株式投資歴7年のプラズマコイです(^^)
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今回は2023年の投資戦略を考えていきたいと思います。
プラズマコイは「日本株の高配当株」を中心に「米国株インデックス投資」も次のコアとして投資をしています。
2023年も基本戦略は一緒です。
2022年も、2023年も投資戦略の変更はしませんが、
2022年の振り返りをしつつ、2023年にねらっていきたい銘柄やセクターを発表します。
具体的な銘柄名も出していきます。
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- 2022年の世界・米国・日本の株価推移
- 2023年の世界・米国・日本の株価展望
- プラズマコイの2022年の投資成績、2023年の投資展望
2022年の世界・米国・日本の株価推移、その理由
2022年の株価推移を振り返りましょう
23/1/20時点の1年間、3年間の各指数の推移を見てみましょう。
2022年の1年間(短期)、直近3年間(中期)として過去の振り返りとして参考にします。
指数 | 1年推移 | 3年推移 |
---|---|---|
22/1/20〜23/1/20 | 20/1/20〜23/1/20 | |
【日本】日経平均株価 | -3.52% | +11.59% |
【日本】TOPIX | -0.02% | +11.35% |
【米国】NYダウ | -2.6% | +14.46% |
【米国】S&P500 | -9.67% | +19.46% |
【米国】ナスダック総合 | -19.09% | +18.48% |
各株価指数のポイント
- 日経平均(日本の主要225銘柄)
2022年の1年は-3.52%とNYダウと同程度。世界的に見て割安水準の日本企業は強かったと言える。 - TOPIX(日本の上場企業全体)
2022年の1年は-0.02%と横ばい。他の指数に比べると強い。 - NYダウ(米国の歴史ある主要30銘柄)
2022年の1年は-2.6%下落だが、S&P500やナスダック総合といった他の米国株よりは強い。 - S&P500(米国の主要500銘柄)
2022年の1年は-9.67%下落。下落率としては大きい。 - ナスダック総合(米国のハイテク株が中心)
2022年の1年は-19.09%下落。下落率としては非常に大きい
世界的に株価が下落している原因は「金融緩和 → 物価上昇 → 利上げ」
株式市場は「2020年のツケを払った」一年でした。
2022年は「2020年のコロナショック移行に行われた大規模金融緩和のツケを払った年」と言えますね。
コロナをきっかけに世界的に不況が起こり、世界中で金融緩和(補助金などお金のバラマキ)が行われました。
そして物価があがり、米国を中心に政策金利が上昇しています。
詳細は割愛しますが「金利と株価はシーソーの関係」です。
基本的には金利があがると株価が下がります。
そのため、2022年は世界経済全体として株価が下がった1年だったと言えますね。
日本も2023年は「金融緩和 →物価上昇 → 利上げ」が注目!
日本株も今後は下落するかも?
日本も物価高が話題になっていますね。
2022年12月の消費者物価指数は41年ぶりに前年比4%アップを記録しました。
政府の物価上昇率は2%が目標です。4%は約2倍!
日本も物価があがりすぎて困っているのが現状です。
プラズマコイも電気・ガス代があがっていて物価上昇を感じてます・・・
そのため「物価上昇ストップ」に向けた政策が必要になります。
そのため、日本も利上げをするのではないか?と思う機関投資家は多く、
日本の経済状況も、金融緩和から引き締めに移ることが予想されます。
ここ10年は好調だった日本株ですが、
「新時代の到来」で株価下落の懸念があるということですね。
日経平均株価も2021年9月に3万円をつけてから、株価は下落圧力が続いています。
2022年だけで見ると概ね横ばいでした。
【まとめ】2022年の世界・米国・日本の株価推移、その理由
- 2022年は”利上げ”によりハイテク株を中心に株価は下落
- 2022年の日本株・米国株の「バリュー株は比較的強かった」
- 2022年の日本株は横ばい、2021年から下落傾向が続く。
2023年の世界・米国・日本の株価展望
2023年の展望を予想します。
未来のことは誰にもわかりませんが「当たらない前提」として2023年の株価展望を考えていきます。
未来を予想するときは、少しでも自信を持てるよう「過去の統計や数字を使っていきます」
世界・米国・日本のPERから割安度をチェック
過去のPERを見て割安度をチェックしましょう。
2023年の展望を考えるため、まずは各国のPERを見ていきます。
PERは数字が低いほど「割安」な状態を示しています。
プラズマコイは基本的にPERがいつもより低い「割安なものに投資をするスタンス」です。
以下で、全世界・日本・米国株のPERの推移を確認します。
※ちなみに、全世界といっても5〜6割は米国なので、全世界も米国に引っ張られる形になります。
過去の推移からみると、概ね以下のPERが割安水準の目安になります。
PERの推移から割安度を考える
- 全世界…PER12倍〜15倍なら割安感
- 日本…PER12倍以下なら割安感
- 米国…直近10年ではPER15倍〜17倍あたりに割安感
2022年12月時点では「全世界と米国は割安感がでてきており、日本株も割安感は高まっている」と言えそうですね。
毎月積み立ている「S&P500」のPERはいま割安なの?
世界で1位、2位を争う人気指標の「S&P500」の割安度を見ましょう
先程の表から23/1/20時点の「米国全体のPERは17倍」でした。
その中で「S&P500のPERは20倍程度」です。
ピンク色でラインを引いた水準なので、過去推移でみると概ね節目ラインと読めます。
つまり、ようやく米国株の過熱感がおさまってきたと考えられます。
2023年もS&P500は下落するかもしれませんが、
1990年以降のPER推移でみると下落余地はあまり残されていません。
米国が世界経済の中心である以上、今はどこかのタイミングで“上昇トレンドになりたがっている”状況だと思います。
特にS&P500は「毎月の積立投資」がおすすめされている投資商品です。
下落余地が少ないいま、2023年も積立は継続でよさそうです。
【全世界・米国展望】2023年の米国は「利上げ完了」で「利下げも意識」
株価は「いつ上がるか?」を伺う展開ですね。
米国の2023年の利上げ観測ですが「上限は4.5%〜4.75%とほぼ決まっている状況」です。
米国経済は2022年の11月から物価下落の兆候がみられ、
今後は株価も持ち直してくることが期待されています。
株式相場は、未来の不透明感を恐れます。
逆にいうと利上げ上限が見えてきたので「今後は米国株は上昇をうかがうフェーズ」に移ることが予想されます。
米国株は2023年、2024年のどこかで上昇相場に転じる可能性が高いと思っています。
【日本株 展望】金利上昇が意識されるが、割安水準でもある
金利上昇は下げ要因ですが、下値も限定的です。
日本株の2023年は「金利上昇が意識されつつ、PERは割安水準」なので、下値を限定しつつ、上昇しづらい相場になることが予想されます。
日銀の総裁が変わって、金利上昇圧力が高まれば、株価の下落圧力がたかまるかもしれませんね。
日本には「米国のハイテク産業やヘルスケアといった、強い産業がない」ので、日経平均がいきなり右肩あがりになるとは予想しづらいですね。
プラズマコイの2022年の投資成績
2022年は高配当株が概ね好調でした♪
2022年のプラズマコイの投資成績を振り返っていきます。
2022年は、全体的に株式市場は逆風の年でしたが結果としてはプラスで終われた年でした。
※プラズマコイはカビュウという投資アプリに証券口座を連携して記録しています。
合計損益(含み益・含み損、売却益・売却損の合計)
合計損益は約115万円でした。
主に割安な高配当株を買っていたので「保有銘柄や、新規購入の多くは株価があがったりました」
以下、評価損益・確定損益の内訳です。
評価損益(含み益・含み損の合計)
評価損益(含み益)が約80万円上昇しました。
高配当株は配当金目当てで売らないことが多いので含み益が増えました。
確定損益(売却益・売却損・配当金の合計)
確定利益は約35万円上昇しました(このうち配当金分は13万)
いわゆるトレードは、年間20万円プラスでしたね。
配当金の15万円が含まれていない気がしますので、
もしかしたら確定利益は合計だと50万円くらいになっているかもです。
プラズマコイの2023年の投資戦略、注目セクター・銘柄
有望銘柄が割安になってきたときに買い増しをしていきたいです
2023年のプラズマコイの投資戦略は「日本の高配当株」「米国のインデックス投資」がメインで変わらずですが、細かい部分では今年は以下のスタンスで行こうとおもっています。
米国株
- 個別株は通信株など、盤石な高配当株を中心に買っていく
- ETFでSPYD、HDV、BLV、VIGを買い増し予定
- 投資信託は「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」に毎月積み立てを継続
【日本株】注目テーマ:地銀
- 金利上昇時に強いセクターとして注目。
- 配当利回り4%以上の株を中心に、連続非減配、自己資本比率が高い株を買う
↓具体的な特に注目する銘柄 - 8542 トマト銀行
- 7189 西日本フィナンシャルホールディングス
- 8560 宮崎太陽銀行
- 8345 岩手銀行
- 7380 十六フィナンシャルグループ
- 8381 山陰合同銀行
- 8359 八十二銀行
【日本株】注目テーマ:不動産
- 金利上昇時に株価がさがる傾向。連続増配銘柄も多く、下がった所を買いたい。
↓具体的な特に注目する銘柄 - 3291 飯田グループホールディングス
- 8877 エスリード
- 1928 積水ハウス
- 3244 サムティ
- 3003 ヒューリック
- 3231 野村不動産ホールディングス
- 1766 東建コーポレーション
- 3289 東急不動産ホールディングス
- 4809 パラカ
日本株では他にも「建設業や製造業」などで、割安感がでている銘柄もあるのでそのあたりも拾っていきたいと思ってます。
【まとめ】2023年も高配当株を中心に投資をしていきます
負けづらい投資法を継続していきます。
世界経済をみつつ、プラズマコイの投資法である「高配当株投資」「米国インデックス投資」に役立てて、これからも投資を続けていきます♪
この記事のまとめ
- 2022年の世界・米国・日本の株価推移
→金利上昇で全体的に下落
→バリュー株は比較的強い株価で推移 - 2023年の世界・米国・日本の株価展望
→金利下落が意識される米国は下落余地が限定的。上昇をうかがう年
→日本株は金利上昇が意識されて、株価下落 - プラズマコイの2022年の投資成績、2023年の投資展望
→投資成績:評価損益で合計100万円以上のプラス
→投資展望:今後も損をしづらい割安な高配当株を中心に保有
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