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【映画】ザ・ファブルを鑑賞して【快作です】

こんにちはプラズマコイです。
今回は映画「ザ・ファブル」を見てきたので感想・レビューを書いていきたいと思います。

ちなみに、ファブルは「伝説」のと言った意味があります。本編を見たあとの感想としても、多分間違いないと思いますので、伝説の殺し屋という意味でしょうね(^^)

どんな映画か?

まずは予告編をみてください。たまに詐欺みたいな予告がありますが、予告のイメージそのままでしたので安心してください

ザ・ファブルの見どころ

(C)2019「ザ・ファブル」製作委員会

さて、では早速ですが本編の見どころを解説していきたいと思います。

アクション

まずはなんと言ってもアクションでしょう。
日本映画でここまでアクションのレベルが高いのはそうそうお目にかかれないと思います。

元軍人のアクション監督アランを迎え、殺陣のシーンは中国系のハリウッド作品を彷彿とされていますが、そこは日本映画、日本人が演じる任侠との相性が非常に良かったです

コメディ要素

コミカルなシーンも多めで、主人公の佐藤明(岡田准一)が常に冷静でまったく慌てる事がないことから、終始安心して見ることができました。

主人公が殺し屋で「普通」を知らないため、普通ではない行動をすることが多いのですし、ある時のみ感情を爆発させる部分からも、クスッと笑ってしまう場面は多いです(^^)

また「普通」という言葉に敏感に反応して、行動する主人公からも、
そうだけど、すんなりそれで納得して行っちゃうのね(笑)と思ってしまって可笑しいです(^^)

本格派のみを揃えたキャスティング

本作にはいわゆるミスキャストが見当たりません。
メインの演者は俳優のみを起用し、お笑い芸人やチャラ男には、お笑い芸人出身の人を、
必要なカットのみ起用し、それゆえ作品全体の演技力が高いので、総じて作品のクオリティを高めています。

そのため、終始安心して物語に入り込む事ができます。

個人的に迫力があったのは柳楽優弥さんの演技でしたね(^^)

レディ・ガガの主題歌

本作の一つの隠れたテーマが「普通とは」という問いが隠されています。
そこで使われている主題歌がレディ・ガガの”Born This Way”

少し古い歌なので、単純に新しいそれっぽい歌を当てたものとは思えず、
敢えてこの主題歌へのこだわりが垣間見られます。

それは、様々な登場人物への「普通じゃなくていいんだよ」というメッセージでしょう。
その中でも特に、劇中では語られていないですが、非常に重い過去や運命を背負った主人公に、普通ではない人生に対する応援のメッセージが込められていると感じます。

【まとめ】高いレベルですべての要素がまとまっている映画です。

(C)2019「ザ・ファブル」製作委員会

本作は、物語の構成や、キャスティングなどが高いレベルで完成されており、
突き抜ける怪作というよりは、安心してみられる快作といった印象です。

非常に「見易い」作品でもありますし、まだまだ登場人物の過去や背景に深掘りをして表現する余地があるので、次回作にも期待したいところです。

以上です。今回もありがとうございました(^^)

参照

https://www.cinra.net/news/20190408-fable