プラズマコイです(^^)
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今回はYouTubeでチャンネル登録者10万人を超える「聞いてわかる投資本要約チャンネル」を運営しているタザキさんの著書「お金の名著200冊を読破してわかった!投資の正解」を読みました。
本書は、タザキさんが今まで読んだ投資本200冊から学んだ
・「投資とは何のために行うのか?」
・「自分にあった投資手法はなにか?」
を解説してくれる1冊です。
まずは本書の結論から紹介しましょう。
著者が投資本200冊を読んだ結果たどり着いたのは「コア・サテライト投資」
なぜ「コア・サテライト投資」をおすすめしているか、名著の内容を交えながら解説されています。
今日は「お金の名著200冊を読破してわかった!投資の正解」という本を読んでいます📕
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析🎏 (@purazumakoi) August 28, 2022
その中に「株の儲けの9割は我慢料」という言葉が載っています。
「損切り判断」や「暴落時に買い向かう」など、辛い決断を我慢して行うことがアクティブ投資には必須ですね🎏💭https://t.co/Hl75ip4Yn3
世の名著をまとめた「決定版的な内容」の投資本です。
本書は以下の内容で構成されています。
もくじ
- 何のために投資をするのか?【計画・準備の理】
- 敗者のゲームにならないために【実践・手法の理①】
- 投資手法の最新研究【実践・手法の理②】
- 欲望をコントロールする【人間心理の理】
- 米国株は本当に儲かるのか?【銘柄選択の理】
この記事では本書の5つの章に、それぞれどんな事が書かれているかを紹介していきます。
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- 投資に興味があるけど「本を読む時間がない」
- 投資=ギャンブルのイメージがあってこわい。
- どんな投資方法があるかわからない。
- 自分にあった投資方法がわからない。
- 「とりあえずインデックス投資」の次のステップを学びたい
▼ 興味を持ったら是非、実際に手にとってみてください ▼
【第一章】目標なしの”たくさん儲けたい”はNG
適切な方法を選ぶために”いくら欲しいか”を決める必要があります。
第一章では「何のために投資をするのか?」が重要であると書かれています。
「とにかくたくさん儲けたい」と思うほど落とし穴にハマる可能性があることや、
自分は投資でいくらを作ればいいのか?を知るために必要な研究結果や情報がまとめられています。
投資はギャンブルとは違いますが、リスクがあります。
大きい金額を得たい場合は、必ず大きな努力が必要になってきます。
大金持ちになりたいなら、あなたは株などの金融資産だけに投資するよりも自分のスキルアップのための「自己投資」をするべきでしょう。
このように、目的に応じて達成する道は変わってくるので、まずは目標の状態や金額を決めることが大切になります。
【第二章】王道の投資手法「パッシブ運用」について
投資の王道はインデックス投資(パッシブ運用)です。
第二章では「王道の投資手法」が紹介されています。
インデックス投資に代表される「パッシブ運用」のメリット・デメリットや、
「一括投資」と「積み立て投資」はどちらが優れているのか?について解説されています。
ほかには「高配当株投資・株主優待株」の特徴や落とし穴についても解説されています。
色々な投資手法について学んで、自分にあったやり方を探すのは大切なことですね。
【第三章】投資の最新トレンドと「コア・サテライト戦略」
本書のおすすめ手法「コア・サテライト戦略」が登場します。
第三章では、二章よりも上級な内容が紹介されています。
近年話題の「レバレッジETF」の解説や、自分にあった「アセットアロケーション構築方法」なども登場します。
本書でおすすめされている「コア・サテライト戦略」もこの章で登場します。
投資の王道「インデックス投資(パッシブ運用)」を軸に、他の投資商品を組み合わせるのが「コア・サテライト戦略」ですが、コア・サテライト戦略をおすすめしている理由や、運用方針・運用方法が解説されています。
【第四章】知識より影響が大きい「人間の心理」について
投資は理屈ではなく「感情に寄り添うことが大切」です。
第四章では人間が「不合理な選択をして失敗するもの」であることや、その理由が解説されています。
どれだけ優れた金融知識・経済知識を得ても感情が邪魔して上手く運用できなければ意味はありません。
例えば、人間の心理を研究した「プロスペクト理論」により、
人間の心理は「利益よりも損失を強く感じてしまう」生き物であることが証明されています。
つまり、人間は「損切り」の判断が難しい生き物です。
ちなみに「損切り」とは、持ち株を買った時から株価が下がっている状態で売ることです。
株は基本的に、株価の値上がり買いますが、意に反して下がったときに見切りをつける「損切り」はお金を失うことを決定する行為になります。
負ける投資家はこの「損切り」が上手くできません。
利益よりも損失の数字を強く感じてしまうのが人間ですから「損切り」が苦手になるのもあたりまえなのですね。
このあたりを理解して、損切りを出来るように強い意思を持つことが必要であることを本書は教えてくれます。
【第五章】今後の主役は米国株か?全世界株か?
具体的な投資商品は、何を買えばば良いのでしょうか?
米国株?全世界株?
第五章ではコア・サテライト戦略において、具体的に買うべき投資商品を紹介されています。
具体的に買うべき投資商品は、自分自身で決める必要があるので、
いま流行りの米国株や全世界株など、各商品の特徴も解説されています。
そして、目的別の「コアに選ぶべき投資商品」や「サテライトで個別株を購入する場合にチェックすべき項目」などが解説されています。
【まとめ】株式投資は「知の総合格闘技」
インデックス投資もよし、個別株投資もよし。
まずは実現したいことを決めることが重要です。
本書はYouTuber タザキさんが、お金の名著200冊を読みそれらをミックスした結果を記してくれている投資本の叡智が詰まった決定版と言える内容です。
株式投資は、特に大勝ちするためには「金融の知識」「経済の知識」「人間心理との戦い」の総合力が必要で「知の総合格闘技」と言えます。
そのため、何も考えずに行うと損をしやすいのも事実です。
本書はそういった落とし穴にはまらないよう、初心者を導くためのガイドとして非常に有効な一冊です。
具体例を出すと、一般的に最も無難な投資方法として「全世界株インデックスへの投資」があります。
全世界株インデックス投資信託への投資は「コア・サテライト戦略」の”コア部分”のおすすめとして書かれています。
コアでインデックス投資による長期投資を行いつつ、サテライト部分で「アクティブ投資」を行い、投資家としてのレベルアップを、なるべく低リスクで実行できる方法を解説しているのが本書になります。
本書の要約まとめ
- 投資の目標を決めよう
- まずはインデックス投資について学ぼう
- 次に色々な投資商品・手法について学ぼう
- 損切りをできる投資家になろう
- 各投資商品の特徴を知って、コア・サテライト戦略を実践して、投資家として着実にレベルアップしよう。
書籍内ではこの記事で紹介していない情報も多く記載されています。
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目的にあった投資手法を選ばないと達成は難しいですね。