こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は株価チャートの鬼100則という本を要約します。
株価が今後あがるか、下がるかを予想する手法には「テクニカル分析」と言うものがあります。
チャートの形によって今後の株価の上下を予想するんです。
この記事では、本書で紹介されている実際のチャート・ロウソク足などの単純な特徴ではなく
そのチャートが形成される「裏の理由」を把握するための情報を抜粋して要約していきます。
- チャートを見る時は「裏を読むためにある」
- 本書に紹介されている「裏を読むためのポイント5選」
▼ 興味を持ったら是非、実際に手にとってみてください ▼
【前提】チャートは学ぶのではなく心理の「裏を読むため」にある
チャートから投資家の心理状態を読む
チャートはルール通りにやるのではなく、裏を読むことが必要です。
チャートは都合よく操作されるものです。
機関投資家は市場のうねりを演出し「だまし」のテクニックを使って「チャートを作る」作業を行っています。
これは株価操作にあたるもので、違法なのですが、それを正確に指摘することは難しいのです。
そのため、チャートを使ったテクニカル分析は、
単なる機械的なルールを学ぶのではなく、そこから人間の「裏の心理」を読む事が必要なのです。
本書はそういった「チャート分析の本質」を学ぶ事ができる一冊になっています。
好材料は「事前に漏れている」だから翌日が当面の高値になる
好決算の翌日が当面の高値になる場合が多い
好材料がIRに出たときは、翌日に株価が上昇します。そして翌日には下がる場合があります。
理由は、材料が出たときが最高の売りどきだからです。
材料は出たら皆が知っているので直ぐに株価に織り込まれるからです。
そして好材料の情報が出る前は、出来高やチャートが徐々にあがってきている場合が多いです。
そうです!好材料や好決算は、事前に漏れているものです。
本来、企業の内部情報を漏らしたりする事は違法です。
これは「インサイダー取引」と言われます。
しかし、それを正確に把握するのは難しいです。
単純に決算前は業績に期待して買ったと言えばいいですからね。
しかし好材料は事前に漏れていると思ってほうがいいでしょう。
そのため、好材料がでたら一旦その翌日が高値になり「押し目」が形成されるのです、
急騰の後には必ず「利益確定」があるので押し目を作る
急騰後はデイトレーダーたちのサバイバルが始まる
投資家は好決算が出でた翌日などは、その銘柄に買いが集中し、
株価が急騰することがあります。
するとさらに他の投資家がイナゴのように群がり「イナゴタワー」が出来上がるものです。
そのように皆が群がったときはそこが高値である場合が多いのので「急騰をしたら相場はおおむね終わり」です。
そのため急騰をしたら、特に兼業投資家は「買い」はしないほうが無難ということです。
動きを熟知する「得意銘柄のチャート」で勝負する
チャートは銘柄ごとに動きの特徴がある
みなさんは銘柄にはそれぞれ「動きの特徴がある」ということを知っているでしょうか?
わかりやすい例では「仕手株」と言われるものです。
この株の動きを操作して利益をあげよう
投資機関が何らかの理由で「これを仕手株にしよう」と思ったら、
それは仕手株特有の動きをするようになります。
その他でも、
- 決算前にあがる銘柄
- 好決算直後にあがって、その翌日から一気に下落する銘柄
などなど、銘柄によって動きの特徴があります。
そのため、自分が動きの特徴を掴んでいる銘柄で勝負することが大切です。
このように、銘柄の癖を掴んでおけば「こうなったらこうなるはず」という経験則がチャートの予想が出来て。
そのため動きをしている銘柄で
- 今日は押したから買い
- 明日上げたから売る
このような繰り返しで利益を積み重ねるのも1つの手となります。
株価はかならず行き過ぎる「リターンリバーサル」を狙う
株価が行き過ぎた時をモノにする
「株価は上にも下にも行き過ぎる」
この事実を覚えておきたいです。
たとえば業績が悪い銘柄は「その企業価値よりも株価が下がってしまう」場合があります。
業績が悪い銘柄は以下のような「需給の悪さ」が株価に影響するのです
- 株価が企業価値以上に下がったので「信用買い」が多くなる
- 「信用買い」があるため株価が上がったタイミングで売られる
- すると株価の上値が重くなる。
そのため企業価値が残っていいない株の場合は
「信用買い」が減ってきた下げすぎのタイミングで買い向かうと良いのです。
大企業の下げは「地道に追跡」して安値で儲ける
安定経営の企業は下がったタイミングで買う
「安定企業は暴落時に買えばOK」
例えばコロナショックのときは、米国や日本など株式市場は全体が下がりました。
「特に優良企業が全体相場につられて下落するときは美味しい」のです。
決算が悪くない業績好調な企業であれば、
様々な材料により株価が下がっても、相場が安定すればやがて戻ってきます。
つまり好業績でも株価が下がったときはは買い場と言えるのです。
【まとめ】チャートの動きの裏に投資家の心理を想像する
株価のうねりは「投資家の心理やアルゴリズムのルール」によって作られている
株価というのは投資家の心理やアルゴリズムのルールによって構成されています。
チャートの基本的ルールは押さえつつ。
トレードで勝率を上げるには、その裏を読むために使えるようになることが大切ですね。
チャートの裏を読むための前提1つ、ポイント5選
- 【前提】チャートは学ぶのではなく心理の「裏を読むため」にある
- 好材料は「事前に漏れている」だから翌日が当面の高値になる
- 急騰の後には必ず「利益確定」があるので押し目を作る
- 動きを熟知する「得意銘柄のチャート」で勝負する
- 株価はかならず行き過ぎる「リターンリバーサル」を狙う
- 大企業の下げは「地道に追跡」して安値で儲ける
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