ビジネス・仕事

【人を活かす】派遣の方が、外部パートナーになったお話

こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

近年世界的に、サステナビリティ、SDGs ( エス・ディー・ジーズ )
という言葉が使われる様になってきました。

SDGsとは

SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」

引用元:https://gooddo.jp/magazine/sdgs_2030/decent_work_sdgs/

SDGsの目標の8に「働きがいも経済成長も」という項目があります。
これを意識した訳ではないですが、私も兼ねてより、会社を止めたら他人となりがちなのを何とかしたいなと思っておりました。

転職時も、前職とは決して良好に終われなかったので、もし円満な退社をできていたらそこから仕事が回っていく可能性もあったかと何度も思いました。

今回、家庭の事情で退職しなければならなくなった女性の方と外部委託契約を結んだときの話をしたいと思います。

きっかけは旦那さんの転勤

4月から転勤というのはどの業界にもよくある話で、彼女の場合も旦那様の転勤が決まり、退職をせざる負えない状態になりました。

彼女は人当たりもよく、一生懸命仕事もしてくれてましたし、
WEB関係の作業をお願いしており外注としてお願いしやすい状況でした。

そこで、是非今後も継続的に業務をお願いしたいと思っていましたし
女性である以上、出産や旦那さまの転勤は可能性として十分あるため、
僕は兼ねてより温めていた案を実行に移しました。

プラズマコイ

退社しても良好な関係でお仕事をお願いできる状況。これがサステナビリティ。

ちょうどコロナの関係で転勤が先延ばしになったことも手伝って、
今後どのような働き方をしていくつもりか確認ができました。

彼女としても、できればこの会社で勤めていたかったという事で、めでたく双方合意の元、フリーランスとして外部委託契約を結ぶ方向でとなりました。

業務を”知っている”人が退社するのは大きな損失

ここで1つ大切な事としては、そこそこ長く働いていた人が退社するのは、会社として損失です。 理由は大きくは以下の3つですね。

  • 依頼者が何を求めているかを知っている(力の入れどころ抜きどころ)
  • 業務に慣れていて生産性が高い
  • 次の人の教育コスト(そもそも良い人が来てくれるか未知数)

離職率が低いほうが良いとされる理由もこれですね。

契約書を作成

さて少し脱線しました。
上司に報告しても、良好な感触だったので、機密保持契約や、業務委託契約書を結んだりする必要があります。

ここで書類を用意します状況によって書類は変わりますが、今回は以下の4つの書類を作成しました。

  • 機密保持契約書(守秘義務を守ります)
  • 業務委託契約書(業務内容はWEB制作業務です)
  • 口座開設(振込先の銀行口座を登録しておく用)
  • 単価表(1作業あたりの料金表)

単価表ってなに?要るの?

WEB制作の作業は、多くの場合は作業内容や難易度が毎回変わりますので、毎回見積書を作って、発注してという作業が発生するのですが、

ある程度作業量が見込めるものであれば単価表を作成して、発注本数を基に請求金額を決めると、細かく見積書、発注書を交わす事が不要となり作業の効率化をすることができます。

ここで気をつけるのは、会社と外注先のどちらにも得になるような契約にすることです。そうしないと継続的に続けられないので、最初に注意して決める事です。

とはいっても、基本的には今回のようなフリーランス契約の場合、他社の金額より安く設定することは難しくはないので、会社(上司)が必要以上に買い叩くことが無いようにして、世の中の相場とそれほど乖離しないように気をつけるれば良いでしょう。

継続的に関係を続けていくために必要なこと

最後に、元々社内にいたパート、アルバイト、派遣の方が、ライフイベントによって退社しなければならなくなった時に、外部委託者として業務を発注するのに必要な条件をまとめます。

ポイント
  • 仲良しの状態
  • 業務がが外注化しやすい内容
  • 会社(上司)の考え方

この中で一番大切なのは、仲良しの状態であることです。
そこで、なるべく面接段階で、この人は自分や自分の部署と合う性格か?という観点で選ぶのはとても大切です。

面接だけでは分からないところも多いので、最初の試用期間を設けて、その期間内でこの人は外注先として依頼したくなるような人でない場合はそこで次の採用に映るという判断も重要になってきます。

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