【書評】幸福のための人間のレベル論 – 自分の行動は自分で決めるという事

読書
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こんにちは、プラズマコイです。
今回は「幸福」「人間レベル」というなかなかエッジの効いたテーマの本を読みました。

内容が非常に共感できるのと、著者の書き方が適度に親しみやすく、また文中のイラストや表現もかわいいキャラクターになっていて、かなり受け入れやすくなっています。

また、著者の藤本シゲアキさんの経歴が、
バンドマン → ホスト → 女性向けの恋愛カウンセラー
ということで、比較的女性向けな色が見えますね。

ただし、私が読んでみても非常にためになりましたし、結果としては男女を選ばない内容となっています。

大前提として、人間レベルは優劣ではない

著書内では「人間レベル」は人の優劣ではないと記載されています。あくまで幸福度のレベルであるというわけです。

そして、幸福度のレベルが高いと、人や社会に愛を持って貢献できるというのが人間レベルであると書かれています。

本書のレベルでも最高位がお釈迦様フィールドでもあるように、仏教の教えとかなり通じる部分もあるように感じました。

人間のレベルは9段階のフィールドがある

人間のレベルは9段階あり、ざっくり言いますと、悪い人から良い人の成長段階のようなものですね。

2:8の法則がここでも

世の中のいたるところで2:8の法則がありますが、ここでもその法則が当てはまりそうです。
この2:8の法則は、

  • 2割の人が「気づいているステージ」・・・幸福でポジティブ
  • 8割の人が「気づいていないステージ」・・・不幸でネガティブ

ビジネス界で成功している人でも、気づいてない人の場合がある

気づいていないステージは社会的地位と絡んでくる場合もありますが、ハリネズミフィールドの例などもあり、お金を持っている人が人間のレベルが高いわけではありません。

仕事では向上心や競争心の高さから目標を達成して出世したり独立したりすることがある

文中より

仕事では役職ついている人間も多く、〜〜〜

人から馬鹿にされることを極端に嫌う傾向にある〜〜〜

判断基準としては人を見下さないか、全ては自己責任であるとわかっているかである。

文中より

よく、ワンマン社長やオラオラ系の社長などが良い例かと思いますが、人を見下している人など、中々人がついてこない人はこのパターンかもしれませんね。

ハリネズミフィールドとは?の詳細は書籍でお楽しみください(^^)

気づいているステージとは

気づいているステージの人は、幸福度が高く、毎日人生を楽しく過ごせるようになります。そしてこのステージの人は、自分で自分を満たすことが出来ているので、周囲の人に何かを求めるというよりは、感謝や敬意を持って接することが出来るようになります。

しかし、私が思うのは、人は弱い生き物なので、油断したり、時と場合によって、すぐに気づいていないステージに逆戻りします。

気づいているステージの人は何が違うのか?

気づいているステージの人は”何に気づいている”のでしょうか?
それは「結局の所、なるようにしかならない」ということです。

世間体や他人の評価を気にするあまり、その期待に答え続けるために、鬱になってしまったりする人は多いです。

自分で行動を選択しているか

気づいていない人は、労働者気質の人が多く、仕事でも言われた事をやるという、いわゆる「自分で選択をしていない」状況になります。そうすると業務量が増えると、鬱になったり、怒りっぽくなったりします。

逆に気づいている人は、行動はどんな事であっても自分で選択するので、例えば業務で問題や本意ではない状況になっても

  • これは自分にとってどのような学びになるのか?
  • これは自分の行動が招いた結果である(原因自分論)
  • 自分はどうなりたいのか、そのためにどうするべきか

を考え、行動する事ができます。

そうすると、周りの8割の人は、他人のせいにしたり、愚痴や不満を言ったりして、その上自分では行動しない人だったりしますので、根本的な考え方が、自分で選択するために行動する人、である気づいているステージの人とは違うので、話が合わなくなってしまいます。

これは、日本の教育が、言われたことをミスなくやるような人を育てるシステムだったからという側面もありますが、
だからといって自分がその通りに生きていく必要はないのです。

気づいているステージの特徴

気づいているステージは、基本的には自分でやりたいことをどんどんやる事です。

自己肯定感

世間の評価ではなく、自分の評価を高めることです。
そのために、自分はどういう人間か?どういう人生を歩みたいかをしっかり考えて、決意し、そこに向かって行動しなければなりません。これは色々なビジネス系の書籍でやりかたは書いてありますが、そういった努力から逃げているうちは、
自分で自分を褒められないのです。

やりたい事をやる(単なるワガママではない)

やりたい事というのは、かしこまった表現をすると「自分の信念」に向かって行動するということです。
これは、他の人からは単なるワガママと思われるかもしれません。

ただ、自己肯定感を高め、幸福度を上げるためには、楽しいことや、ワクワクすることをしなければなりません。
そこから、自身の成長や、自分で選択しているという実感、社会への貢献が生み出されて成果につながるのです。

やりたくない事をやらないメリット

世間体を気にせず、やりたくないことはやらないようにしましょう。自分が思っているほど、実は周りはあなたの事を気にしてませんし、実はそういう殻を破った価値観の違う人材を求めてたりもします。

やりたくない事を止めれば

  • ストレスがなくなる
  • 時間や効率のムダがなくなる
  • タスクが明確になる

その結果、
「人生が明るくなり → 生産性が上がり → 世界が変わる(幸福感が高まる)」
こういった結果になります。

本質的な意味で、やりたくない事とは

やりたくない事をやらないといっても、サラリーマンだったりすると、業務命令になったりすることもあります。それはストレスが多少かかるかもしれませんが、やりたい事かもしれません。そこの判断がなかなか難しい場合もあると思います。

その判断ポイントは、自分が設定したゴールに関係ないことはやらないということです。
逆に、ゴールが設定されていなければいけないということですね

人はできなかった時の逃げ道や、方向転換の言い訳を作っておきたいので、なかなか具体的な目標を決めません。

よく、3年後に年収○○○万円とかの目標を決めましょうとかが本に載っていますが、これは

  • そのためには、今の会社だとどうなれば良いのか?そのためには何をすればよいのか?
  • 今の会社が難しそうであれば転職をする必要があり、そのために身につけるスキルは?そのスキルを身につける方法は?

といった具体的な行動や努力を洗い出すことになります。

そしてそれは面倒ですので、多くの人は実行できません。
こういった努力で、どの努力であればできそうか?探して実施していくことが重要だということですね。

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