株式投資・金融知識

NSW(9739)はシステム開発会社【10年連続増収・増益】

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「NSW(旧 日本システムウエア)」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。

NSWは「システム開発会社」です。
各業種で使われるシステム開発、Webサイト・EC構築パッケージ、IoT/M2M関連システムなど、幅広いシステム開発を行っています。

自動車産業向けなど、組み込み系の制御システムも手掛けています。
サーバ・インフラシステムの構築も行っていますね。

プラズマコイ

増配余力が高く業績は堅調です。

人気テーマである「DXトレンド」を背景に、好調な業績が続いています。
10年連続の増収・増益企業です。

いま、この会社の株を買うべきでしょうか?見ていきましょう。

「NSW」はシステム構築会社

出典:決算説明資料
出典:マネックス証券

NSWのセグメントはおもに4つ

  • エンタープライズソリューション
    業務系システム(製造業、流通業、金融・保険業、官公庁向け)、機器販売
  • サービスソリューション
    ITサービス(サーバ・ネットワーク構築)、IoT&AIサービス
  • エンベデッドソリューション
    組込みシステム開発(自動車)、エッジデバイスソリューション
  • デバイスソリューション
    LSI・FPGA開発

※2023年よりセグメントを変更

幅広い分野のシステム開発をしていますです。

「NSW」の事業利益はおもに「システム開発」で生み出されています。
各種産業向けに、基幹システム、WEBシステム、組み込み系、デバイス開発など幅広いシステムを開発しています。

他にはデバイス開発も行っています。近年はIoTも活発になっており、ソフト・ハードの両面で事業を行っていますね。

「NSW」はシステム開発会社。
各業務向けにシステムを開発している。

システム開発・運用・保守までトータルでサポートを行っている。
事業領域は広く、様々なシステムを提供しているのが特徴。

業績は10年連続で増収・増益。
配当金も安定推移で、増配傾向。

時価総額は22/8/24時点で「340億円」ということで小型株ですね。
PERは9.9倍と一般的には割安水準です。

今回は「NSW」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。
※各種指標の表はIRBANKより引用しています。

「NSW」のPER推移を見る


PERは過去比較だと割安水準ですね。

この株の「割安度」の判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ「今は割安かも?」と検討します。

「NSW」のPERは9.9倍(22/8/24時点)。
過去の推移を見ると割安水準ですね。

過去のPERでは概ね10倍を超えており、9倍台は割安感を感じます。
業績は好調ですが、株価はあまり上がっていないようですね。

「NSW」の配当利回りを見る

配当利回りは上昇中です。

「NSW」の配当利回りは8/23時点で2.19%です。
配当利回りは年々上昇していますが、まだ高配当株とは言いづらい水準ですね。

今後、配当性向があがってこれば配当利回りも一気にあがってきそうです。

「NSW」の売上(上昇トレンドであるか?)

売上は増加傾向です。

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「NSW」の売上は上昇傾向です。
毎年過去最高を更新しています。

業績は右肩あがりで好調を継続しています。

「NSW」の営業利益率(10%以上が理想)

営業利益率は高い傾向です。

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

営業利益は4%〜7%を一般水準の目安としています。
「NSW」の営業利益率は11%を超えています。

2023年の営業利益率は、2022年にあった「補助金申請システム」の特需がなくなったことにより減少しています。

しかしIT産業らしく、営業利益率は10%を超えており高利益率の企業ですね。

「NSW」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは増加傾向です。

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円以上」が一つの目安です。

「NSW」のEPSは年々上昇しています。

2023年のEPSは減少予想ですが、毎年EPSも上昇傾向です。
過去最高を更新中です。

「NSW」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率は上昇傾向です。

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「NSW」の自己資本比率は70%ほどです。
自己資本比率は高いですね。有利子負債もありません。

財務的な問題はないでしょう。

「NSW」の配当金

配当は安定配当です。

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「NSW」の配当金は安定配当です。

連続非減配にはこだわっておらず、配当は業績が悪化すると前期をあっさり割ってくるのが特徴です。
減配耐性はあまりなく、業績連動の配当であることが分かります。

2023年の配当金も1株50円の配当維持を予想されています。

「NSW」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)

配当性向は20%目安です。

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「NSW」の配当性向は20%が目安です。
配当性向は低いですね。

財務状況が良好な企業で、利益水準もあがってきているため、今後は配当性向の上昇も期待できます。

「NSW」の営業活動によるキャッシュフロー

営業CFは上昇傾向です。

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金はいくらか?」の数字です。

毎年プラスが理想です。

「NSW」の営業CFは上昇傾向です。
近年は40億円近い営業CFに行く年もあり、商売で現金を稼ぐ力が上昇しています。

営業CFの推移から業績は好調であることが分かります。

「NSW」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)

現金は上昇傾向です。

現金は業績悪化に対する備えや、事業活動の原資になります。
基本的に“現金など”は多い方が良いです。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので事業投資に使うことも重要です。

「NSW」の現金は151億円ほどです。
総資産は368億円で現金比率は41%ほど。現金比率はかなり高めです。

特に近年は、利益がほぼそのまま現金として積み上がっており、現金保有額が大きく上昇しています。

システム開発会社なので、設備投資など大規模な投資を行う必要がなく現金が残りやすい企業と言えるでしょう。

「NSW」の当期純利益は上昇中か?

当期純利益は安定上昇です。

「NSW」の当期純利益は安定上昇です
毎年過去最高を更新しており好調さが伺える推移ですね。

利益は毎年増えており、業績としては問題ないでしょう。

近年の当期純利益は毎年のように二桁成長を遂げており素晴らしいですね。

【まとめ】「NSW」は10年連続で増収・増益の成長企業

安定配当が魅力の企業です。

NSWの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り2.1%
売上高増加傾向
営業利益率10%以上
EPS(1株利益)最高更新
自己資本比率70%
1株配当安定配当
配当性向20%
営業キャッシュフロー増加傾向
現金など上昇傾向
当期純利益過去最高
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては「安定成長・好財務の企業」です。

特筆すべきは10年連続で増収・増益を達成している成長性ですね。
DX需要を背景に安定して業績を伸ばせています。

配当も概ね安定していますね。

【チャートは?割安?】「NSW」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】株価はここ5年は横ばいです

調査時点(22/8/24)では株価は2,284円。

業績は好調で、過去最高を達成していますが、株価は横ばいですね。
安定成長を続けている企業なので、今の株価・配当利回りでは買いづらいですが、今後の期待で買っても良いでしょう。

しかし今は過去のチャートと比較すると、いまは買い場というほどの割安感はないですね。

※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。

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