プラズマコイです(^^)
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今回は「ネットで「女性」に売る」 という本を読みました。
セールスコピーライターの谷本理恵子さんの著書です。
本書では「女性に売る」ためのテクニックや知識が「39の法則」として書かれています。
本を読んだ感想としては、
考え方の根本は男性・女性の違いを感じますが、
テクニック部分に関しては男性・女性のどちらにも共通で使えそうです。
今日は「ネットで「女性」に売る」という本を読みました📕
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析🎏 (@purazumakoi) August 7, 2022
マーケティングの世界でよく言われるのは「男性は機能で買う」「女性は雰囲気で買う」です。
本書では「女性に響く伝え方」と共に、
そもそも女性はどんな風に考えて買い物をするのかが書かれています🧚🏾♀️💭https://t.co/SR4mzgv56v
女性が好む伝え方を学べる1冊です
本書は以下の内容で構成されています。
もくじ
プロローグ(はじめに) シンデレラに物を買わせるには?
第1章 女性が見たいもの、見たくないもの
第2章 シンデレラが憧れる世界をつくる
第3章 女性をトリコにする文章の秘密
第4章 魔法がとけると買ってもらえない
第5章 買い物はいつでも、どこでも楽しい
エピローグ(終わりに) 「本当の価値」を正しく伝える力
本書はプロローグで「女性はシンデレラである」と定義しています。
もっと具体的に言うと「自分がなりたい理想像」を「本来の自分と思っている」のです。
そのため、本来の自分に戻るために、衝動買いをしてしまったりします。
このような「女ゴコロ」を理解した上で、マーケティングを行うことが女性に買ってもらうためのアプローチには重要なのです。
本書は著者の経験やインタビューから「女ゴコロ」を解剖した上で、女性にサービスや商品を売る方法を解説してくれている1冊です。
▼ 興味を持ったら是非、実際に手にとってみてください ▼
第一章 女性が見たいもの、見たくないもの
女性は簡単に「本来の自分」に戻れる「魔法のアイテム」を探しています。
本書では、女性の深層心理には「シンデレラ」のストーリーを求めていると書かれています。
女性は「人生を楽しむことに貪欲」です。
そしてその過程に苦労は求めていません。
シンデレラのストーリーで言うと、自分は「本当はお姫様」で、ある日「魔法使い」が「かぼちゃの馬車」で自分の人生を「本来の場所に戻してくれる」ことを期待しているのです。
そのためなるべく「つらい現実は見せず」キラキラとした理想の世界を演出して、ときめきを与えてあげることが効くのです。
第二章 シンデレラが憧れる世界をつくる
感覚力が強い女性には「写真」や「映像」が効きます
女性は感覚的にとらえる力が強いです。
つまり「五感」の全てで情報を受け取って判断をするのです。
そのため「色、文字のかたち、文字の大きさ、紙の質」といった総合的なイメージで決めています。
また女性は「文字を読むのはメンドウ」と感じる人が多いのも特徴です。
文章は読ませるのではなく「文字もデザインの一部」として感覚的にとらえられるようにすることが大切です。
とにかくわかりやすく表現にするのが鉄則です。
第三章 女性をトリコにする文章の秘密
難しい専門用語ではなく「普段使う言葉」に翻訳して文章にします。
専門用語は使わない
文章はお客さまが「普段使う言葉」を使うようにしましょう。
専門用語は売り手側にとっては当たり前で便利な共通言語ですが、
お客さまにとっては「意味不明な暗号」です。
特にキャッチコピーはお客さまが普段使う「誰でもわかる言葉えらび」をこころがけましょう。
女性に響く「数字の使い方」
女性向けの「数字」の使い方は、その商品が魔法になることを証明するために使うと良いでしょう。
女性は男性と違って「商品のスペックを説明する数字は求めていません」
同じ数字でも自分が直感的に感じた「欲しい」を後押しするために使うのです。
売上ランキング1位などは「私にぴったり」である可能性が高いことを連想させる数字は大好きなのです。
第四章 魔法がとけると買ってもらえない
合理的に説得するのではなく「ときめき」を感じてもらうことが大切です
女性は「最高の状態」をイメージできれば買う
女性は理屈ではなく「感情」で買い物をします。
本書では女性に売るために「感情」から「行動」までのロードマップが記載されています。
女性の購買行動の特徴
- 一目惚れで、先に「感情」が動く
- 「買う理由」を必死で考え、自分で自分を説得
- 客観情報の羅列で「ダメ押し」の説得
- 行動する
女性は「魔法がとける」と一気に購買意欲が冷めてしまいます。
一目惚れした商品を買う理由を必死に考えてから買うのです。
そのため「最高の状態」を見せ続けて、買わなければいけないというイメージを持ったまま購買行動に移ってもらう必要があります。
女性は男性以上に「現実主義」
女性に商品やサービスを売るときに、
注意したいのが「現実の世界をイメージさせないこと」です。
女性はシンデレラのようなストーリーを好みますが、
その背景には苦しい現実への「現実逃避」があります。
シンデレラのストーリーも、シンデレラがお城で苦労する「後日談は描かれていません」
現実の苦労を伝えすぎると「熱が冷めてしまうためです」
第五章 買い物はいつでも、どこでも楽しい
「しかたなく買う理由」を与えてあげましょう
女性にとってお買い物は「本来の自分にもどるため」に「魔法をかけてもらう」ための楽しいイベントです。
しかし女性は同時に「シビアに現実を見ています」
そのため、行動しなければならない「言い訳を用意してあげる」必要があります。
具体的に言うと「いま買う理由をたくさん与える」です。
世界にはいろんなイベントがあります。
誕生日・クリスマス・バレンタインといったイベントがありますね。
自社キャンペーンでも、購買に慎重な女性には「事前予告➔キャンペーン開始➔あと◯時間で終了」といった告知を行います。
「買うかを考える時間」を与えて「買う理由をたくさん与えて」背中を押すステップをふむことで買ってもらいやすくします。
【まとめ】「女性へ売る」ための中には普遍的な要素もたくさん
男性へ売るときも使えそうですね。
本書は「女性に売る」ための解説書として展開されています。
女性の「本来の願望」を解剖し、女性が欲しがっているものを提供する方法を解説されています。
女性に商品を売りたいと思っている人におすすめできる1冊です。
同時に、男性に商品を売るときにも使えそうです。
本書にも記載がありますが、
男性的な考え方は「スペック重視」女性的な考え方は「イメージ重視」というのは極論で、
実際は男性でも女性でも両方の側面をもっています。
男性でも「理想の自分」に近づくために商品を買うでしょう。
その説得材料として、買うための理由が数多く必要なところは女性と同じですね。
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