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【仏教の教え】お彼岸から学ぶ「分けあうこと」の大切さ。六波羅蜜を日々実践

こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
主に独身男性が幸せに過ごす方法を書いています。

今日は、仏教から学ぶ「分け合う事の大切さ」について解説していきます。
※ぶっきょうスクール第123号からの内容です。

プラズマコイ

ギブの精神が大切ってことですね

「お彼岸」ってなに?

お彼岸の意味って何かご存知でしょうか?
彼岸とは、仏様の世界です。

苦しみに満ちたこの世界(此岸)から、
仏様の、み教えに導かれて生きる、仏様が住む安らぎの世界(彼岸)に渡るため、毎日の生活の中で、仏様が示された次の六つの実践徳目を実行する。

それが行事としての「お彼岸」の意味です。

プラズマコイ

要は、天国に行けるように6つの行いで徳を積みましょうということですね。

行いとしての「お彼岸」は以下の6つの善い行いになります。
これを六波羅蜜(ろくはらみつ)といいます。

六波羅蜜(六つの幸せに生きるための実践徳目)

  1. 布施(ふせ)…物・心・行いを喜んで与える
  2. 持戒(じかい)…規律を守って生きる
  3. 忍辱(にんにく)…苦しいにも耐える(やがて平穏な日がくるから)
  4. 精進(しょうじん)…尊い命を活かすよう、励む
  5. 禅定(ぜんじょう)…常に深く考え、心を乱さない
  6. 智慧(ちえ)…仏の教えを学び、正しく考え、判断する

彼岸に渡るとは「分け合うことにできる人間になる」こと

まずは、分け与える事が大切

六波羅蜜の1つめに「布施」という教えがあります。
これは現代風に言うと「ギブの心を持ちましょう」ってことですね。

まずは与えることが大切

  • ギブ&テイク
  • ノーペイン、ノーゲイン

「ギブ&テイク」も「ノーペイン、ノーゲイン」
あなたが先に与えましょう」という教えです。

はかせ

貰うのが先ではなくて「与えるのが先」という部分が大切じゃ

プラズマコイ

順番を間違えない事が大事なんですね。

知識や、食べ物など、自分で独り占めせずに、
他人に快く分け与えている人は、本人も幸せそうですし、
そういった「徳を積む人が、最終的に最も得をしますね」

彼岸に渡ることができるのは「分け合える人」

お仕事など、人が集まると「その場の空気」ってありますよね。

誰かがケンカをしていたら、場の空気が悪くなりますし、
和やかな雰囲気であれば、場の空気がが良くなります。

人は無意識のうちに喜びも悲しみも「分け合っているんですね」

【まとめ】「六波羅蜜」は死後のためではなく、今を豊かに生きるためにある

仏教に限らず、宗教というものは「生きている人のための教え」です。

死は怖いものです。死は時に我々に不安をもたらします。

しかし、その「死」を意識するからこそ、
死後の世界という建前を使って、努力をすることができます。

その結果、我々は「今を善く生きる事ができる」のですね。

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