資本比率は78%程度です。
有利子負債も少なく、自己資本比率としては非常に優秀なレベルです。

設備投資など、投資に必要な借り入れが必要ではないビジネスモデルだということがわかります。

純資産が毎年つみあがっており盤石な財務状況をつづけています。

「エイジス」の配当金(上昇傾向か?)

2021年に大きく減配

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「エイジス」は連続増配の企業ですね。
毎年増配をかさねている企業です。

2022年も減収予定ですが、1株76円と配当は維持の予定です。
配当金の推移としては安心できる状況ですね。

気になる点は、上昇スピードが鈍化しているので今後の動きには注目です。

「エイジス」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)


配当性20%が目安です。

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「エイジス」の配当性向は20%が目安です。

配当性向は低い水準ですね。
この水準であれば業績が多少悪化しても配当維持はできそうです。

減配リスクは少ない銘柄といえるでしょう。

「エイジス」の営業活動によるキャッシュフロー


営業CFはたまにマイナス

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「エイジス」の営業CFは右肩あがりです。
素晴らしい増加を続けており、きれいな上昇カーブを続けています。

2022年は一旦ブレーキがかかることが予想できますが、
コロナ動向など、経済状況に左右される部分があるので、
今後の業績予想をおこなうため、経済市況もウォッチしていきたいところです。

「エイジス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)


現金は急速増加中

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」もの。
貯めすぎは良くありません。

「エイジス」の現金は2021年終了時は129億円程度です。

エイジスは「フリーCF」の金額が毎年高く、
現金の手残りが多いのが特徴です。

現金は毎年上昇しており、ビジネスの好調さ・優秀さを感じられる推移になっています。

「エイジス」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)


配当総額は右肩あがり

投資家は、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

業績が悪化しても配当の支払いが負担にならなければ減配のリスクは下がります。
そのため、配当金の支払額を見ることがポイントになります。

「エイジス」の配当総額は概ね右肩あがりですね。
連続増配の企業で順調に配当総額がのびていっていますね。

株主還元の額も年々増加できています。

「エイジス」の当期純利益は上昇中か?


2022年は減益予想

「エイジス」の当期純利益は順調に上昇していきていました。
しかし2022年はマイナスです。

コロナ情勢での受注ストップや、システムへの投資などが理由としてあるようです。

利益の側面からも、まずは売上が戻ってくることが重要だと思います。
売上が第一のベンチマークになるでしょう。

【まとめ】「エイジス」は高い営業利益率の連続増配銘柄

プラズマコイ

事業に強みを持ち、盤石な財務力を持つ企業ですね

エイジスの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り4.2%
売上高横ばい
EPS(1株利益)233円
営業利益率14%と下落
自己資本比率約80%
1株配当連続増配
配当性向20%以上
営業CF概ねプラスで推移
現金など問題なし

総評としては、高配当株として注目の銘柄です。

配当利回りが3%を超えてきおり、営業利益率が高いのが魅力ですね。
懸念材料としては、景気に敏感な事業なので、顧客の業績悪化に伴い売上が減少してしまうという局面も考えられます。

「エイジス」の今後の株価は?買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】2000円であたりで買いたい銘柄

この記事の執筆時点では株価は2,220円。

いまは下落トレンドで直近決算もあまりよくはありません。

2200円の株価でも割安で魅力的ですが、
2000円、1700円、1500円あたりが株価の下支えのラインです。
このあたりであれば配当利回りも3.8%以上と高配当化しているので握力強く保有できるでしょう。

※本記事は金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。

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