株式投資・金融知識

丸八ホールディングス(3504)は寝具メーカー【固定配当のバリュー株】

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「丸八ホールディングス」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。

丸八ホールディングスは「寝具メーカー」です。
グループ15社で、寝具・リビング用品の製造販売と、不動産賃貸を行っています。

法人向けには「ホテル・旅館など」各施設へ寝具・インテリアの販売も行っています。

プラズマコイ

配当は安定しており、高配当株として魅力です。

丸八ホールディングスは「かぶ1000さん」の著書で「ネットネット株(資産バリュー株)」として紹介されているバリュー株ですね。

高配当なこともあり、長期投資銘柄として検討したいです。

【要約】「かぶ1000著」貯金40万円が株式投資で4億円 元手を1000倍に増やしたボクの投資術 こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^) 今回は専業投資家として有名な人気投資家「かぶ1000」さんの著書...

いま、この会社の株を買うべきでしょうか?見ていきましょう。

「丸八ホールディングス」は寝具の製造販売・リース企業

出典:公式サイト
不動産賃貸も利益には一定の貢献がある。 出典:マネックス証券

丸八ホールディングスのセグメントは2つ

  • 寝具、リビング用品
    寝具のダイレクトセールス・店頭販売、ホテル・旅館などへ販売・リース
  • 不動産賃貸
    所有物件の不動産賃貸

ふとんを「顧客に直接販売」しているのが特徴です

「丸八ホールディングス」の事業利益はおもに「寝具、リビング用品」で生み出されています。
その中でもメインは「ふとんのダイレクトセールス」です。

売上の58%はふとんのダイレクトセールスから生まれています。
ふとんは一度買ったら「10年以上使うことも珍しくありません」実際に使ってみて決めたい商品です。

このような顧客需要を背景に、高品質な布団を納得して買ってもらうことにより売上を立てるビジネスモデルです。
メイン顧客は健康意識の高い中高年で、高齢化社会にも強い企業だということが伺えます。

「丸八ホールディングス」はふとんを中心とした寝具・リビング用品メーカー
個人向け、法人向けに販売・リース事業を展開している。

不動産賃貸業も行っており、利益貢献をしている。

配当金は固定配当で、高配当株としても魅力。

時価総額は22/8/19時点で「125億円」ということで小型株ですね。
PERは10.6倍と一般的には割安水準です。

今回は「丸八ホールディングス」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。
※各種指標の表はIRBANKより引用しています。

「丸八ホールディングス」のPER推移を見る


PERは過去比較だと割安水準ですね。

この株の「割安度」の判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ「今は割安かも?」と検討します。

「丸八ホールディングス」のPERは10.6倍(22/8/19時点)。
過去の推移を見ると割安水準ですね。

過去のPER範囲は約8倍〜24倍です。
2019年〜2021年は業績が悪化していた時です。
2022年は為替差益でPERが下がっていますね。

PERでは割安感が判断しづらい銘柄です。

「丸八ホールディングス」の配当利回りを見る

配当利回りは常に高い企業です。

「丸八ホールディングス」の配当利回りは8/19時点で3.97%です。
配当利回りは4%近くをつけている高配当株です。

そのためか、個人投資家に人気が高い企業です。

バリュー株で高配当株ということで、長期保有で検討するなら魅力的です。

「丸八ホールディングス」の売上(上昇トレンドであるか?)

売上は減少傾向です。

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「丸八ホールディングス」の売上は減少傾向です。
パッと見で「ちょっとヤバいんじゃないの・・・?」という推移ですが、そろそろ下げ止まり傾向が見えます。

足元の推移ではネガティブ推移をしていると言えますが、
営業利益率を見ると少し景色が変わってきます

「丸八ホールディングス」の営業利益率(10%以上が理想)

営業利益率は上昇傾向。

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、営業利益は4%〜7%を目安としています。
「丸八ホールディングス」の営業利益率は10%を超えています。

売上は減少気味ですが、利益を重視する経営方針であることが伺えます。
そのため営業利益率は2021年、2022年と10%前後に上昇しており、効率的に稼ぐ力が高まっていることがわかります。

売上の減少が下げ止まれば「安定配当銘柄として魅力的になりそう」です。

「丸八ホールディングス」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは復活傾向です

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円以上」が一つの目安です。

「丸八ホールディングス」のEPSは近年は復活している傾向です。

2019年〜2021年はEPSが下がっており暗黒の時代でしたが、
2022年は「助成金・為替差益」の影響もあり100円に乗せています。

2023年のEPS予想は71円と、このぐらいが平常水準といえるでしょう。

「丸八ホールディングス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率は高いです。

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「丸八ホールディングス」の自己資本比率は77%ほどです。
自己資本比率は高く、財務的に心配はないですね。

有利子負債比率が2022年は19%程度で、年々増加しているのが少し気がかりですが、
現段階で問題視するほどでもないでしょう。

「丸八ホールディングス」の配当金

配当は30円固定です。

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「丸八ホールディングス」の配当金は近年は固定配当です。
業績が悪化しても減配しておらず、基本は1株30円を続ける方針のようです。

そのため、減配リスクはかなり低い企業と言えるでしょう。

2023年の配当も1株30円と配当維持の予想です。

「丸八ホールディングス」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)

配当性向は安定しません。

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「丸八ホールディングス」の配当性向は安定しませんね。
1株30円の固定配当が意識されており、配当性向があがってしまう年もあります。

しかしながら、後述しますがキャッシュリッチ企業であるため、一時的に配当性向が上がっても問題ない企業と言えるでしょう。

そうなると安定配当株としての魅力度が増しますね。

「丸八ホールディングス」の営業活動によるキャッシュフロー

営業CFは安定しています。

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金はいくらか?」の数字です。

毎年プラスが理想です。

「丸八ホールディングス」の営業CFは安定プラスです。
特に2020年〜2022年の直近3年間は安定して25億円以上を稼ぎ出していますね。

ビジネスで現金を安定して稼ぎ出せる企業だと言うことがわかります。

売上が落ちていても、営業CFが安定していれば問題なく、売上減少も許容できると考えてよいでしょう。

「丸八ホールディングス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)

現金は上昇傾向です。

現金は業績悪化に対する備えや、事業活動の原資になります。
基本的に“現金など”は多い方が良いです。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので事業投資に使うことも重要です。

「丸八ホールディングス」の現金は180億円ほどです。

1つ注意点なのは、2022年は現金を定期預金に移管している点です。
定期預金なども含めた2022年の期末時点の「現金・預金の合計は329億円」になっています。

総資産は614億円なので、現金・預金比率は53%とかなりのキャッシュリッチ企業と言えます。
また、22/8/19時点での時価総額は125億円と、現金・預金の額だけで時価総額を大きく超えています

この点を評価して資産バリュー株と言えます。

企業価値を考えると時価総額は300億円以上にいってもおかしくないことになりますね。
※株価はそこまで単純には動きませんが。

「丸八ホールディングス」の当期純利益は上昇中か?

当期純利益は安定推移をしています。

「丸八ホールディングス」の当期純利益は長期では安定感があります。
2019年〜2021年は業績が悪化していますがそれでも当期純利益はプラスで着地。

2022年は特別利益などで上振れしており、
2023年は平常時の利益水準に戻ってくる予想というシナリオです。

【まとめ】「丸八ホールディングス」は高配当で安定業績のバリュー株

固定配当で安定した配当金が期待できます。

丸八ホールディングスの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り3.9%
売上高減少傾向
営業利益率10%以上
EPS(1株利益)回復傾向
自己資本比率77%前後
1株配当固定配当
配当性向安定しないが問題なし
営業キャッシュフロー安定プラス
現金など上昇傾向
当期純利益回復
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては「魅力的な高配当株」です。

バリュー株で、業績が堅調なあいだは「株価の下落余地もあまりない」ので暴落時も安心です。

その一方、減配や赤字になったときは、損切りした方が良いでしょう。
もちろん決算書を見て判断ですが、その時は回復まで時間がかかりそうです。

【チャートは?割安?】「丸八ホールディングス」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【買い】750円付近はサポートライン

調査時点(22/8/19)では株価は756円。

PER、PBR的にも割高感はなく、配当利回りも4%近くと魅力です。
チャート的にも750円でサポートされそうです。

暴落してもコロナショックの600円〜670円あたりが目安なので、ここまで下がったら買い増し検討で良いでしょう。

名証に上場していることもあり大きな株価上昇は期待しづらいので、その点は留意して買うべき銘柄でしょう。

※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。

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