プラズマコイです(^^)
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今回は「新日本空調」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
「新日本空調」は空調システム設備の工事をする企業です。
オフィス・公共施設・工場など「建物には空調設備が必要」となることが多いです。
空調設備は建物の建設時はもちろん、
老朽化などによるメンテナンス時も手を入れる必要があります。
建物が存在し続ける限り需要が高いビジネスと言えるでしょう。
新日本空調 (1952)は空調設備のエンジニアリング企業?
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析? (@purazumakoi) March 9, 2022
最近は株価さがってきて配当利回りも3.4%まで上がってきているバリュー株です?♪
建物が立ち続けている限り需要がなくならないビジネスを展開する優良企業ですね?✔
高い技術を持ち、高度な空調設備も実現できる企業です
株主優待は自社製品がもらえるので、お酒好きならぜひともチェックしたい銘柄です。
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「新日本空調」は施設に空調設備を設置する企業
- 「新日本空調」のPER推移を見る
- 「新日本空調」の配当利回りをみる
- 「新日本空調」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「新日本空調」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)
- 「新日本空調」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「新日本空調」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「新日本空調」の配当金(上昇傾向か?)
- 「新日本空調」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「新日本空調」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「新日本空調」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「新日本空調」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
- 「新日本空調」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「新日本空調」は安定成長の割安銘柄
- 「新日本空調」の今後の株価は?買い時かを予想する
「新日本空調」は施設に空調設備を設置する企業
国や各企業の建物への需要が業績に反映されます。
「新日本空調」の事業利益は主に「建物の空調システム設置・保守」から生み出されています。
官公庁・法人向け施設で最適な空調システムを設計し、施工・保守を行います。
快適に過ごすための空調設備から、省エネになるよう建物の構造を設計を行います。
科学的に気温などを判断して、ITの力で空調を整えるシステムも提供しています。
素人では理解しきれないですが、空調設備は思った以上に奥の深い科学的な領域だということがわかります。
新日本空調の事業はさまざまな「空調が必要な施設」で需要がある
- オフィス・商業・医療関連
- 公共・教育・文化施設
- 原発・データセンターなどエネルギー関連
- 研究所・工場
時価総額は調査時点で「464億円」ということで中型株ですね。
PERは10.1倍と割安水準です。
今回は「新日本空調」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。
「新日本空調」のPER推移を見る
PERから見ると超割安です
「新日本空調」の今のPERは10.1倍。
過去の推移をみているとそこそこ割安に見えます。
そうは言ってもPERが一桁台をつけたこともありますので、
10倍がありえないほど安いというわけでもありません。
PER的にはそこそこ安いかなーといった感触ですね。
「新日本空調」の配当利回りをみる
利回りは概ね2、3%くらいですね
「新日本空調」の配当利回りは3.4%です。
直近では利回りがあがってきています。
歴史的に配当は安定しておる企業です。
利回りは3.5%ほどが上限目安ですね。
株主優待は「東北地方特産品カタログギフト」
新日本空調は300株(約60万円)が必要になりますが。
カタログギフトがもらえます。2年保有でクオカードももらえますね。
対象株数 | 優待品 |
---|---|
300株 | 2,000円相当 2年保有で1,000円相当のクオカードももらえる |
高利回りの銘柄と言えます。
「新日本空調」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は横ばいです
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「新日本空調」の売上は概ね横ばいです。
ここ2年の売上は軟調気味ですね。
「新日本空調」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)
営業利益率は上昇中です
業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「新日本空調」の営業利益率は6弱%です。
近年の営業利益率は上昇気味で、売上の減少を補っているようにも見えますね。
効率的に利益をあげられる企業へと成長しています。
「新日本空調」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは上昇中です。
EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「新日本空調」のEPSは200円弱。
EPSは上昇傾向で好調な推移ですね。
順調に成長していますね。
「新日本空調」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は50%ほどです。
「新日本空調」の自己資本比率は50%程度です。
50%に乗せてきましたね。
有利子負債も入れていますが、財務の盤石さは年々増しています。
自己資本比率が50%ほどあれば当面は問題のない水準だと言えますし、今後も増加が見込める企業です。
財務力はOKです。
「新日本空調」の配当金(上昇傾向か?)
2021年に大きく減配
「新日本空調」は連続増配の企業ですね。
配当金は右肩あがりで増加していて好調な事業成長を感じます。
2022年は1株65円と減配の予定です。
上手く行けば70円の配当を維持できますが、
配当金は業績連動で増減がある企業ですね。
「新日本空調」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は35%が目安です。
「新日本空調」の配当性向は35%が目安です。
最低でも配当性向は30%以上ということを宣言しています。
配当性向としても問題ない水準で、減配耐性や増配余地として見ることができます。
「新日本空調」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFはたまにマイナス
「新日本空調」の営業CFは3年に1回はマイナスです
概ね右肩あがりですね。
営業CFは3年の平均でみると良さそうです。
キャッシュ・フローは安定せず、細かく入金がされるビジネスではないということがわかります。
「新日本空調」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は増加中です。
「新日本空調」の現金は2021年終了時は120億円程度です。
長期でみると現金額は増えていっていますね。
なんだかんだで利益が積み上がっていく経営をされているのに好感が持てます。
「新日本空調」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
配当総額は右肩あがり
「新日本空調」の配当総額は概ね右肩あがりですね。
連続増配企業でここまで配当総額は順調に伸びていっています。
素晴らしい上昇力ですね。
「新日本空調」の当期純利益は上昇中か?
2022年は減益予想
「新日本空調」の当期純利益はアップダウンを重ねながら右肩あがりで推移しています。
階段で例えると、2段上がって1段さがるというのを続けている形ですね。
長期的に成長している企業だと言えるでしょう。
【まとめ】「新日本空調」は安定成長の割安銘柄
安定的に成長している企業です
新日本空調の財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ◯ | 3.4% |
売上高 | ▲ | 横ばい |
EPS(1株利益) | ◯ | 100円 上昇中 |
営業利益率 | ◯ | 上昇中 |
自己資本比率 | ◯ | 約50% |
1株配当 | ◯ | 増配傾向 |
配当性向 | ◯ | 約35% |
営業CF | ▲ | 増加傾向 |
現金など | ◯ | 上昇中 |
総評としては、業績好調ながら割安で放置されている優良銘柄です。
ピカピカの成長企業ということではなく、長期で成長する企業なので人気化しにくい企業ですね。
しかしこういった企業を持っておくと長期で損はしにくそうです。
「新日本空調」の今後の株価は?買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】利益の伸びがどうなるか次第です
この記事の執筆時点では株価は1,912円。
いまは売上が減少気味で、売上と比例して株価もさがってきているように見えます。
利益率があがってくるか、売上が伸びる形になれば株価も再び上昇するでしょう。
※本記事は金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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