株式投資・金融知識

テンポスホールディングス(2751)は中古の厨房機器販売をする企業【総合利回り4%】

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「テンポスホールディングス」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。

テンポスホールディングスは「中古の厨房機器を販売する企業」です。

子会社を通じての「厨房機器の販売がメイン」の事業ですが、
外食産業の「内装工事、WEB集客、人材派遣閉店」など、外食産業のトータルソリューション企業を目指しているこ企業です。

ほかには「ステーキのあさくま」の運営も行っていますね。

プラズマコイ

外食関連銘柄で、今後の需要増加に期待しています。

この記事の執筆時点では新型コロナウィルスの収束めどが立ておらず、外食産業の見通しは不透明感が高いです。

しかしその中でも経済再開は進捗しており、今後はアフターコロナ、ウィズコロナで外食産業が再び盛り上がることも期待できます。

この企業は、いま買うべき銘柄なのか?見ていきましょう。

「テンポスホールディングス」は中古の厨房機器をメインに飲食店のトータルソリューションを提供

出典:決算説明資料

テンポスホールディングスの主な事業セグメントは3つ

  • 物販
    中古厨房機器の販売
  • 飲食
    ステーキのあさくまの店舗運営
  • 情報サービス
    外食産業向けの情報機器・販売支援サービス

厨房機器の販売が主力です

「テンポスホールディングス」の事業利益はおもに「中古の厨房機器の販売」で生み出されています。全体の売上の7割を占めています。

他のサービスも全て外食産業に関わる部分ですね。
つまり同社の業績拡大には外食産業の活性化が重要なポイントになってきます。

2020年以降、流行が続いているの新型コロナウィルスにより2021年は同社も業績を落としましたが2022年は業績も回復しており、今後の経済再開が進むと反動需要が生まれる可能性もある「経済再開後に期待したい銘柄」です。

「テンポスホールディングス」は「中古の厨房機器をメイン」とする外食産業のトータルソリューション会社。

外食産業に属するため景気の影響を受けやすいのが特徴。
コロナショック後は業績回復をしており、今後の経済再開に期待。

配当は増加傾向だが低利回り。高配当株としては見ないほうが良い。
一方、株主優待が高利回りで総合利回りでは約4%を狙える優待株

時価総額は22/7/29時点で「332億円」ということで小型株ですね。

PERは14.5倍と一般的には標準水準です。

今回は「テンポスホールディングス」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。
※各種指標の表はIRBANKより引用しています。

「テンポスホールディングス」のPER推移を見る


PERは割安水準ですね。

この株の「割安度」の判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ割安になっている場合があります。

「テンポスホールディングス」のPERは14.5倍(22/7/29時点)。
過去の推移を見ると割安局面と言えそうです。

2023年は過去最高の売上、利益を見込んでおり高い利益に株価が追いついていない状況と言えます。

今後の不透明感や、2024年の反動減を見込んでいるため過去と比べて割安で放置されていると言えそうです。

「テンポスホールディングス」の配当利回りを見る

配当利回りは0%台です

「テンポスホールディングス」の22/7/29時点での予想配当利回りは0.47%です。
配当性向が低く、配当利回りは低い企業です。

株主優待は優待食事割引券(8,000円相当)

「テンポスホールディングス」 の優待は自社運営の「ステーキのあさくま」やそのほか協賛企業でつかえる食事割引券です。

対象株数優待品
100株優待食事割引券(8,000円相当)

8000円相当ということで、優待利回りだと3%を超えるのが魅力です。
タイミング次第で、総合利回り4%も狙えますね。

「テンポスホールディングス」の売上(上昇トレンドであるか?)

売上は上昇傾向です。

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「テンポスホールディングス」の売上は上昇傾向です。
コロナショック後は業績回復に”もたつき”がありますが、2023年には過去最高を記録する予定です。

売上は上昇傾向で好調に推移しています。

「テンポスホールディングス」の営業利益率(10%以上が目安)

営業利益率は7%前後です。

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、営業利益は4%〜7%を目安としています。
「テンポスホールディングス」の営業利益率は7%ほどです。

営業利益率は一進一退ですが平時は7%ほどですね。
営業利益率が大きく上昇するような業種ではないと思いますので、現在の水準を保ってくれればと思います。

「テンポスホールディングス」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは上昇傾向です。

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円以上」が一つの目安です。

「テンポスホールディングス」のEPSは上昇傾向です。
2022年度は過去最高を達成しており、2023年も過去最高を更新予想です。

近年はコロナショックからの経済再開の追い風を受けて好業績です。

「テンポスホールディングス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率は60%程度です。

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「テンポスホールディングス」の自己資本比率は60%程度で推移しています。

有利子負債はありませんでしたが、2021年に8億円を追加しています。
しかし有利子負債も2022年の段階で5億円に減っており、借金も着実に返済できています。

財務状況としては問題ないでしょう。

「テンポスホールディングス」の配当金

配当はなんとか維持をしている状況です

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「テンポスホールディングス」の配当金は上昇傾向です。
2021年に減配をしていますが2022年は10円に復配しています。

2023年も1株11円と増配の予想です。
しかし配当金は少ないので、個人投資家の観点からはおまけ程度ですね。

「テンポスホールディングス」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)

配当性向は10%が目安です。

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「テンポスホールディングス」の10%を目安としています。
配当性向は非常に低く、いまは事業成長に利益を多く向ける方針のようです。

株主還元は、優待券でおこなうという方針ですね。
配当性向は低めですが今後はどこかで配当性向があがってくる可能性もあります。

その時は一気に高配当化しますね。

「テンポスホールディングス」の営業活動によるキャッシュフロー

営業CFは横ばい傾向です。

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「テンポスホールディングス」の営業CFは横ばいです。

営業CFが赤字になることはなく、多少上下しながらも毎年プラスを維持しています。

中古の厨房機器の販売がメインなため、年によって営業CFも振れ幅があることがわかります。
営業CFは安定しにくい企業と言えるでしょう。

「テンポスホールディングス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)

現金は増加傾向です。

現金は業績悪化に対する備えや、事業活動の原資になります。
基本的に“現金など”は多い方が良いです。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので事業投資に使うことも重要です。

「テンポスホールディングス」の現金は104億円ほどです。

総資産は188億円ほどで、総資産に占める現金の比率は55%程度です。
かなり高い比率ですね。

現金保有額は高くキャッシュリッチ企業ですね。
フリーキャッシュフローも概ね毎年プラスで経営は安定しています。

「テンポスホールディングス」の当期純利益は上昇中か?

当期純利益は増加傾向です。

「テンポスホールディングス」の当期純利益は増加傾向です。
2022年は過去最高で、2023年も過去最高を更新予定です。

今後はテンポスバスターズの出店数を現在の60➔120にする計画で今後も事業拡大を目指していくようです。

出典:決算説明資料

【まとめ】「テンポスホールディングス」は「中古の厨房機器」販売会社

飲食店のトータルソリューション企業へ展開をすすめています。

テンポスホールディングスの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り0.4%(優待が魅力)
売上高上昇傾向
営業利益率7%程度
EPS(1株利益)過去最高
自己資本比率60%前後
1株配当配当金は少ない
配当性向10%以下目安
営業キャッシュフロー概ね安定プラス
現金など豊富
当期純利益過去最高
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては「業績拡大中の高利回り優待券企業」です。

飲食業という「需要が安定している」産業で事業を行っており、成長ポテンシャルはあると思います。

新型コロナウィルスの影響が記憶に新しいですが、景気による需給が激しいのが飲食業なので、その点はリスク要因ですね。

【チャートは?割安?】「テンポスホールディングス」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【買い】チャートは上昇傾向です

調査時点(22/8/1)では株価は2,332円。

株価の傾向を見ると上昇傾向で短期ならいま買っても良さそうです。
長期観点、優待株として高利回りなのでこの点でも買って良さそうです。

リスク要因があるとしたら、今一番ホットなコロナ影響でしょう。
飲食業の出店に逆風になるような展開になれば、業績に大きな悪影響がありそうです。

※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。

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