こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今日は、企業のSNS担当であることはすごいメリットだと思うという内容で書いていきます。
僕は今、東証一部上場企業で自社ブログ、SNS(TW、FB、LINE)を担当しています。
SNS担当のメリット
- WEBライティング力がつく
- 高速で仕事を行う事ができるようになる
- 顧客志向が身につく
- アウトプットを多く行う事ができる
- 主体性(勝手にやる)力が身につく
- そのメディア特性に詳しくなる(専門家)
- 最終的にクリエイターとしての力が身につく
ちなみに前提として、何が「いいね」なのかを考え続ける事がとても重要です。
会社から言われたからとりあえずセール情報を流すだけではダメですね。
SNS担当のミッションは「いいね」を稼ぐこと
SNS担当の仕事はシンプルに言うと「いいね」をとにかく増やす事です。
リーチ数や、ページビュー、シェアも「いいね」の向こう側に存在しますので、まずは多くの「いいね」を稼ぐ事が大事です。
「いいね」を稼ぐためには「いいね」と思っていただく投稿をしなければなりません。
残念ながら僕の個人のTwitterには全く「いいね」がつかないのですが、企業のFBでは最高で1000くらい「いいね」がついた投稿もあったりします。
そんな中で、試行錯誤してやってきた事がそのまま身になりました。
WEBライティング力がつく
一番はライティング力がついたなと思います。
特にTWは日本語で140文字以内に収めないといけない中、より読みやすく、いいねと思っていただくように絵文字も使って表現するのは、非常に鍛えられました。
140文字に収めるためには
- 伝えるべきことの優先順位
- 伝えかたのテクニック
この2つが磨かれました。それぞれ具体的な内容も掘り下げていきます。
物事の優先順位を把握する力
TWをやってて思うのは、140文字くらいで伝えられないと、相手にストレスを与えるということです。
そのためには、本当に大事な事を長くならないように伝える事になります。
人間が一度に認識できる要素は3つと言う説がありますが、ちょうど140文字だと3つの内容くらいに収まります。
つまり「本当に大事な3つのこと」を選び取る必要があって、分かりやすくなります。
そこで興味を持てないことはあまり価値のない情報で、興味を持った方は「詳細はこちら」で更に情報を得る事ができる。そんな流れなわけです。
絵文字を使う
1つ自分の中での大きなブレイクスルーだったなと思うテクニックで「絵文字を使う事」です。
絵文字はあまり使ってない人も多く、使ったほうが良いとは言い切れませんが、
元気な感じがでたり、文字だけでは伝えられない感情を伝えられるので、そういう色を持った投稿をするために僕は絵文字を結構多く使うようにしています。
高速で仕事を行う事ができるようになる
SNSを頑張ろうと思うと、とにかく時間がないです。
毎日投稿という量を増やしたいし、より良い文章を書いて質も向上させたい。
1つの企業のアカウントなので、TW、FB以外も、アプリなども同じ担当者の方が効率が良かったりもします。
企業なので言いたいことも多いですし、
つまりとにかく忙しい(笑)
そうすると、色々高速化をする必要があります。
ちなみに僕の場合は、不要な会議やメールやファイルを探す時間をなるべくカットすることにしました。
嫌味を言われたりする事もありますが、時間内に自分の仕事をするには、そのくらいの嫌味を言われても言いというふてぶてしさが必要になります。
逆に、それができない人は、潰れてしまいますね。
ちょっとくらい憎たらしいくらいの図太さを身に着けましょう(^O^)
顧客志向が身につく
「いいね」とたくさん思ってもらったり、思わず押してしまったりするのは、相手の立場になって考える必要があります。
まだまだ毎日試行錯誤中ですが、お客さんが求める情報を提供するには、同じ感覚になる必要があります。
これを言ったら喜びそうだなということを考えて、どんどん喜んでいただくのです。
商売人の本質ですね(^^)
アウトプットを多く行う事ができる
何かを沢山うみだすと、達成感が味わえますし、アウトプットをすることにより成果がたかまります。
記憶も、声にだしたり文字でかいたりするとより定着しますし、
文句を言っていると、よりネガティブになっていきますし、何かを生み出す経験こそがPDCAになっていくのです。
そういう意味でSNS担当は、毎日多くのアウトプットをすると、センスや感度が毎日磨かれていきます。
主体性(勝手にやる)力が身につく
良く言えば主体性、悪く言えば自分勝手な力が身につきます(笑)
SNSで毎日2、3件とセール内容や時事ネタを入れていくと、上司に全部承認をとることが事実上できません。
(TW、FB、アプリ、HPで同時配信するので見きれません)
そうすると、上司に確認をするべき内容と、確認をしなくても自分の責任の範疇で投稿して良いものを判断する必要があります。
そしてSNSで良いのは、最悪削除をすれば良いのでそういったリスクを取りやすいです。
SNSは炎上が怖いといいますが、多少うっかり炎上してもそれで企業のイメージや業績が損なわれることはありません。
なぜならば、そこは議論の場であったり、
仮に間違ってしまっても悪気がないミスだというのは、ほとんどの人にはわかるのです。
そして企業のイメージや業績はそういった人たちによって支えられているのです。
そのメディア特性に詳しくなる(専門家)
SNS担当はその他のデジタルメディアの担当をしたりする場合も多いですし、
そうでなくても、それらの関連媒体を意識する場面が多くなってきます。
そうするとデジタルメディアの専門家になっていきます。
その結果、気がついたらデジタルマーケティング力がついていたりします。
守備範囲はどんどん広くなっていくと、しんどい時期もあるかもしれませんが、専門性があると、発言権、決定権を持てます。
特に決定権については、上司の言うことは聞いたほうが組織上は良いですが、
実際に配信する担当が本当の意味では決定権を持っていいます。その事をたまに思い出してください(^^)
最終的にクリエイターとしての力が身につく
最後にまとめになるのですが、こういった日々の努力により、センスが磨かれて、どんな文章や見え方がお客さんには心地よいのかが見えてきます。
もちろん正解がない世界ですので、担当の僕たちは
「このパターンで投稿すれば、絶対めちゃくちゃ「いいね」がついて、更にそこから売上があがる!」
って事は、自信をもって言えないですが、
それでもTWやFBではこんな表現の仕方が流行っているという事に自分ごととして触れているのは、最も正解に近い所にいる可能性が高い人は自分ということになります。
SNS全盛期の昨今、最もホットなメディアに詳しい専門家に実はなっているのです。
今回はここまでです(^^)
ありがとうございました。
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