プラズマコイです(^^)
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今回は「死なばもろとも」 という本を読みました。
YouTuberのガーシー(東谷義和)さんの著書です。
YouTubeチャンネルが凍結されるなどお騒がせな著者ですが
2022年7月11日の参議院選挙で当選し国会議員となっています。
今日はガーシーさんの「死なばもろとも」という本を読みました📕
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析🎏 (@purazumakoi) July 31, 2022
令和が生んだダークヒーローは国会議員になりましたね💨
芸能人の実名がふんだんに公開されており波紋を呼びそうな内容ですhttps://t.co/myIRvt5eMd
国会議員ガーシーの出自を知ることができる本です。
本書ではガーシーの出自や体験エピソードを紹介されたいわゆる「自伝」です。
自伝ではありますが、芸能人のエピソードは実名で多くが表現されており、ここまで突っ込んだ表現がされることは珍しいですね。
さすがは幻冬舎といったところでしょう。
著者は暴露系YouTuberであり、非常に説得力を持つインフルエンサーであるため、
本書で好意的に書かれている芸能人は”株が上がりる人”になり、批判的に書かれている芸能人は”株が下がる人”になるでしょう。
本書は以下の内容で構成されています。
もくじ
序章 ジョーカー誕生
第1章 逃亡者
第2章 しゃべりだけで成り上がる
第3章 芸能界の表と裏
第4章 アテンダーという裏稼業
第5章 酒と女とカネと反社
第6章 死なばもろとも
第7章 社会の不満が生んだ怪物
日本の芸能界を通じたエピソードで「資本主義社会が生み出した闇」を洗い出しているのが本書になります。
ジョーカーのようなダークヒーローのガーシーですが、
芸能界の闇を暴露する中で、時代を変革するためのヒーローとして人気を集めている側面もあります。
本書でゴシップとして芸能界の裏側の話を楽しむも良し、今の社会で行きていくための処世術の参考にするも良しな見方ができる一冊です。
今回はビジネスや人生に活かせる3つの要素をピックアップして紹介していきます。
▼ 興味を持ったら是非、実際に手にとってみてください ▼
仕事で重要な「恩義」と「貸し借り」
「恩義」や「貸し借り」を重要視することが大切です。
本書でのガーシーさんの文調から「非常に義理人情を重んじる」ことが感じられます。
本書でも「裏切られた人は実名で批判」されており、逆に「裏切られていない人への批判は実名では書かれていない」という配慮があります。
そのことがわかる部分として「忖度(そんたく)」と「恩義」は違うという記載があります。
忖度と恩義の違い
- 忖度…真心がなく我慢と不満がベースにある、利害感情で行われるのが忖度
- 恩義…真心がベースにある状態。利害感情では行われないの
芸能界の修羅場のような場所は、利害感情だけで忖度する「その場だけいい顔をする人」はいつかしっぺ返しをされます。
逆に言うと、過去にお世話になった人には、その恩義を忘れず恩義を返すことが大切だと書かれています。
そして「恩義でつながる人間関係は強い」と書かれています。
人間はつい近視眼的になって目先の利益だけを追ってしまいます。
芸能界ほどではないですが、このような人としての胆力は人の魅力を上げる重要な要素でしょう。
本物の役者やアーティストは金で仕事を決めない
アーティストはギャラで仕事を選びません。
本書では「出る杭は打たれる」が「出過ぎた杭は打たれない」という部分を強く押しています。
芸能界はイメージ商売なので、例えばCMに出るような「CMクイーン」は社会風刺になるような作品には出演できなくなります。
ガーシーは、そのようなスタンスを取らない”ある有名な男性俳優”を「実名で手放しで褒めています」
その役者は「この作品には出たい」というアーティスト的なスタンスを重視しており、お金稼ぎにはあまり興味がないと言います。
本書ではギャラの額ではない視点で仕事を選ぶ人を「本物」と表現しています。
プラズマコイ的にはこういった「本物」志向のスタンスを取ればお金は後からついてくると思いますし、何より本人が自分らしく行きていくためには必要なスタンスだと思います。
勝負時は誘惑を断って一点集中
「勝負時」が来たときにチャンスをモノに出来るかが人生の分かれ道です
本書では売れている女性芸能人に「一番売れてたピークのときに次の5年、10年を見据えて努力すること」の重要性を指摘しています。
人間は一度成功の味をしってしまうと、プライドが芽生えてしまいます。
芸能界は、新陳代謝が激しく”賞味期限”が切れたあとは表舞台から去ることを余儀なくされます。
そうならないためには、一番売れているときに仕事をおもいっきり頑張ることが大切だということですね。
芸能界の場合は、売れているときに、体を鍛え、音楽やダンスを覚え、次のステップに移れるように努力することで芸も身につきますし、この人を応援しようと思う人が出てきて、いつまで経っても仕事がとぎれない好循環が続きます。
逆にそこまでしたくない場合はさっさと芸能界から引退するもの良いでしょう。
人生は一度だけです。
何かを成すためには「今が勝負だと思うときに誘惑を断ち集中してやる」ことです。
【まとめ】ゴシップとしても社会風刺本としても楽しめるガーシー本
今がどんな時代かを知ることができる1冊です
本書はガーシー初の「暴露本」として発売前から予約が殺到してた注目作で、
”アテンダー”であったガーシーが暴露する芸能界の闇の部分を知ることができる1冊です。
また、既存のメディア統制の行き届かないYouTuber出身の国会議員という部分も注目したいです。
今まで語られてこなかった国民の不満を垣間見ることもできる1冊です。
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