株式投資・金融知識

【営業利益率45%】「オービックビジネスコンサルタント(4733)」は「勘定奉行」など会計ソフトを展開!株価は?投資すべき?

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「オービックビジネスコンサルタント」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
オービック(4684)のグループ企業(持分法適用会社)です。
※以下、通称であるOBCと呼称します。

OBCは中小企業向けの「基幹業務システムパッケージ(奉行シリーズ)の販売・開発」を中心とした企業です。

一見競合に見える他サービスも大企業はOBIC7個人事業主はfreeeといったような住み分けがあるなか、
OBCの奉行シリーズは中小企業をターゲッとしています。

以下Tweetはオービック(4684)のものですが、特性が同じなので参考までに掲載します。

プラズマコイ

優れた利益構造で安定業績の企業です

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

「OBC」は「奉行シリーズ」の会計ソフトを開発・導入する企業

奉行シリーズの導入や保守がメイン

売上の64%は継続的に入る収入です。

「OBC」の事業利益は主に「勘定奉行を中心とした奉行シリーズ」から生み出されています。
年間のソフトウェア使用料や定額の保守料をあわせてストック収入が全体の64%という安定ビジネスを展開しています。

一度導入してしまえば離脱率が低いサービスであるため、新しい中小企業に積極的に導入を進めながら、顧客数を増やして収益をあげていく事業モデルです。

顧客満足度や導入数で数々の1位を取得している

「OBC」は「奉行シリーズ」を中心とした会計ソフト企業
健康機器、医療機器、半導体装置用電子ビームユニット、計測機器、計量機器、DSP機器など様々な計測機器を製造している。

海外展開はしておらず基本的には国内のみでビジネスを展開しているます。

OBCの主な事業セグメントは2つ

  • プロダクト
    奉行シリーズなどソリューションシステム、関連機器の販売
  • サービス
    定額の保守サービスなどアフターフォロー用のサービス

時価総額は調査時点(4/21)で「3,242億円」ということで中型株ですね。
PERは26.3倍と一般的にはそこそこ割高です。

今回は「OBC」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。
※プラズマコイ調査のため事実と異なる内容の可能性があります。

「OBIC7」と「勘定奉行」の違い

ちなみにオービック(4684)の「OBIC7」と、OBCの「勘定奉行」の違いは、
OBIC7は「低機能・カスタマイズ可能」勘定奉行は「高機能・カスタマイズ不可能」ということです。
こちらの記事を参照しました。

OBIC7は企業内の他システムとの連携カスタムが必要な大企業向け、
勘定奉行はパッケージとしてカスタム無しで導入できる中小企業向けという位置づけです。

「OBC」のPER推移を見る


PERは割安水準です

この株の「割安度」の判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ割安になっている場合があります。

「OBC」の調査時点のPERは26.3倍。
過去をみると現在のPERは割安に見えます。

2021年は26倍までさがることはなく、ここ数年は30倍、40倍台をつけることが多かったので割安水準と見ています。

「OBC」の配当利回りをみる

利回りは低いですね。

「OBC」の配当利回りは直近予想では1.6%です。

過去は2%以上の配当利回りがありましたが、安定業績から人気がたかまり利回りが低下しています。
ある程度成長力もあるので安心して持てる企業ですね。

株主優待はクオカード

株主優待は使いやすいクオカードです♪

保有株数優待品
100株~1,999株3,000円相当の「オリジナルQUOカード」
2,000株~19,999株6,000円相当の「オリジナルQUOカード」
20,000株以上9,000円相当の「オリジナルQUOカード」
公式サイトより引用

「OBC」の売上(上昇トレンドであるか?)

売上は安定上昇です。

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「OBC」の売上は右肩あがりを続けています
2021年のコロナショックも-2.7%でクリアできており、平時であれば右肩あがりで売上は伸びていっています。

「OBC」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)

営業利益率は45%!!

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種や年度で異なりますが、日本企業の平均は4〜7%ほどと言われています。
「OBC」の営業利益率は45%程度と非常に高いです。

OBCの最大の特徴は高い営業利益率です。

売上の64%がストック収入というのもありますが、手がかからず丸儲けになっている要素が大きいと言えます。

営業利益率45%はそれほどビジネスに強みがあるということです。
会計パッケージソフトという高度な専門エリアでは参入障壁が非常に高く、競争優位性があることがわかります。

「OBC」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは増加傾向です

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。

「OBC」のEPSは上昇傾向。
毎年着実に増加しています。

「OBC」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率は80%ほどを維持

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「OBC」の自己資本比率は80%程度です。

無借金で自己資本比率としては全く問題ありません。
優良な財務状態で経営ができています。

「OBC」の配当金(上昇傾向か?)

配当金は連続増配です。

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「OBC」の配当は連続増配です。
配当は毎年維持か増加していますね。

2023年の予想も1株70円と配当維持の予想です。
安定配当を続けられています。

「OBC」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)


配当性向は40%目安です

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「OBC」の配当性向は40%が目安です。
配当性向としては高くも低くもない状態で、問題ない水準かと思います。

配当性向は徐々に高くなってきていますね。

「OBC」の営業活動によるキャッシュフロー


営業CFは安定増加です。

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「OBC」の営業CFは安定的に増加しています。
非常に力強く右肩あがりを維持しています。

営業CFは2022年は大きく増加しています。
今後も100億円は堅い水準として維持してくれるでしょう。

「OBC」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)


現金は増加中です。

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」もの。
貯めすぎは良くありません。

「OBC」の現金は2021年終了時は1244億円程度です。
総資産が約1700億なので7割が現金資産ということになります。

非常にキャッシュリッチな企業ですね。
現金の使いみちがなさそうなので配当性向を上げて増配というシナリオも考えられます。

「OBC」の当期純利益は上昇中か?


当期純利益は上昇中です。

「OBC」の当期純利益は上昇中です

2022年に100億円を大きく超えてきました。
2023年も微増ですが着実に利益を伸ばしてくる予定です。

【まとめ】「OBC」は利益が増加している高利益率企業

プラズマコイ

非常に安定感が強い企業です

OBCの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り1.6%弱
売上高上昇傾向
EPS(1株利益)上昇傾向
営業利益率45%
自己資本比率80%
1株配当連続増配
配当性向40%
営業CF安定プラス
現金などキャッシュリッチ

総評としては、安定感がある人気の企業です。

投資指標としてはPERも高く、配当利回りも低いのでベテラン向きの銘柄でしょう。

業績はある程度安定していてPERも過去に比べると26倍程度と割安なので、キャピタルゲインを狙う株だと思います。

「OBC」の今後の株価は?買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【買い】業績はOKだが売り込まれています

この記事の執筆時点では株価は4,300円。

株価はコロナショック水準まで売り込まれています。
4/21の決算は実はそこまで強くなかったのですが、この水準なら買っても良さそうです。

2023年はインボイス制度の本格導入など会計系のソフトウェアの需要はたかまると思うので思ったより強い数字がでてくれることを期待しています。

※本記事は特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。

本ブログは株式投資から経済を学ぶブログです。応援クリックをお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 成長株へ にほんブログ村 株ブログ 高配当株へ ← ポチッと応援

個別株の分析に興味がある人におすすめの記事

この記事をご覧のかたで、個別株の分析に興味がある方におすすめのツールがあります。
マネックス証券の「銘柄スカウター」を使った株の分析方法を解説しています。

【使い方11選】株の分析ツールは「マネックス証券の銘柄スカウター」がおすすめ!【初心者でもすぐできる】 プラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)今回は僕が普段やっている「ファンダメンタルズ分析」の方法を紹介します。 僕は...

マネックス証券なら「企業の分析」が簡単にできる

上の記事でも解説していますが、プラズマコイが分析用に使っているツールはマネックス証券の「銘柄スカウター」です。
以下の項目がわかりやすくて気に入っています。

  1. 企業の業務内容・サービスの概要がわかる
  2. 企業がどんな事業セグメントを持っているかがわかる
  3. 直近の決算短信などのIR情報にすぐにアクセスできる
  4. 各年度ごとや四半期ごとの業績推移が見やすい

口座開設は無料で「1株の単元未満株でも買付手数料が無料」なのも魅力です。
口座開設がまだの方は開設して株の分析を楽しみましょう!(^^)!

関連コンテンツです。

円安時に業績を伸ばしそうな日本株の好業績企業をピックアップしています。

【円安銘柄】海外売上比率50%以上の増益・増配株60銘柄【日本株】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 今回は日本株で「海外売上比率が50%以上」の有望企業をチェックします...

日本株で連続増配の優良企業60銘柄と、注目の企業をピックアップしました。

「連続増配株ランキング」ベスト60銘柄[2022年]の割安度をチェックする【10年以上 連続増配】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 今回は、日本株の「連続増配ランキング」ベスト60の割安度を独自にチェ...

連続増配株を中心に野球の打線を組み攻守のバランスの良い高配当ポートフォリオを作りました。

【決定版】高配当株で野球の打線を組む【攻守に優れた高配当株9選+12選】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 先日、投資家バクさんが高配当株で野球の打線を組んだ場合の企業イメージ...

高い営業利益率と高い自己資本比率を持つ安定高配当株を紹介しています。

【優良銘柄】高い営業利益率&高い自己資本比率の高配当株30選 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 今回は、営業利益率が高く、自己資本比率も高い、業績・財務が安定してい...

2022年の投資環境を考慮したディフェンシブなおすすめポートフォリオを紹介します。

【2022年の投資戦略】攻守のバランスを考えた「日本株30選」厳選ポートフォリオを設定【今年の主軸銘柄】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 2022年は米国の長期金利が上昇するため「バリュー株の年」と言われて...

割安高成長の銘柄をピックアップしました。

【2022年はバリュー株の時代】割安で高成長の日本株32選【テンバガー候補の注目10銘柄】 プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 2022年は米国の長期金利が上昇するため「バリュー株の年」と言われて...

高齢化社会に向けた注目銘柄です。

4/20更新【高齢化社会】看護・介護・通院関連の企業株おすすめ13選!いま投資すべき会社を探す! プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim 今回は高齢化社会に伸びそうなの銘柄をいくつかピックアップして、業績が...

物流関連の銘柄をピックアップしました。

【22年8月更新】物流銘柄19選!注目の物流関連の銘柄をピックアップ プラズマコイです(^^) SNS: PostPrim ※2021年8月14日に公開した記事を2022年8月21日版に更新し...