こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
若い人を中心に、今は現金を使う機会が減ってきています。
単純に支払いが早く済み、簡単になりますし、
キャッシュレス決済を使うと「ポイント分がお得になり」お得にお買い物ができます。
小銭を財布から出す必要もなく、レジの人のお釣り計算も不要になり、本当に便利な決済方法です。
今回は「決済が楽になる事、それ以上に可能性を秘めた」キャッシュレス決済の凄い点について解説していきます。
先日「信用スコア」について解説する記事 を書きました。
今回は、その信用スコアが生み出す「信用経済」とセットで学んでおきたい「キャッシュレス決済」のもたらす効果について解説していきます。
結論:キャッシュレス決済を握った者が次の時代の覇者になります。
今回も「ネットビジネス進化論」の内容より要約、解説していきます。
今キャッシュレス決済はどのくらい使われている?
今世界でキャッシュレス決済はどのくらい使われているのでしょうか?
キャッシュレス・ロードマップ2020 より二つの表を引用します。
「韓国は利用率97.7%」と完全にキャッシュレス大国ですね。
中国も2016年、2017年の伸びが「65%→70.2%」で
現在の2020年は予想ですが「中国も80%以上に伸びてきている」と思います。
そして各国と比較しても「日本はキャッシュレス率が圧倒的に低い」ことが解ります。
次に日本のキャッシュレス決済の「利用率、その内訳」について見てみます。
ほぼクレジットカードですね。
つまり「日本人は支払の多くを、現金とクレジットカードで行っている」ことが解ります。
ここには記載しませんが、
別の調査結果を合わせて見てみても、概ねこの傾向と言えそうでした。
キャッシュレスのメリット3選
日本ではまだまだ浸透していませんが、
キャッシュレス決済は「非常に勢いがあります」
ここでは、キャッシュレス決済のメリットについて紹介していきます。
キャッシュレス決済のメリット3選
- 支払いが「すぐ出来る」
- スマホが財布になる
- お金が数字になり、モノではなくなる
支払いがすぐ出来る
キャッシュレス決済は「1円単位の硬化のやり取りを無くすことができる」ので、決済がスムーズに短時間で終わります。
今まで広まってきたサービスは「すぐ出来る」という便利さから浸透してきました。
世の中は「すぐ出来る」ものが受け入れられる
- 買ったらすぐに届く・・・Amazon
- 検索がすぐにできる・・・Google
- 知りたい人の近況がすぐわかる・・・Facebook
- 話したい友達とすぐ連絡が取れる・・・LINE
- 聞きたい音楽がすぐ聞ける・・・Spotify
- 読みたい本がすぐ読める・・・Kindle
キャッシュレス決済は「すぐお金を払える」ようにしました。
財布がスマホになり「モノ」が減る
財布というのは、もともとお金を入れるための道具でした。
財布はの現金の入れ物という価値は失われてきています。
その代わり、スマホが財布の役割を果たすようになってきています。
現金ではなくスマホの充電のほうがライフラインとしての価値が高くなっていますね。
お金が「モノ」ではなくなる
現金を使う機会が減り、キャッシュレス決済になると、
お金はただの数字のやり取りになります。
「お金=物質」という概念から開放されます。
キャッシュレス決済がもたらす「ビジネスの破壊的変化」
キャッシュレス決済は便利ですが、
単に速く支払える事以上に「ビジネスに破壊を起こす可能性を秘めています。」
実は、キャッシュレス決済自体は手数料ビジネスですので、
そこまで儲からないビジネスです。
それでもネット企業の各社がしのぎを削っている理由は他にあります。
「キャッシュレス決済」を握ったものは次の時代の覇者になるからです。
キャッシュレス決済を制すると何で次の時代の覇者になるの?
個人のIDと決済を握ったものが次の時代の覇者になる理由
次の時代は「個人の行動データ」がビジネスのキモになります。
理由は「ユーザーに次の行動を促す事ができる」からです。
支払いにより個人の「行動」「実績」が分かる
信用スコアによる信用経済に重要な役割として、
その「個人がどこで何を買ったか?」があります。
個人のデータが取れると、それによりユーザーが求めているものを「おすすめ」することができます。
こんな事が出来るようになるかも?
- アイスクリームをたくさん買っているなら、新しいアイスがでたらお知らせをすれば買ってくれるかもしれません。
- 旅行で沖縄、大阪と行っていたら、次はを北海道をおすすめすると、行ってくれ易いことがわかるかもしれません。
個人の「ネットとリアル」の行動履歴を握るサービスが最強になる
今の人は、オンラインでも買い物をしたり、リアル店舗で買い物をしたり、オンラインで動画をみたり、リアルで旅をして景色を楽しんだり、様々な場所で活動をします。
それらの全て「ネットとリアル」の行動を取れると最強なのです。
キャッシュレス決済は「スモールビジネス」に最適
リアルの行動を握ろうとおもったら「屋台レベルの個人商店」まで手を広げる必要があります。
従来のクレジットカードと合わせて、
PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、auペイなどの「QRコード決済」も広がってきています。
特にPayPayはは莫大な資金と営業力を投入して、個人商店まで導入を進めているのです。
街の小さなお店でもPayPayだったら使えるというお店も多いですよね。
時代の覇者に最も近いのはPayPayを要する「ソフトバンクグループ」かもしれません。
スモールビジネス(個人商店)を始めやすくなる
現金が必要でなければ、レジが不要になります。
そのため「スクウェア」などの手軽に始められる決済端末を導入すれば、
小さく起業をすることができます。
そうすれば、1円単位のお金の帳簿を付ける必要もありませんし、
現金が盗まれる心配もありません。
【まとめ】みんなが知らない「キャッシュレス決済」が作る次の時代
「キャッシュレス決済」が作る次の時代
- キャッシュレス決済は日本では全体の25%の使用率と低い
- キャッシュレス決済のメリットは「①すぐ支払える ②財布が不要 ③小銭のやり取り不要」
- キャッシュレス決済の覇者は、個人の行動を制するので次の時代を制する
- キャッシュレス決済はスモールビジネスに最適
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音声ラジオで解説しています。
信用経済の実現は「キャッシュレス決済」と密接に絡んできます。