プラズマコイです(^^)
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今回は「フジ・コーポレーション」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
フジ・コーポレーションは自動車用の「タイヤ・ホイール専門チェーン」です。
全国47店舗を中心に、「店舗販売」「通信販売」「業者販売」の3つの販売経路で事業を展開しています。
「タイヤ&ホイール館フジ」でおなじみですね。
タイヤ・ホイール・用品の販売及びプライベートブランドも展開しています。
国内メーカーのほか、海外メーカーのタイヤも輸入販売しています。
フジ・コーポレーション(7605)はタイヤ・ホイール店をチェーンを展開🏢
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析🎏 (@purazumakoi) August 25, 2022
自動車用タイヤ・ホイール販売を中心に全国47店舗を展開しています🛞
売上、利益は右肩あがりの成長企業です📈
■株価指標(8/25時点)
PER 8.4倍
PBR 1.13倍
配当利回り1.61%
配当利回りは低めですが、業績が右肩あがりの点に注目です
業績は自動車業界の動向に大きく左右されますが、
クルマは物流業界に必須の産業インフラであり、地方など多くの土地での生活インフラにもなっているので需要は十分ですね。
いま、この会社の株を買うべきでしょうか?見ていきましょう。
- 「フジ・コーポレーション」はタイヤ・ホイール販売店を運営
- 「フジ・コーポレーション」のPER推移を見る
- 「フジ・コーポレーション」の配当利回りを見る
- 「フジ・コーポレーション」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「フジ・コーポレーション」の営業利益率(10%以上が理想)
- 「フジ・コーポレーション」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「フジ・コーポレーション」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「フジ・コーポレーション」の配当金
- 「フジ・コーポレーション」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)
- 「フジ・コーポレーション」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「フジ・コーポレーション」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「フジ・コーポレーション」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「フジ・コーポレーション」は10年連続で増収・増益の非減配企業
- 【チャートは?割安?】「フジ・コーポレーション」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「フジ・コーポレーション」はタイヤ・ホイール販売店を運営

フジ・コーポレーションのセグメントはおもに3つ
- タイヤ・ホイール
タイヤ・ホイールチェーン店 - 作業料
タイヤ・ホイールの取り付け工賃など - 用品
その他、カー用品
タイヤ・ホイールの激安チェーン店を展開しています。
「フジ・コーポレーション」の事業利益はおもに「タイヤ・ホイール事業」で生み出されています。
ネットの口コミを視ると、安さが最大の魅力のようですね。
タイヤの販売店は成熟産業ですが、限られたマーケットでシェアを獲得できていることが伺えます。
近年はワイン販売の別事業も展開しています。
時価総額は22/8/25時点で「247億円」ということで小型株ですね。
PERは8.4倍と一般的には割安水準です。
今回は「フジ・コーポレーション」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※各種指標の表はIRBANKより引用しています。
「フジ・コーポレーション」のPER推移を見る

PERは過去比較だと標準の水準ですね。
「フジ・コーポレーション」のPERは8.4倍(22/8/25時点)。
過去の推移を見ると標準水準ですね。
2019年以降の推移では8倍台なので今はちょうど平均並みと言ったでしょうか。
決算がよければPER15倍までくらいは上がれるかなってところです。
「フジ・コーポレーション」の配当利回りを見る

配当利回りは上昇中です。
「フジ・コーポレーション」の配当利回りは8/24時点で1.62%です。
配当利回りはそこまで高くないですね。
今後、配当性向があがれば配当利回りも、もう少しあがってきそうです。
「フジ・コーポレーション」の売上(上昇トレンドであるか?)

売上は増加傾向です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「フジ・コーポレーション」の売上は上昇傾向です。
毎年のように過去最高を更新しています。
売上は続伸しており好調に推移しています。
「フジ・コーポレーション」の営業利益率(10%以上が理想)

営業利益率は高いですね。
営業利益は4%〜7%を一般水準の目安としています。
「フジ・コーポレーション」の営業利益率は10%程度です。
営業利益率は高いですね。
2019年から大きく上昇しており10%程度と高い営業利益率になっています。
他のタイヤ小売りチェーンと比較しても高めの水準です。
「フジ・コーポレーション」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは増加傾向です。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円以上」が一つの目安です。
「フジ・コーポレーション」のEPSは年々上昇しています。
2022年のEPSも過去最高を更新する予想です。
毎年EPSも上昇傾向です。
利益は上昇傾向ですね。
「フジ・コーポレーション」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率は上昇傾向です。
「フジ・コーポレーション」の自己資本比率は70%ほどです。
有利子負債は2021年に完済しておりありません。
自己資本比率は年々上昇しており、水準も高いですね。
財務的な問題はないでしょう。
「フジ・コーポレーション」の配当金

配当は安定配当です。
「フジ・コーポレーション」の配当金は安定配当です。
20年以上連続で非減配の実績を誇る企業です。
配当は基本的には維持か増配で、減配をしていません。
増収増益を続けている企業で配当原資も十分確保できる企業ですね。
2023年の配当金は1株20円の減配予想ですが、おそらく配当は維持されるでしょう。
「フジ・コーポレーション」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)

配当性向は20%目安です。
「フジ・コーポレーション」の配当性向は20%が目安です。
配当性向は概ね15%〜20%で低いですね。
配当性向は高くなく、減配リスクが少ない企業です。
配当性向をあげてこれば配当利回りの上昇も期待できます。
「フジ・コーポレーション」の営業活動によるキャッシュフロー

営業CFは上昇傾向です。
「フジ・コーポレーション」の営業CFは上昇傾向です。
特に2016年以降は20億円〜50億円の高い数字を残す年が目立ちます。
営業CFは増加傾向で、現金を稼ぐ力が伸びていることが分かります。
「フジ・コーポレーション」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)

現金は上昇傾向です。
「フジ・コーポレーション」の現金は23億円ほどです。
総資産は293億円で現金比率は7%ほど。現金比率は低めです。
しかし今は業績が絶好調で、2021年は有利子負債を30億円ほど一気に返済してゼロにしました。
今後は現金も大きく積み上がってくる可能性があります。
今後の現金保有額の増加に非常に期待ができます。
「フジ・コーポレーション」の当期純利益は上昇中か?

当期純利益は安定上昇です。
「フジ・コーポレーション」の当期純利益は安定上昇です。
過去最高を毎年更新しており利益は安定して上昇しています。
売上、営業CFも増えており、業績推移は素晴らしいですね。
今後の成長力にも期待できますね!
【まとめ】「フジ・コーポレーション」は10年連続で増収・増益の非減配企業
安定配当が魅力の企業です。
フジ・コーポレーションの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ▲ | 1.6% |
売上高 | ◯ | 増加傾向 |
営業利益率 | ◯ | 10% |
EPS(1株利益) | ◯ | 最高更新 |
自己資本比率 | ◯ | 70% |
1株配当 | ◯ | 20年以上非減配 |
配当性向 | ◎ | 20% |
営業キャッシュフロー | ◎ | 急上昇 |
現金など | ◯ | 上昇傾向 |
当期純利益 | ◯ | 過去最高 |
総評としては「好業績・安定配当・好財務の企業」です。
配当利回りが低く旨味がすくなく、景気敏感株でな点もリスク要因ですが、ここまでの業績や安定配当は文句なしです。
株価が下がってきた「押し目」には積極的に買いたい企業です。
【チャートは?割安?】「フジ・コーポレーション」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】株価はあがっていますがまだ割安です。
調査時点(22/8/26)では株価は1,245円。
株価は高値圏にあり、押し目を待ちたいところではあります。
しかし、決算や財務状況は素晴らしく、決算が良い今は買いたい状況です。
日本市場の暴落・調整時に一緒に落ちてきた所を狙いたい銘柄です。
※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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