こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は「最低賃金があがった先の世界」について学んでいきたいと思います。
日本でも最低賃金の上昇は度々行われています。
これはどちらかと言うと「パート、アルバイト」など低賃金の方を対象とした対策です。
また海外の話では先日アメリカの大統領に就任したバイデンさんは
「最低賃金を2倍にする」と公約していますね。
15ドルへの最低賃金の引き上げを間違いなくやります!
2021/2/18 日経新聞を基にバイデンさんの発言を意訳
賃金上昇は段階的にやっていきます!
そうなると労働者的にはうれしいですよね。
給料が増えるの?やったー!
・・・って簡単な話ではなかったりします
ただ、そう簡単な話ではないかもしれません。
そこで今回は「じゃー結局どうすればいいの?」という答えを探っていきたいと思います。
- なぜ最低賃金をあげないといけないの?
- 最低賃金をあげると逆にダメかもしれない
- 今後アルバイト・パートの人はどうすればいいの?
なぜ最低賃金を上げないといけないのか?
そもそも、なんで最低賃金を上げないといけないのでしょうか?
答えは単純です。
お金を使ってほしいから。
お金があったら、旅行とか商品をかったりして、使いますよね。
政府は、国民がたくさんお金を使って、
お金を循環させたいんです。
お金を使って、経済を回ししてほしのです。
特に低所得者は、そもそも使うお金が足りなくて困ってますよね。
生活に困窮しているので、お金を増やしてあげれば確実に使ってもらえますし、大統領なら人気もあがります。
そういった意図があり、バイデンさんは低所得者、つまり貧乏な人を救います!と公約しているわけです。
最低賃金があがると巡り巡って国民が損するかもしれない
最低賃金があがると、パートやアルバイトさんはハッピーになります。
日本に例えると、今の日本は地域によりますが、
概ね900円とか、1000円が最低賃金の目安です。
この最低賃金が500円あがったらどうなるでしょう?
ちょっと計算してみましょう。
時給が500円あがると、月に8万円も増える
- 1時間500円時給が増える
- 1日は8時間労働である。
- 出勤日数は月間20日である。
- 500円 x 8時間 x 20日 = 8万円
8万円はでかい・・・
最低賃金があがると、生活に対するインパクトがこれだけ大きい!ということがわかるかと思います。
日本の昔話であれば、めでたしめでたし!で終わる所ですが、
現実はそうもいきません。
賃金上昇は機械化の促進になる可能性も
先程、時給が500円あがると、月間8万円が儲かると書きました。
そうすると、労働者側はハッピーですが、
企業側の負担増は許容範囲をはるかに超えてしまいます。
人件費を賄えない、
機械を導入したほうが安い・・・
このように、賃金上昇は雇用が奪われる危機につながる可能性があるのです。
そのため、アメリカも野党は最低賃金上昇に反対をしていたりします。
今後、アルバイト、会社員の人はどうすればいの?
アルバイトだけではなく、会社員も「ITといったテクノロジーに仕事を奪われてしまう」かもしれません。
では僕たちはどう対処するべきでしょうか?
選択肢は大きくは2つです。
AIなどのテクノロジーに雇用が奪われる事への対策
- 何もせず、逃げ切る
- 個人で稼いだり、組織の枠から抜け出す活動をする
それぞれで詳しく解説していきます。
【対策1】AIに完全に雇用を奪わえるまで逃げ切る
1つめは「このまま逃げ切る」という選択です。
AIやシステムに雇用を奪われるといっても、5年や10年は何かしらの方法で対処できる可能性はあります。
政府もいきなり雇用がなくなると国の経済が回らなくなるので、経済支援を行ってくれることも予想できます。
【対策2】個人間や、専門的な仕事をする
2つ目は、オリジナリティを高めるということです。
「機械にはできない、専門性の高い仕事」や「個人間の信頼によって」で仕事が途絶えないようになるのです。
まとめると「専門性、信頼性」が大切ということですが、
この2つを持つことができれば、今後も重要な仕事を意義深く行うポジションで働くことが可能となります。
【まとめ】最低賃金の上昇から読み解く時代の流れ
この記事のまとめです
最低賃金が上がると何が起きるの?
- パート、アルバイトの給料が上がってハッピーになる!
- 皆がお金を使って経済を回すようになる
- 企業は人件費の負担が大きくなる
- 企業は、人の仕事を機械に移管してコストカットをする
- 結果、雇用が奪われて、生活に困窮する可能性がある
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