ビジネス・仕事

文章が読めない人とは?【そこからの親切心の課題】

こんにちは、プラズマコイです。
今年流行した本に「AI vs.教科書が読めない子どもたち」という本がありました。

僕が、とある一部上場企業の本社に勤めていて思うのは、本当に毎日が戦争です。

前職ははベンチャー企業だったので、良くも悪くも余裕がありました。

そんな中、毎日膨大な業務と責任を抱えている中、1つの事に気が付きました。

文字を読むことはできるが、文章を読むことが出来ない人

これはどういう事かと言うと、
例として「彼はりんごを買いました」という文章から
①りんごを買ったという”事象”を理解することはできる
②なぜりんごを買うに至ったのかという”文脈”を想像することができる

こういった二段階のレベルがあります。

ほとんどの日本人は①の理解まではできるんですが、
②の文脈(どういった流れでこの事象にたどり着いたのか)を想像できない事が多いです。

文章を読めない(文脈を想像できない)と何が困る?

次にこの文章から想像する力がないと何が問題なのかについてです。

ちなみに、プライベートだとそこまで突っ込んだ利害で動くことがないので、シーンはビジネスが主な場所になると思います。

文章が読めない(文脈を想像できない)と、
・メールを長く必要がある
・メールを沢山読む必要がある
・電話を沢山、長い時間する必要がある

ビジネスの現場(戦場)では、勤務時間内に如何に沢山のタスクをこなせるかが重要になってきますので、なるべくこういったコミュニケーションのコストを下げたいものです。

なので業界用語や社内略語が多数でてきますし、
メールを書いたりする時間をなるべく少なくしようとします。

そんな流れと逆行して、子供に説明するような必要性が迫らられると、こんな事をしている暇はないのに・・・と思ってしまいがちです。

文字だけでは情報はうまく伝わらない

情報の量というのは、文字(言語)より非言語(声の感じ、しぐさ)の総合の方が多いのかもしれません。

また、片方だけでは不十分なので、より精度を高めようと思うと、両方を駆使する事が必要となってきます。

ただし、最近はみんな”やることが多い”つまり忙しいので、
非言語コミュニケーションを削って、言語である文字(メール)だけで完結しようという流れになっているのです。

そしてそうなると、文字だけで相手の意図を想像できるつまり、勘所の正確性がビジネスコミュニケーションの上では重要になってくるのです。

効率と、親切心

さて、こうなると次に課題がでてきます。

効率、効率と求めていくと、余裕がなくなって、非常に肩身が苦しくなってきます。

また、この流れでいくとそうなると、文章が読めない、他人の思考を想像できない人はダメな人なの?となってしまいがちです。

事実、この力が低いと、ある部分ハンディキャップになるとは思いますが、
ただ僕が思うのは、これは得意不得意の問題で、ここは不得意なだけなのです。

そんな人に、文章が読める人たち(社会人は文章が読める人の方が多いと思うので)はどういった態度で接するべきなのかなと言う事を今後考えていきたいなと思います。

文章を読める人になるためには

最後に、文章を読めて損することはないと思いますので、僕なりに文章を読める人になるには

本を読むこと、文章を沢山読むこと。
これに尽きるかなと思います。

漫画よりも、小説や、小説が苦手な方は、文字がある例えば↓の本などを読むことですね。

中々苦手な人はドラマをとにかく沢山みて、主人公やになりきって見ると、それだけで違います。

多くの人は、そういったドラマの主人公的感覚に慣れてますので、
前提条件がだんだん揃ってきます。

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