こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。こちらの本を要約していきます。
僕は仕事で年間200〜300本のSNS投稿をしています。
そんな僕が読んだ結果・・・
非常に共感ができて、学びになる良書だと思います。
本書を読むと文章に関する9つの事を学ぶ事ができます。
- 文章を書く上で普遍的で大切なコツが、重要な順に身につく
- 正確でわかりやすい文章が書ける
- 読み手の感情を動かす文章が書ける
- 読み手を不快にさせない文章が書ける
- 速く書ける
- 「何を書いたらいいかわからない」という悩みが解消される
- 文章に対する苦手意識がなくなる
- 文章によるミスコミュニケーション、誤解、気持ちのズレを防ぐ
- ポータブルスキル(どこでも使えるスキル)が身につく
▼ 興味を持ったら是非、実際に手にとってみてください ▼
本書には、効果的なテクニックが1位〜40位のランキングで紹介されています。
合計で40個の良い文章のルールが記載されているのです。
現在では「わかりやすい文章」はビジネスパーソンにとって非常に重要なスキルです。
一般的なビジネスパーソンが押さえておくべきは、
40個中で7つのルールのだけで十分です。
もっというと、最初の1位〜3位までのたった3つを意識できれば、
周りと比較してあなたは、最もわかやすい文章を書ける人になるでしょう。
それでは早速、本書から7つのルールを紹介していきます。
特に最初の3つは重要なのでしっかり読んでください。
ルール1:文章はシンプルに
シンプルに書くことは、実は高騰技術やで!
最も重要な点は「文章はシンプルに書く」です。
例えば、一流の武術家は”無駄のない動き”で格闘をしますよね。
一流の文章も無駄な言葉が極限まで削られているのです。
シンプルに書く時に気をつけたいテクニック3つ
- 余計な言葉はとにかく削って、簡潔にする
- 文書の長さの目安は、1文で「60文字」以内
- 1つのブロックに、1つのメッセージ
シンプルに書くことが重要な2つの理由
書き手の主張がはっきりする
シンプルに書くことが良いのは当たり前ですね。
具体的には2つの理由です。
- 主語(誰が)と術語(どうした)が近づくので、事実関係がはっきりする
- 書き手の「短い文章で正しく伝える」という意識が高まり「最も適した言葉」を選ぶようになる
文章は「何かを伝える」ことを目的にしています。
長い文章よりも、短い文章のほうが簡単に読めます。
簡単に伝えるためには文章を短くすることが最も重要なのです。
ルール2:伝わる文章は「型」がある
わかりやすい文章のマニュアルがある!
実はわかりやすい文章には「型」があります。
「型」をなぞっていけば、わかりやすい文章が書けるのです。
代表的な3つの「型」
- 「結論が先、説明があと」の「逆三角形型」が基本
- 説得力を高めたいなら「結論→理由→具体例→結論」の「PREP法」
- 論文は「序論→本論→結論」の「三段型」で書く(結論よりも過程が大事な場合)
ビジネスパーソンの場合、
「逆三角形型」「PREP法」の2つを覚えれば9割のメールはこなせますね。
結論から言うのは、慣れないうちは精神的に苦痛かもしれません。
しかし、思い切って結論から書く訓練をしましょう。
それが文章力アップの第一歩になります。
結論を先に出す5つのメリット
- 「この文章は何が言いたいのか」が最初に明らかになるため、的確に情報を伝えられる。
- 最後まで読まなくても概要がつかめるので、読み手の時間を取らない。
- 「一番大事な情報」を先に書けばいいので、文章の書き出しに悩まない。
- 文章を短くする場合「後ろ」から削れば言いので、結論を削らなくて済む。
- 重要な情報を最初に提供するため、読み手の関心が高くなる。
極端な話、最初の1行だけ読んで
「OK」と返事を貰えるメールが理想
ルール3:文章も「見た目」が大事
意識としては「ひらがなを多用」しましょう
プラズマコイも強く意識しているのですが、
文章は「見やすさ=読みやすさ」といえます。
つまり、画面での字面(文字を並べたときの印象)が重要です。
読みやすそうだ!と読者が感じることが大切なのです。
文章の「見た目」に関する3つのポイント
- 「余白」で読みやすい印象を与える
- ひらがなと漢字はバランス重視で
- 見た目を良くすると、文章のリズムも良くなる
特に注意したいのは「余白」です。
「漢字」よりも「ひらがな」のほうが余白が多く、見やすいですよね。
1つの目安として「漢字2、3割」「ひらがら7、8割」の文章が見やすいです。
また、段落の上下に1行ほど余白があると、情報の区切りがわかりやすいですね。
ルール4:文章は必ず「推敲」する
推敲とは、読み返して書き直すこと
良い文章は、必ず「推敲」がされています。
文章は一度書いた後の「推敲」によって質があがるのです。
「推敲」をする4つ目的
- 誤字、脱字をチェックしてなくす
- 文字を付け加えたり、削ったりして読みやすくする
- 情報に間違いがないかを確認する
- よりわかりやすい表現に差し替える
では「推敲」はどうやれば良いでしょうか?
本書では4つの方法が紹介されています。
「推敲」をするための方法4選
- 時間を置いて読み直す
- プリントアウトして読み直す
- 声にだして読み直す
- 他人に読んでもらう
仕事では、社内メールは誤字があっても許されますが、
お客さんに伝える文章に誤字があると問題です。
あなたの周りのメールマガジンや社内メールをみてみてください。
きっと「てにをは」が省略されている文章がたくさん見つかるでしょう。
ルール5:「わかりやすい言葉」を選ぶ
中学生でもわかる言葉を意識する
あなたは「難しい言葉、専門用語」を使ってないでしょうか?
確かに便利な言葉はたくさんあります。
しかし読み手の立場からすると、わからない漢字がひとつあるだけで、読み進めていた目が止まってしまうことがあります。
不特定多数に向けた文章を書く時は、難しい言葉を使わないことが「伝わりやすい文章」のポイントになります。
「わかりやすい言葉」を使う時のポイント
- 「難しい言葉」を「簡単な言葉」に置き換える
- 専門用語を使う時は、解説を加える
- 「簡単な言葉」を雑に扱わない
3つめの「簡単な言葉」を雑に扱わないの意味は
”意味があいまいな言葉はきちんと定義して使う”ということです。
たとえば「お金持ち」という言葉。
それが具体的に何円お金をもっているかという定義は一般的にはありません。
そのため、例えば「お金持ち=資産1億円以上」という定義を決めたうえで文章を書き進めていくことが大切です。
ルール6:比喩・たとえ話を積極的に使う
身近な例を出してイメージしやすくする
文章のなかで、どうしても伝わりやすい表現になってしまうことってありますよね。
そんな時は「たとえば◯◯のようなものです」という比喩を使うと「伝わりやすい文章」になります。
比喩の4つの効果
- 長々と説明を書かなくても、少ない文字数で伝わる
- 難解な内容、複雑な内容でも、伝わりやすくする
- 読み手がイメージしやすくする
説明が上手なひとは比喩やたとえ話が上手な人が多いですね。
たとえ話を使うと、文章にリズムも生まれて読み手を心地よくする効果もあります。
比喩の例
- すごく疲れているとき・・・今にも死にそうな状態です。
- 嬉しいとき・・・天にも昇る心地です。
- 落ち込んでいるとき・・・この世の終わりのような顔をしています。
ルール7:接続詞を「正しく」使う
文と文をつなげる言葉が「接続詞」
私たちは普段から無意識に接続詞をつかっています。
文章の意味を正しく伝えるためには、接続詞を正しく使うことが大切です。
接続詞の例
- たとえば「しかし」という接続詞があると、前の文とは逆の内容になりなす。
- たとえば「さらに」という接続詞があると、前の文に追加した内容になります。
例で出した2つの接続詞である「しかし」と「さらに」
この2つが逆になってしまったら意味が通じなくなってしまいます。
例文を出しますね。
- ◯ ポテトチップスはおいしい。しかし太りやすい食品なので食べすぎに注意である。
- ✕ ポテトチップスはおいしい。さらに太りやすい食品なので食べすぎに注意である。
接続詞は正しく使うことを意識しましょう。
【まとめ】文章は大切なコミュニケーション手段。文章力をあげよう!
SNSやメールなどで「伝わる文章」を書くことを意識しましょう
わかりやすい文章が書ける人は、それだけで好感度があがります。
特に、仕事やお世話になった人への文章は、今回の7つのルールをつかって丁寧な文章を使えると、相手に気持ちよく物事を伝えることができますね。
自分でも知らないうちにあなたの評判はあがっているかもしれません。
文章力が格段にあがる7つの文章術
- ルール1:文章はシンプルに
- ルール2:伝わる文章は「型」がある
- ルール3:文章も「見た目」が大事
- ルール4:文章は必ず「推敲」する
- ルール5:「わかりやすい言葉」を選ぶ
- ルール6:比喩・たとえ話を積極的に使う
- ルール7:接続詞を「正しく」使う
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